モモの京都・祭事日記

2010/4/~2011/3の京都日記を記載。
観光情報サイトと言うより、自分の記録帳です。

12月17日

2010年12月17日 | 12月
12/4~12/25  伝宗伝戒道場…【知恩院】
12/13~12/31 かくれ念仏…【六波羅蜜寺】
12/15~1/15  大般若飾り…【高台寺】
12/17        祈願大絵馬設置式…【下鴨神社】14:00


【南禅寺】→【南禅院】→【天授庵】→【金地院】

本日のテーマは【南禅寺】
紅葉の頃は大変な人出で、自転車ですら道を走れネーぐらいだったのに静かなもんだ。
【南禅寺】の山門が大好きで、何度も来ているのだが拝観料がかかる所は一度も入ったことがなかった。
あ、その山門はいつでも登れるらしいけど、例によって高い所が大嫌いなので私は行かない。
ホント、呑気に登って眺望を楽しんでる人って凄い。下から見ていてもアワワ…て思う。


【南禅寺】
12:10着。拝観料500円。
靴を脱いで上がり、スリッパを履くのだが私はスリッパの存在に気付かず、も~~~、冷たい板の間を歩いた。
お腹痛くなるかと思ったぜ。みんなぺたぺたスリッパで歩いていて羨ましかった。

かなり広いなぁ。500円は妥当だ。枯山水のお庭がたっくさん。
しかも建物の中には狩野さんの襖絵なんかがズラリ。
探幽さんの“水呑みの虎”とか。寅年なもんで、虎は好きです。そんだけ。

とにかく隙間がありゃあ庭を造る、みたいな。


庭の、造られた自然も好きなんだけど、私は渡り廊下って建築物が好きだ。T字だったりL字だったり。


私が入った時は人は少なかったんだけど、最初の庭園を見ている時に団体さんが到着。
ギャッ! て思うぐらいの人数で困った。こんな寒い時におばあちゃん…お元気でなにより。
それでも混雑は一時で、ほぼ自由に写真は撮れた。



【南禅院】
有名なレンガアーチをくぐった先の階段を上ると、入口がある。
拝観料300円。庭をぐるっと回って見る。建物の中は入れない。
いや~、なんか寂しいな。
枯山水って春夏秋冬いつ見てもいいが、回遊式とか木々を主役とした庭って…この時季は寂しい。

ここはですねぇ、紅葉の時とか春に来ないと意味がないですねぇ。





とにかく寒くて寒くて。地味~に見て終わった。あまり感想はない。


【天授庵】
拝観料300円。こちらも見られるのは庭園のみで、建物の中には入れない。奥の部屋いい感じなんだけどなー。


ここも紅葉の時に来ないとあんま意味がないよーな。正直。


あ、でもここは“反射”が良かったな。ガラスに描いた絵じゃないんですよ、窓に映った外の風景でござんす。


もの凄いコバルトブルーさ。


【金地院】
拝観料400円。
ここも庭園を見るのが基本で、方丈のみ靴を脱いで上がることが出来るがあとは外をさくさく歩く。
“明智門”というそのまんまの名前の門(光秀さんが母親の菩提の為に造らせたそうな)をくぐって、小さい弁天池を見る。
道順通りに歩いていると、なんとまぁいきなし鳥居出現。ちなみに手前には手水舎もある。

一切事前の勉強もせずにここへ来たのでビックリしたのだが、あ、東照宮なんですね。
家康さんの遺髪を納めているんだそうな!
↓パッと見、地味なお堂なんだけど近付いて中を見ると、三十六歌仙の絵が掛けたあったり、
 天井にゃ龍が描いてあったり凄いゾ。天井の鳴き龍はこれまた狩野探幽さん筆、だそう。

横に回って、奥の側面を見ると、昔はさぞや鮮やかであったでしょう、彩色が褪せた壁。


庭や東照宮を見ている時は、だ~れもいなかったのに枯山水のある方丈へ着いたら、
なんか人が2,3人いてホッとしたような気分になった。あまりに静かなもんで…。



ふむ、結論。
【南禅寺】以外は紅葉の時季に来ないとあんま楽しくない(観光客としての普通の感想だと思う)
どうだろうか、雪とか…梅の頃は楽しいかな?
あ、春も凄いヒトでしたよ。やっぱ庭園は春と秋だけなのかなー。夏の青紅葉も良かったけど。
今の時季が一番面白くないのかも。。

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