Saya Cinta Malaysia

I love malaysia. 愛してやまないマレーシアの今の旅、そして昔の旅を綴る、旅と心の記録です。時々台湾も。

マレー人に案内してもらった和歌山旅

2018-07-16 | 【日本】和歌山 2017
2017年8月、何年ぶりか思い出せないくらい久しぶりの国内旅に出かけました。行き先は、和歌山。

    

西日本にはほとんど行ったことない私が、なぜ和歌山かというと。ハムザは大学・大学院の留学時代を和歌山で過ごし、日本での故郷というほど和歌山が大好きです。彼は日本に10年以上暮らしたのですが、そのほとんどを和歌山で暮らしているのです。そのハムザが、仕事で大阪と和歌山に来ることになり、少しプライベートの時間もあるということで、せっかくだから案内をしてもらうことになり、初めての和歌山訪問となりました。

待ち合わせは関空。ハムザがマレーシアからやって来る日に合わせて私も飛行機で関空に降り立ちました。羽田ではなく関空であの人を待つ時間はちょっと不思議な感じでした…。

    

和歌山ではレンタカーを借りてくれて、初めて来た私のために色々なところに連れて行ってくれました。西日本にとにかく疎い私、高野山が和歌山にあるということを、高野山に行く日に知りました…。時を何百年も飛び越えたような場所で、すごーーーーく良かった!!

    

        

高野山から宿に帰る道沿いにはキラキラと川面が光る清流があり、途中で車を止めて、ハムザは泳いでいました。気持ちよさそうだった。とても暑い一日だったので、私も裸になれるものなら泳ぎたかった~笑。

        

宿泊したのは和歌山駅の目の前だったので一応都会ではありましたが、少し行けば海があり、そして山もあって自然がたくさん。こんな良い所で日本での学生生活を送っていたんだなと思いながら3日間を過ごしました。ハムザはマレーシアでも海沿いのカンポンで育ち、今も自然が多いところが大好きな人。和歌山は、日本にいてもマレーシアのカンポンを思い出せる場所だったのだろうし、きっと彼がのびのびと暮らすことができたのだろうなぁと思いました。

きっとこれから先、ハムザと結婚してからこの和歌山を一緒に訪れることがまたあるのだろうと思います。私にとっても日本で好きな場所となり、また行ける日がとても楽しみです。
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台南で見つけたオンデオンデ

2018-07-06 | 【Taiwan】台南 & 安平, 台北 2014
今日は、マレーシアではなく台湾で、マレーシアのクエ「オンデオンデ」を見つけた話。

台湾には、インドネシア人が多く住んでいます。以前、台北のモスクに行った際にもインドネシア語の注意書きが書かれていたり、台北でリトルインドネシアタウンを見つけたりしました。平日は開いているお店は少ないものの、土日となると台北中のインドネシア人が集結してる?ってくらいな人出の多さでした。

この台南の旅でも、台南滞在最終日に朝の散歩をしていたら、インドネシア食材や雑貨を売るお店を見つけました。台南駅前のメイン通りからそんなにかからない通りにインドネシア料理のお店や雑貨店などがいくつか並び、明らかにインドネシア人と思える出で立ちの方が歩いているのです。最初に見つけた時には、「おおおっ!トゥドゥンを巻いた女性がいるっ!!」と興奮し、皆さんが吸い込まれていくお店に一緒に吸い込まれた私です。

        

看板は「INDO」となっているのですが、お店をのぞくとインドネシア料理のお店。お客さんもインドネシア人がほとんどいった感じでした。雑貨屋さんにはインドネシアの雑貨や食材が並び、インスタントミーゴレンやサンバルテラシなどが売られていて、バハサの表示を見るのも楽しかった。そのお店の一角にマレーシアでも良く見るカラフルなクエ(お菓子)が色々と売られていて、好物のオンデオンデを発見。というわけで、買いました笑。

    

この時の私は10カ月マレーシアに行っておらず、そして、先の自分の身体や仕事の状況も結構不透明で不安ばかりな時だったので、次はいつマレーシアに行けるのかということが分からない状態でした。それもあって、オンデオンデを見つけた時は懐かしいマレーシアを感じることができてとても嬉しくなってしまい、即買いでした。オンデオンデはマレーシアとインドネシアで味や素材の差などはないようで、マレーシアの味と同じくとても美味しいオンデオンデでしたよ。

どうやらこの台南のインドネシアショップ、台北と同じく週末になると活気づくのか、平日はお休みしていたりすることも多いよう。週末のインドネシア人達の憩いの場所なのでしょうね。次回台南に行く際はまた行ってみたいし、今度はご飯も食べてみたいなと思ったり。台湾に行ってわざわざインドネシア料理?って感じですけど(笑)、きっと美味しいのではないかなと思うのです。食べられるといいなぁ。
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結婚指輪もやっぱりマレーシアにこだわりたい、と思ってしまうこと

2018-06-25 | マレーシアを想う
皆さんは、御結婚される際にどんなことを基準にして結婚指輪を選びましたか?

私はもともと結婚そのものにずっと興味がなく、何なら一生独身でもいいくらいに思っていました。それは母親の教育方針や自立の過程で様々なことがあり、正直、結婚への意味や意義を見いだせなくなっていたからです。でも、イスラムに改宗をして結婚という概念に対して少しずつ心境の変化が生じ、そしてハムザと出会ったことで、結婚という道を選ぶこともいいなと思えるようになりました。

そんな私でしたので、結婚にまつわって生じる様々なことにこれまで興味がなく、当然ながら結婚式やウェディングドレス、婚約指輪や結婚指輪とか、正直皆さんがどんなふうに選んだりしてるのか全く分からない…という感じ。でも、結婚に重きを置くマレー人であるハムザと結婚する以上は、結婚式や指輪とかを「興味ないから」とすっ飛ばすわけにもいかず…。最初は「やっぱりやるのよね…」という感じで、女性なのに(笑)あまり乗り気ではない私でしたが、ハムザと相談を進めていくうちに、こういう準備も好きな人と一緒ならとても楽しいと思えるようになり、同時に、結婚に際して行う諸々のことは、やはり意味があって行うものだと思うようになりました。特に、イスラムに関わりのあることについてはしっかりやりたいと思うように。

今私が一番、ハムザと一緒に考えることができて良かったと思っていることが、結婚指輪のことです。最初にハムザと結婚指輪について話した時、「指輪は一緒に選ぼう。」とわりと強い意志を感じる口調で言われ、「指輪は大事なのね…。」と思ったのです。その後、ハムザはデザインやらのこだわりはほとんどないものの、男性から女性に指輪を渡す意味について、重きを置いていることが分かりました。「気に入ったものを身につけることも大事だけれど、財産にできるように、何かの時はお金に換えることもできるように、という意味で女性にゴールドのものを渡すのがいい。」と言っていました。

ただ、私が金属アレルギーでゴールドがあまり体質に合わないので、プラチナのもので私が気に入るデザインで、ということまではまとまり、ハムザが東京に来るタイミングで一緒に買いに行こうとなりましたが、8月に執り行うニカー(イスラムの婚姻誓約儀式)の日までに用意をしたいので、まずは私が一人で先に下見に行くことに。先日、友達についてきてもらい(一人じゃよく分からず不安なので)、ティファニーやブルガリなどで、いくつかいいなと思うデザインのものを見せていただきました。お値段ももちろん高いので、実際につけてみたらそりゃあ素敵だし、これならハムザにも似合うなぁと思うものもいくつかチェックできました。これはこれで楽しく意義ある時間だったので、やっぱり下見は行ってみて良かったと思います。

でも、帰宅してから色々考えて。そもそも私は、どうして結婚指輪をつけたいのか?どんなものを身につけていたいのか?ハムザと一緒に身につける、ということにどんな意味が生じるのか?といったことを色々考えました。色々考え、私はやはり、私が愛しているマレーシアにこだわりたい気持ちがあることに気が付きました。ティファニーやブルガリはもちろん素敵だけれど、アメリカやイタリアは私には何の縁もゆかりもないブランドで、もちろんハムザも同じです。ハムザからいただけること自体はとても嬉しいことだけれど、マレーシア人のハムザと結婚をするのだし、私は今までこんなにもマレーシアにこだわって生きてきているのだから、これから身につける最たるものとも言える結婚指輪は、マレーシアにこだわったものにしたいな、と思いました。

マレーシアにこだわった指輪って?と思うけれど、たとえばマレーシア人がデザインしているとか、マレーシアで売っているブランドとか、そこはまだ漠然としているのだけど、そこに何かひとつでも「マレーシア」が関わっていることが私には大事なのかも、と。きっとマレーシアにこだわって選んでいく過程の中で、ピンとくる瞬間があるのではないかと思いました。その気持ちに気がついてしまったので、それをハムザに正直に伝えました。自分が大事にしていること、こだわっていることが似ている私達なので、そこはあまり多くを語らずともハムザは理解をしてくれて、こういう気持ちを話してくれたことに対してお礼を言われました。最初はなんとなく義務感みたいな感じで考え始めた結婚指輪選びでしたが、こうしてハムザと同じ価値観を共有できていることを改めて感じることができ、とても幸せな気持ちになりました。お礼を言われてしまったけど、お礼を言いたいのはこちらのほうでした…。

結婚指輪は、ハムザにマレーシアで選んでもらってニカーの際に東京に持ってきてもらうことに。なんとなくは「こんなデザインのものがいいな」と伝えているので、あとは彼なりにお店で色々見てくれて、きっと素敵な指輪を選んでくれるだろうなぁと思っています。実際に身につける日もとても楽しみですが、ハムザの色々な気持ちも知ることができて、私にとってこの結婚は、色々なことを知る機会を得られるとても良い時間となっています。
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王道観光して喧嘩した日

2018-06-19 | Melaka & Sugkai, KL 2016
このメラカ滞在では、久しぶりにメラカタウンにほど近いバスターミナル「メラカセントラル」のそばに滞在をしました。この時、会って1日目にハムザの車が故障し…。でも、幸いなことにメラカセントラルからタウンまではバスが頻繁に出ているので、車を使わない一日を楽しむことに。タウンは人が多いし暑いしで、メラカに来ても私は避けていることが多かったから、久しぶりの、メラカ観光といえば的な王道な過ごし方をしました。

川沿いを歩いて、でもやっぱり人混みが苦手な私達なので、結局人の少ない川沿いに置かれている椅子に座っておしゃべりをし、ひょいっと横の建物から出てきたおじさんに話しかけられる笑。バジュクルンを着ていた私を見て、おじさんは私達をマレー人カップルと思っていたようで、ハムザが説明したら、日本から来た一風変わり者のマレーシア好きな私に興味を持ってくれて、面白ろかったのでした。

        

夕方になり、さあホテルがあるメラカセントラルまで帰らなくては、だったのですが…タウン中心部はとにかく人がすごくてバスは入ってこられないし、タクシーなんてそりゃあ無理だし…と思っていたら、ハムザがバスについて尋ねたおじさんが、もうトライショーの仕事を上がる、というタイミングで、「ちょっと外れのバス停がある通りまで帰るから、乗せてくよ~。」と(もちろん無料)。ありがたく乗せてもらって、運転しながらおじさんとハムザはあれこれ話し込んでいました。いつもあっという間に誰とでも打ち解けてしまうハムザと一緒にいると、こんなことばかりで本当に退屈しないのよね…。どんだけコミュニケーション能力に長けているんだろうといつも感心するわ。

バス停で降ろしてもらって、夕暮れ時のなか腰かけてぼんやりといつ来るのか分からないバスを待ちました。さっきまで歩いていたタウンの雰囲気とは変わり、普通のマレーシアのよくある景色を眺めてほっとしたり。私はつくづく観光地というところに向いていない。

    

メラカセントラル近くのレストランで夜ご飯となったのですが、食べ終わって、あー楽しい一日だった!と終わるはずが、なぜか喧嘩をした…笑。私達は、付き合ってからは喧嘩をしたことはないのですが、友達だった頃はちょこちょこと喧嘩をしました。人生について色々決めていかなくてはいけないタイミングがお互いズレていた時期が結構長くあり、それで相手の考えていることや行動の意味が分からない、ということで喧嘩をすることがあったように思います。喧嘩といっても激しく言い合ったりとかするわけではなく、どちらかが淡々と、自分の考えていることや感じていた不満とか疑問を相手に話す、という感じの喧嘩。

でも、私はともかく、ハムザはとても意志の強い人なので、自分で「こうしよう」と意志が固まらないと、何かを言葉に発することはありません。無責任になることは絶対に口にしないし、自分で決めるまでは行動しない人。喧嘩の半分くらいは、その意志の強さに対して、要は「あなたなんでそんな真面目なのよ!」的な感じで笑、私が不満をぶつける、ということだったかなぁと思います。

    

別にしこりが残ったわけではないけれど、ハムザとお別れして翌朝に一人で食べたこのナシルマッは、ぼんやりと「どうしたものかなぁ、この関係…」という思い出が残った味でした笑。
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マレーシア人は本当にそれぞれの宗教を尊重しているのか。

2018-06-16 | マレーシアを想う
マレーシアについて調べたことがある人なら誰しも、「マレーシアは多民族国家で、それぞれの宗教を尊重しあって仲良く暮らしています。」というマレーシアの紹介文をどこかで目にしたことがあるのではないでしょうか。政府観光局などを始め、マレーシアの魅力を発信する媒体などにはだいたい載っている文言です。

では、本当に彼らは「それぞれの宗教を尊重しあって仲良く暮らしている」のでしょうか。私が思うに、それは違うのではないかと。私もまだマレーシアを一方的に好きで、マレーシアの良いところばかりを見続けていた時には、この文言にあまり疑問を抱くことはありませんでした。でも、今ははっきりと分かります。この文言は間違っているし、そもそもの問題から目を逸らすための文言にすぎないのではないかと思います。

昨日は、イスラムの祝祭となる日「ハリラヤプアサ」でした。私は自分がムスリマになるまでは、ハリラヤはマレーシアに存在する宗教の祝祭のひとつとして捉え、自分がイスラムを信仰していなくても、そのおめでたい雰囲気は楽しみたいという気持ちから、ハリラヤをお祝いしたり、家でもハリラヤソングをかけてみたりしていました。そして、それはイスラムの祝祭に限らず、例えば華人のチャイニーズニューイヤーやインド系のディーパバリも同じくで、マレーシアに多く暮らしている民族の方達が祝う宗教イベントには何かしら興味を持って、友人にメッセージを送ったりしていたものです。

2年前にイスラムに改宗し、私にとって3度目となった今回のハリラヤ。私は日本人で日本企業に勤務する身ですから、マレーシア人達のようにお休みを取ることは難しく、昨夜も自宅で一人でハリラヤソングを流して断食明けの食事をし、今日も普通に働いており通常営業です笑。それ自体は、イスラムとは無縁の日本企業に勤める以上は仕方ないことですが、やはり自分の信仰の区切りとなる日に、家族や大切な人と過ごすことができないというのはとても寂しく、そして、今回ほどハリラヤという祝祭を特別な日と感じ、こだわりを持って過ごした日はありませんでした。私の心身に、イスラムという信仰がしっかり根付き始めたスタートなのかな、という自覚を改めて感じたりもしました。

と同時に。気がついてしまったのが、ムスリマになるまでは常に意識があってお祝いもしていた、チャイニーズニューイヤーやディーパバリに全くと言っていいほど、心が傾かなくなったこと。この2年、以前なら何気なくSNSに書き込んだりしていた他宗教へのお祝いメッセージを一切行わなくなりました。「しない」と決めたわけではありません。本当に心がそこに行かなくなり、気がつかないのです。気がついたらその日はとうに過ぎて終わっていた、ってこともありました。これまでもたまに、このことについてぼんやりと考えることはあって、「私は改宗したから、興味がわかなくなったんだな」と思う程度でした。でも昨夜、このことについてあれこれ考え、そうか、これがマレーシアに関わる皆さんが言う「マレーシアは多民族国家で、それぞれの宗教を尊重しあって仲良く暮らしています。」の真実だな、と気が付きました。

「それぞれの宗教を尊重しあって仲良く暮らしている。」のではないのです。「それぞれの宗教に興味がないため、関わることなく暮らしている。」が正しいのだと思います。それは良くも悪くも。日本人は、日々の生活に根付いた信仰を持つ人は少ないのが現実。もしくは無宗教という人もいますね。私も昔はそうでしたが、そういう信仰の捉え方の場合、自分が信仰する神様と、それ以外の神様の位置づけというのはとても曖昧です。だから日本人は、お正月は神社に初詣に行き、結婚式ではよく分からない似非神父さんに(笑)永遠の愛を「誓います」と言え、クリスマスにはケーキを食べたりできます。でも、人生の柱となる信仰があって、日々の暮らしにおいてその信仰が基本となる生活を送るようになると、自ずと他の信仰や神様への意識は薄くなるのだと思いました。

多くのマレーシア人は、日本人とは比較にならないほど信仰が自身の人生にセットとなっていて、信仰なくしての暮らしは考えられない生き方を送っています。そんな彼らにとっては、自分の信仰以外の信仰を持つ他民族は興味がないのだろうと思います。もちろん、例えばご両親がイスラムと華人のミックスのご夫婦だったり、国際結婚をしていて複数文化が一つの家庭の中に共存した暮らしを送っている場合は、それぞれの実家での信仰が違い、親族で集まった際にそれぞれの宗教行事を体験することもあって興味の度合いは深くなると思いますが、それもマレーシアでは珍しいことですよね。マレーシア人同士の婚姻の場合は、だいたいは同じ民族同士で結婚し、たとえ違う信仰だったとしても、イスラムの場合は改宗をすることで婚姻となりますから、家庭内での信仰は自ずとひとつとなります。そんな暮らしを送っていたら、そりゃあ他の信仰に興味は持たない人が多くなるでしょうし、結果、仕事など必要な場合以外はあまり関わりはない、という暮らし方になるのだと思います。

    

マレーシアの良さとして多く語られる「お互いの宗教を尊重する」の真意は、実は無関心の裏返し、と改めて思った、今年のハリラヤ。私にとっても大きな気付きとなって、これからのマレーシアとの接し方にまた変化が起きそうだし、より本音で接していくつき合い方になるだろうなと思ったのでした。マレーシアを知ってから20年。今年は結婚もするし、私のマレーシア愛も第4ステージくらいに突入です。
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