Saya Cinta Malaysia

I love malaysia. 愛してやまないマレーシア暮らしと昔の旅のあれこれを綴る、心の記録。時々台湾。

ドリアンを発酵させたソースで魚料理!?パハン州郷土料理「トンポヤッ(Tempoyak)」

2020-07-11 | マレーシア&アジアごはん
今日は、現在のマレーシア国王の出身地である東海岸パハン州の名物料理を紹介します。まずは、美味しそうなパハン料理を前にはしゃいでいる我が家の旦那様の写真から笑。
        
パハン州料理ってどんな料理?と思われるでしょう。パハン州は海も山もある自然豊かな州なので名物料理も色々ありますが、マレーシアらしくて面白く珍しい味で注目すると、やはりドリアンを発酵させたソース「トンポヤッ(Tempoyak)」が代表的です。
         
ドリアンの果肉に少し塩を混ぜ、室温で3〜5日ほど置いたら完成という簡単なソース。そのままでも食べられますが、チリやサンバルと合わせて調味料として使用することが多く、特に魚料理に使うと味が引き立つ美味しいソースです。代表的な料理は「イカン パティン トンポヤッ(Ikan Patin Tempoyak)」、魚煮込みのような雰囲気のお料理です。
         
そして、この「パイス パティン(Pais patin)」というイカンバカール(マレー風焼き魚)もオススメ。魚にたっぷりとこのトンポヤを塗り、あとは多分辛いサンバルソースを少し塗って、バナナの葉に包んで焼いています。 
    
「ドリアンを発酵」という時点で拒否反応示す方もいるんですが、実はドリアンの味はほとんどせず、むしろすごくフルーティーな味わいでとても美味しく、さっぱりとした白身魚ととても相性がいいです。ほぐしたお魚とトンポヤ味のソースを白ご飯に和えて食べるのがマレースタイル。
    
本当に美味しいですよ~、といくら文章で説明しても、なかなかこの美味しさが伝わらないのがこのトンポヤッの難しいところなのですが、百聞は一見にしかずですからぜひ皆さん食べてみてください。パハン料理ということで、どこでも食べられるという感じではありませんが、なぜか我が家の近所には何軒かあり…(Bangi・Kajangエリア)。KLから少し足を延ばすといただけると思います。

ちなみにこの「イカン パティン トンポヤッ(Ikan Patin Tempoyak)」、すっかり新型ウィルス騒ぎで忘れ去られた感もありますが、2020年3月初めのマレーシア首相交代劇の際(皆さんご記憶にあるといいですが…)、毎日王宮に詰めていた取材陣に国王が差し入れご飯として提供したことでも知られています。故郷パハン州の味を差し入れご飯としてチョイスするなんて!と、国王の郷土愛が垣間見えるエピソードとして注目されました!
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クアラ トレンガヌの「新品香茶餐室」でふわふわカヤサンド!

2020-04-28 | Kuala Terengganu 2020
クアラ トレンガヌは住民のほとんどがマレー系というマレータウンですが、町の端っこに小じんまりとチャイナタウンがあります。普通に歩いたら10分もかからず通過する小さな通りではありますが、マレータウンの中でたくましく頑張っている華人さんのお店が軒を連ね、肉骨茶やビールを求める外国人も集まっていたりします。

このチャイナタウンにある「新品香茶餐室」というコピティアムで、とても美味しいふわふわカヤサンド(Kaya Bun)をいただきました。

         

         

友人と店の前を通り一度は通り過ぎたものの…。店内で良い感じにくつろぐ華人のおじさま達の様子や、活気がある感じが気になって引き返しました。もちろん華人のコピティアムなので豚肉メニューも満載ぽい店構えでしたが、せっかくなので入ってみることに。

店内に入るとすぐ、女将さんかなと思われるちゃきちゃきした年配の華人女性が声をかけてくれて、「大丈夫よ、ハラールのメニューもあるよ!」と。私が友人と日本語で話していることに気が付き「日本人なの?どこから来たの?」と聞いてくれて、そのうち周りでご飯を食べながらおしゃべりに興じていた華人のおじさま達も私に興味を抱き、「日本人か?マレー語できるのか?」と話しかけてくれたり。こういうマレーシアの街角の雰囲気がたまらなく好きです。マレーシアを旅していて一番楽しい時間と言ってもいいかも。

さて、何を食べようかと迷い…。友人はまだ食べていなかったチャークイティオに。先ほどの女将さんが横についてくれていたので「チャークイティオは豚入ってるよね?」と聞くと、「入ってるよ~。避けて食べる?」と笑っていました!結局、お店の前に貼ってあって気になった「Kaya Bun(カヤブン)」が食べたいな~と注文しました。

         

カヤトーストとの違いは、パンがフワフワで表面だけうっすらこんがりと炭火で焼いている点です。私はカリッとしたカヤトーストよりもこのふわっと感が残るタイプが好きなのです。バターとカヤジャムが添えられてきますので、パンが熱いうちに間に塗って挟みます。私が写真を撮ったりともたもたしていたら、女将さんが登場して「ほれ!早く塗らないと!」と半分手伝ってもらいながら迅速に塗りました。

パンが熱々なのでバターを挟むとすぐに溶け始め、カヤジャムと混ざってしみしみになるのですが、頬張るとじゅわっとあふれ出て、これが!とても美味しい!!そして何より、カヤジャムが美味しいのです…!!フレッシュな出来立てカヤジャムのようで、卵の味が濃くてたまらん美味しさでした。パンもふわふわでバターがしみて、それはもう至福の味に。

    

このパン、15cm以上四方くらいの結構大きく分厚いパンなのです。別のお店で朝ご飯にナシ ダガンを平らげた後だったのですが(そう、実は二度目の朝ご飯…)、あまりに美味しくてパクパクと食べてしまい、あっという間に完食してしまいました…。本当に美味しかった。これを食べに、またトレンガヌに行きたいくらいです。

食べている間も女将さんが話しかけてくれたりして、とても良くしてもらいました。華人さんのお店なので、ヒジャブを巻いた私は正直結構目立っていて笑、お店に入ってすぐは皆、「え?マレーなのにここに入ってくるの?」という好奇の目で見られていることは気が付いていました。(マレーシアで華人のお店に入るといつもそうなので、もうこちらは慣れているのだけど) でも、女将さんが周りのお客さんに「この子は日本人なんだって。マレー人と結婚してるのよ」とか「マレー語も分かるよ」とあれこれ紹介してくれたおかげで、皆さんが私達に話しかけてくれたり笑顔を向けてくれたことも、とても嬉しかったです。

マレーシアを歩いていて一番好きな時間はこういう時間だよな、としみじみ、そして再確認のようにマレーシアへの溢れんばかりの愛情を感じてしまった「新品香茶餐室」でした。

ちなみにこの「新品香茶餐室」、営業時間は朝6:30から11:30。午前中で閉店してしまいますので、クアラ トレンガヌに滞在した際にはぜひ、朝ご飯を楽しみがてら訪れてみてください。

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トレンガヌでイカ丸ごとご飯を楽しみたいなら「Kedai Makan Sri Binjai」

2020-03-26 | Kuala Terengganu 2020
クアラ トレンガヌは海に面した街なのでシーフードを美味しくいただけるお店が多いのですが、中でもオススメしたいのがイカ!マレーシアのイカは日本のものよりも柔らかい印象で、とても美味しいです。

今回、一回はイカ料理を食べたいなと思いながら女性二人でシーフード専門店というのもちょっと敷居が高く…(値段も量も)。ナシチャンプルのような感じで食べられる機会をうかがっていたら、ありました!

滞在したホテルの前の通りを少し行ったところにローカルのマレー系のお店があるのを到着した日にチェックしていたのですが、あまりにローカル感あふれる雰囲気なので笑、同行したKLからほとんど出たことない日本人の友達には抵抗があるかな…と思っていたのです。最終日に試しに誘ってみたら「行きたい!」と思いがけない返事だったので、行ってみました。

マレー系のお店で、朝はナシダガンやナシルマッ、昼はナシチャンプルをいただけるお店「Kedai Makan Sri Binjai(クダイ マカン スリ ビンジャイ)」です。

        

GoogleMapでは出てきませんでしたが、この「Orange Internet Cafe」のお隣あたりです。


ファミリーで営んでいるようで、軒先にはヒジャブを巻いたお母さんを筆頭にかわいいお嬢さんが数人いて、突然やってきた日本人(しかも一人はマレー人かと思いきや日本語話してて、え?日本人なの?な反応された笑)に最初は驚きつつも、皆さんとても笑顔で親切に対応してくれました。

店内にはいくつかのお肉や野菜の惣菜、カレーと共に、存在感あるフィッシュヘッドも!

        

そして、私の目をとらえたのがこのイカ!うわー丸っとしてふっくらと美味しそうではないですか~。

    

    

迷わずこれ!とお姉さんにお願いしてご飯の上に乗せてもらいました。少し英語ができる女の子がいて、英語とマレー語とミックスで会話。イカをカットしましょうか?とかアチャールがあるといいかもよ?とか聞いてくれてありがたかったです。

トレンガヌと言えばお約束のドリアンの発酵ソース「Tempoyak (トンポヤ)」もちゃんと置いてあります!もちろん「Budu(ブドゥ)」もね。

        

イカは、中にご飯を入れて煮込んだイカ飯かと思いきや、足の部分を小さくカットしてみっちりと詰めてココナッツミルクで煮込んだマサレマソトン(イカのココナッツ煮込み)でした。食べても食べてもイカが現れるので、ご飯と合わせていやー満腹!サンバルを少しずつつけながらご飯と混ぜて食べましたが、とにかくイカが柔らかくて美味しくて、そりゃあもう絶品でした。

このお店でもう一つ、もし抵抗がなければですが、試すことができるのがウミガメのたまごです。店頭に置かれているのに私が気が付き友人に言ってみたら、ローカルフードは何でも試してみたいようで、食べたい!となり一個買ってみました。

    

    

お店の女の子が食べ方を教えてくれて(と言っても、殻を指で軽く割いて吸い込むだけ)、つるんとひと口で吸い込んでいました。半茹で?くらいな感じの食感でインパクトはなかったようですが、友人は食べられたことに満足していました笑。「日本人がウミガメのたまご食べてるわー」という感じで、友人が食べる瞬間はお店の子達が凝視していたのが面白かったです…。

イカが美味しいよと紹介してはいますが、それ以上に私はお店自体を気に入ってしまったかも。街角にある質素な食堂ですが、マレーシアの田舎の良さが詰まったお店でした。お店の女の子達もとても感じが良くて優しく、私や友人が何か言おうとすると一生懸命聞いてくれて、皆とても親切。皆ケラケラと明るく笑いながら接客していてマレーシアらしさ満載でした。もしクアラ トレンガヌに行かれることがあれば、ぜひ立ち寄っていただきたいお店です。
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クアラ トレンガヌでファイズさんのお母さんと5年ぶりの再会

2020-03-04 | Kuala Terengganu 2020
マレーシアに移住をしてから初めて、一人でマレーシア国内旅行に行ってきました。ハムザと一緒ではない国内旅は久しぶりでしたが、途中からKL在住の友人も合流したりと、楽しい時間を過ごせました。

    

行き先はクアラ トレンガヌ。私が大好きな街です。マレーシアで一番好きな街と言っても過言ではないくらい大好き。この街に実家がある日本在住のマレー人友人ファイズさんがご結婚することとなり、ご実家での結婚式にご招待いただき参列のための旅でした。

実は5年前、一人でこの街を訪れていた際にたまたま休暇で帰省していたファイズさんのご実家にお伺いして、お母さんやお父さんにとてもお世話になりました。その時のことは当時のブログで記しています。


        

5年前、まだイスラムに改宗をする1年前くらいでしたが、いつもスカーフを持ち歩いてモスクに入る準備をしていた私とお母さんでクリスタルモスクで撮った写真です。スカーフの巻き方がぎこちない…笑。懐かしいな~。

ファイズさんとはその後もたまにSNSでお話をしたりしていて、私がイスラムに改宗をしたことやマレー人と結婚をしてマレーシアに住んでいることなどをファイズさんがお母さんにお話しをしてくれていたようで。お母さんから「結婚式に来てください」と言っていただき。お祝いをしたい気持ちと、久しぶりにお母さんにお会いしたい気持ちで今回の旅を決めました。

結婚式当日、会場となっているファイズさんのご実家に入るとほどなくしてお母さんが私を見つけて抱き寄せてくれました!久しぶりに会ったのに、すぐに見つけてくれて嬉しかったし、変わらない可愛い笑顔のお母さんでこちらも満面の笑みがこぼれました。

「旦那さんは?一緒に来てないの?」とハムザのことを聞かれて「今日は仕事でどうしても来られなくて…」と謝ると、「次回は必ず一緒に来なさい」と。本当にそうですね!結婚してから初めてお会いするのだから、ハムザのことも紹介したかったです。

5年前にお会いした時同様、親戚の方や参列者の方達に「この子は日本人よ~」とかあれこれ紹介してくれて、たくさんのご親戚やマレー人の皆さんと会話を交わすことができました。

        

一緒に写真を撮ったけど、お母さんは5年前に腕を組んだ時よりも身体がひと回り小さくなっていました。5年経ったのですからそうですよね…。いつまでも元気でいてもらいたいなあ。

マレーシアに移住をしてからは、暮らしを整えていくこと、マレーシアの日常のあれこれに慣れていくことが優先で、あまり積極的に人と会えていないし遠出をしていない日々。でも、ハムザとの温かい暮らしが私には一番大切だからそれ自体は満足しています。ただ、今の私の土台を作ってくれたマレーシアをあちこち一人で旅して出会えた友人やお世話になった人達との関係は大事にして、これまで築いてきたマレーシアへの気持ちを大切に、できるだけ会える時間を作っていけたらいいなと感じた旅でもありました。

またいつの日かクアラ トレンガヌに行き、お母さんとお会いできる日を楽しみに暮らしていきたいです。

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KLで「KRIM GAMAT(なまこクリーム)」を買いたいならここ。

2020-01-23 | マレーシア情報
今日は、ずっと愛用しているなまこクリームについて、続報的な記事です。

私のブログは、ただただマレーシアのことについて自己満足な内容をひたすら綴っているだけで、例えば何かランキングに登録をしたり、検索で上がってくるような仕掛けを施しているわけではありません。内容もとてもマニアック過ぎて、一般的なマレーシア情報や生活情報を得たい人にとっては、きっと何の役にも立たない内容かと…。

そんな私のブログですが、いつも検索ワード第一位で、そして継続的に読まれている記事があります。それは、この記事。


検索ワードは「なまこクリーム」とか「ナマコクリーム」「KRIM GAMAT」などなど。2016年5月にUPした古い記事ですが、公開以来ずーっと、ほぼほぼ閲覧されている記事です。

記事を読んでいただければ分かりますが、記事内ではこのなまこクリームを購入できる場所としてマラッカのローカル薬局を紹介しています。補足として書くと、主にバスターミナル「Melaka Sentral(メラカセントラル)」の中に立ち並んでいるショップのいくつかで購入ができ、最近では2019年10月にも訪れましたが、潤沢に在庫がありましたので今でも問題なく購入ができます!

そして最近、KLの観光地とも言える場所でもこのなまこクリームを購入できることが分かりましたのでご紹介します。

KLの中心地にあるモスク「マスジッド ネガラ(Masjid Negara)」です。最寄り駅は、LRTのパサール スニ(Pasar Seni)駅。連絡橋を渡って高速をまたぎ、徒歩8分程度で到着する国立モスクです。
       


このモスクは、観光客や非イスラム教徒の方にモスク内の公開を行っています。礼拝時間以外の入場となり、また礼拝場へは入ることはできませんが、その手前までは入ることができ写真撮影も許可されています。
    
礼拝場入口から望む礼拝場内です。ステンドグラスがあしらわれていて、とても美しいです。礼拝時間を問わず礼拝に訪れている人もいますので、タイミングが合えば礼拝の様子を後ろから見ることもできます。(礼拝中なので、静かに見学をしましょう。)

礼拝場入口はこのような感じなのですが、この入口から左側方向に振り返ると、少し遠めにはなりますが、イスラム女性が髪を隠すスカーフやハラール食品や化粧品を売っているワゴンが3~4個並んでいる風景が目に入ります。
    
一番遠い場所に位置する(礼拝場から最も距離がある)ワゴンに、イスラム女性用のスキンケア用品を売っているお店があります。そのお店で、なんとこのなまこクリームが売られています。
    
ずっと動いていない商品で消費期限とかギリギリだったら嫌だな…とも思い、お店の女性に声をかけて商品を見せてもらいましたがちゃんと2021年まで有効の印字がされていました。価格は一個7RMでした。

日本人がマレーシアを観光で訪れた際に、お土産として一番買われているタイプのなまこ石鹸やクリームは、同じくパサール スニ駅からすぐのお土産処セントラルマーケットでも売られていますが、マレーシア人達が昔から使用しているタイプのこのなまこクリームはセントラルマーケットでもあったりなかったりという感じで、必ずは手に入りません。また、KLでマレー系のローカル薬局をのぞいてみても置いてないどころか、「なまこクリームありますか?」と聞いても「??」という反応が返ってくることもあり…。なぜかKLではなかなか買えないんですよね。だからと言って、わざわざなまこクリームのために本場ランカウイや、確実に買えるマラッカまで行くわけにも行かない、というのが観光で来る方々の事情かと思います。

このマスジッド ネガラであれば、KLの中心地なので観光のついでに立ち寄ることもできますし、スケジュールも無理なく組むことができるのでオススメです。
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