モモの京都・祭事日記

2010/4/~2011/3の京都日記を記載。
観光情報サイトと言うより、自分の記録帳です。

12月7日

2010年12月07日 | 12月
12/1~12/8   成道会…【萬福寺】
12/4~12/25  伝宗伝戒道場…【知恩院】
12/7~12/8   大根焚き…【千本釈迦堂】10:00~16:00

【地蔵院(竹の寺)】→【鈴虫寺】→【月読神社】→【松尾大社】→【時雨殿】→「嵐山」→【御髪神社】

本日も、千葉から来たHを案内。本日は嵐山周辺。
いつもなら1時間掛けて自転車で行くが、今日は40分掛けて電車で。
前日より気温が下がって寒かったー。ダウン着てもいいくらいだった。

阪急「上桂」駅から歩いて15分。
【地蔵院】
10:34着。
別名「竹の寺」とも呼ばれるように、竹林が広がる。
拝観料は500円だが、ここはまだ料金は取られないので撮影者が常時いた。

↑の奥に見える門から奥に入ると500円。あ~、それにしても美しい。
紅葉の木はほとんどないが、竹の青さに掛かる黄色がいいわ。
紅葉最盛期の時に来たら、どんなにか美しかったろうか! でもこれでも十分満足。

竹林のあいだの参道を進むと本堂。

その右へ行くと、庭園が見える方丈があって、靴を脱いで上がるのだがそこは撮影禁止。
抹茶も頂け、十牛図の屏風が飾られるいい場所なんだが…。

帰りの道もいい。行きにくぐった門を裏から。


そこから歩いて10分も掛からない所に、お坊さんの説法が面白く鈴虫がリンリン鳴くので有名なお寺がある。
【鈴虫寺】
11:00着。
あー、懐かしい~~、中学の修学旅行で来たここ。
ほとんど記憶にないが、お坊さんがお釈迦さんの写真を逆さにして「逆さにしてしゃかしゃま」と言ったのだけ覚えてる。
なんか、そういうギャグを織り交ぜてありがたいお話をしてくれるお寺なのだ。

階段を上がった先にお堂があって、そこで拝観料500円を支払う。
靴を脱いで上がり、すぐ先のお座敷に机と座布団があって、入った順から詰めて座り、
お茶とお菓子を頂きながらお坊さんの話を聞く。

入った時は既に講和が始まっていたが、席の半分が埋まっている程度。
しかし次から次へと人が入って来て、お話が終わる頃には満席。
途中から入った人は、次のお話をまた最初から聴くことが出来る。
20分くらいのお話だろうか。あまりに暖かいお部屋なので思わず眠くなってしまったが。

で、そのお茶受けのお菓子なのだが、四角い砂糖菓子と言うのだろうか、「寿々むし」という名のお菓子で、読み方は「すずむし」
「沢山鈴虫を飼っていますが、死んでしまう鈴虫も数多くいます。
 その鈴虫の供養として、すり潰してですね、こうしてお菓子にしている――
 という噂がたっているようですが、決してそんなことはありません」
なんて。
ビックリしたわ。信じてしまいそうになったわ。食べちゃったよ…とビビったわ。


後でここを出た時、外で行列が出来ていてビックリした。
次の回を待つ人らしい。マジか。外で待ってるのか。
「行列の出来るお寺、なんて」とかお坊さん言ってたがホントだな。
紅葉の時期や土日、GWは3時間待ちだって…。
そこまで待ってでもお話を聞きたいと思うのだから、凄い。まだまだ日本人だな。

で、お話の後に黄色いお札を購入出来て、これが一個300円。
私は買わなかったが、お座敷にいた人の半分以上の人が買っていたと思われる。
儲かってるなぁ

お話の後、ちょっとした庭を散策。展望所があって、京都タワーが見える。

庭園の中に、なんの建物なのか…? いい雰囲気の小屋があるんだが中には入れない。

敷地的には広くは無い。庭園を見るとか建築物を見るとかというより、やはり説法を聞きにみんな来るらしい。
こちらの地蔵さんはわらじを履いている像で、とても珍しいそうな。
わらじを履いているということは、祈願した人の家までわざわざやって来てくれてお願い事を叶えてくれるとか。

入口の階段上がってすぐの所にあって、あまり広くない踊り場のような空間にこのお坊さんがいるのだが、
拝む人も多くいるので混雑。やはり先頭で拝みたいから、なんとなく列になって並んでいる。
お坊さんが言っていたのだが、家に来てくれるのだからちゃんと住所を言わないといけないんだってさ。
私はペットの犬の長命をお願いしましたとも。


【月読神社】
【鈴虫寺】から歩いて10分かそこらかな。こじんまりとした神社。

↓願掛け陰陽石。

まぁ感想は特になし。

更に歩いて。Hと私は歩くのが平気なので、おしゃべりしながらぽくぽく歩いちゃう。
これも【月読神社】から10分くらいかな。
【松尾大社】
12:04着。
舞殿に大きなうさぎの絵馬が。もう寅年も終わりか~。


むちゃくちゃ綺麗な紅葉の木があって、撮影者が絶えなかった。


「松尾」駅から電車でひとつ先阪急「嵐山」駅で下車。
渡月橋を渡り、昼食をそこらで食べ、【天龍寺】のすぐそばの【時雨殿】へ。
【時雨殿】

13:50着。
入館料800円。ハハハ。
ここはねぇ…なんでしょうね? 対象年齢は何歳なのか、よく分からない。
ええと、まず建物の中に入ったらお金を払って靴を脱ぐ。
大きな手荷物や、飲食物、そして靴はロッカーに預ける。
とにかく食べ物を落ち込むな! というようなことが強く書かれている。ガムもダメらしい。
で、1階はパネルなどの機械部屋。
入口でDSを受け取って、奥の部屋でそれを使って遊ぶ。DSを使用出来る時間は20分。

足元の巨大モニタに、京都の街の俯瞰図が現れれて、その上に立ってDSを操作する。
立った場所はどこなのか、とか、地名を選ぶとそこまで案内してくれたりする。


5分位で足元の画面が勝手に変わる。今度は百人一首取り。
DSの画面に現れる歌と同じ札を選んで上に立ち、タッチペンで画面を叩くと獲得! とかなる。

はぁ、説明めんどいや。案外20分て長くて、飽きたので15分くらいでやめる。
DSを返却し、次の部屋へ。
そこには円柱型の機械があって、てっぺんが画面になってる。そこでなんかゲームが出来る。

この辺も説明がめんどいからいいや。

その向かいに、御簾と小部屋があって、そこに座ると画面の向こうの人(清少納言?)とかるた取り対決が出来る。
この御簾とかはとてもいいが…。

Hとお互いに「やりなよ」と言い合いながらもやるには掛かりの人に一声かけないといけなくて、やはりめんどいのでパス。
フーンとか言いながら1階は終わる。

2階の方が私としては楽しかったな。
なんでも百人一首大会が行われるお座敷らしい。
そこに、三十六歌仙の方々の等身大(?)人形があーるっ!(テンション↑)

一番奥に座ってるのが藤原定家さん。なるほど選定してるわけね。

その手前から時代順に並んでる。面白いなコレ。
五節の舞みたいな恰好をしているこの人は伊勢さん。

お、こちら公任さん。左の白いのかぶっているのが遍照僧正。

近くによってそばで見たい! でもこの畳の部屋は入室禁止。
面白い面白いと思って見ていたら、この人形! 「風俗博物館」のだって!
特別協力、と書いてあった。わーお!

これらの手前に、ガラスケースに入った古いかるたが展示されている。
江戸時代のかるたとか…。凄いな。

ふうん、まぁこれだけパネルだ何だと機械使ってれば800円位取るだろうね。
でもある程度年齢が達したら、さほど楽しめない場所だね。子供さん用ですな。
修学旅行生とか来るんだろうか…?
私たちが入った時は、他にお客さんはたったの2人。どうなのだろうか、ここは。
採算取れてるんだろうか…と要らない心配をしてしまう。
ここまでするんなら、もうちっと公式サイトを充実させた方がいいんでないか。
何があるのかさっぱり分からんよ、このサイトでは。サイトはこちら

注!!時雨殿は2012年3月にリニューアルしました。上記の情報はリニューアル前のものです。


「嵐山」の、竹林。



【野宮神社】
軽く御挨拶。ちょうど御祈祷が始まったので、神主さんが本殿の方へ入って行った。

この神社は小さい割に参拝者が多いなあ。

この神社から【大河内山荘】の前を右に曲がった先に、これまた小さな神社がある。
【御髪神社】

その名の通り、髪の毛関連の神社。
絵馬が面白い。なるほど美容師さんらの願掛けもあるが、「ハゲが治りますように」とかがザラにある。
わたくしも、髪が細いので将来が心配であるもんで、神様にお願いしといた。
頭髪に自信が無い方、どうぞ嵐山に来たらお参りやす。
【天龍寺】の前から徒歩15分くらいで、竹林をブラブラ歩いたらすぐだ。


嵐山では食べ歩きなんかも楽しくて、コロッケ屋さんも多くある。
でも観光用のそういうお店より、やはりお肉屋さんの方がなんとなく美味しそうなのだ。
一番栄えた嵐電の「嵐山」駅ではなくて、JRの「嵯峨嵐山」駅の方の道にある、「中村屋総本店」さんがおススメ。
コロッケ70円、ウインナカツ110円など。

そのお店のすぐそばに、ロールケーキ屋「Doppo」さんがあって、ここで一服。
コーヒーとロールケーキで450円。パンも売ってる。

抹茶ロール(奥)と、ショコラロール(手前)


暗くなる前に帰宅。

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