HARUMAFUJI won the "Kugatsu-Basho"(The sumo tournament in september),and he got "YOKOZUNA",the highest rank of sumo wrestlers means also in Japan "The god"
日馬富士、見事全勝優勝、しかも新横綱の誕生です
きっと朝青龍は自分のこと以上にうれかっただろうなあ!!
If you are interested in the Sumo,you can see the streaming video from this page,the next tournament is from 11th to 25 Novemberhttp://sumo.goo.ne.jp/eng/index.html
千秋楽の白鵬との取り組みは、野田さんじゃないけど、本当に鳥肌ものでした。
白鵬のあの腰の重さ、粘り、柔軟さをくずし、360度回して下手投げなんて最近稀に見る、想像を絶する、すごいマッチでしたよ、あれは。
日馬富士って、スピードやガッツは元々スゴかったけど、こういう長期戦になると白鵬の強みがでるから、それで勝てたということは、本当にひとまわりもふたまわりも成長したなあ。。。横綱にまでなる、という人は、やっぱり自分を外から見られるだけの客観性をもって訓練していかないと、ただの阿呆ながんばりだけじゃあ、できないよね。
しかし、本当にに私の胸にじーんと来たのは、ハルマさんがモンゴル出身だということです。_もちろん白鵬さんも朝青龍さんもそうですが_相撲っていうのは日本の国技で、相撲界っていうのは多分日本の厳しい縦社会の、そのまた縮図みたいな大変に厳しいところ(かの私には日本の普通の社会で生きて行ける自信さえ皆無です。。。)と想像します。
しかも、相撲というのは、半分スポーツ、半分日本の重要文化財みたいな、しかも神事で、かつ興行であるという。。。とにかくとんでもなく複雑なものなんですわ。
そんなところに外国人が住み込みでこれを学ぼうなんて。。。私自身日本人でありながら外国で学び、外国で仕事をしている訳ですが、相撲界という特殊な世界において、そんな私の想像を絶するような苦労をされてこられたんじゃないか、と思う訳です。その中で最高位まで上り詰める、ということの意味がどのようなものなのか、それはきっと本人たちにしか分からないと思います。
ハルマさんが勝って土俵に顔をつけた、土俵に感謝した、あの瞬間の表情を見ていると、本当に日本の相撲だけのもつピュアなスピリット、他のスポーツではあり得ない、文化的な価値感、日本人ならではの「自分」重視ではなく自分を取り巻く全てのものへ感謝する大きな心、そういうものをハルマさんが心の底から感じておられる、ということが伝わってきました。他の国から来て、本当にその国の文化を理解する。。。その美しいこと
日本で生まれたこの文化が、いまモンゴル人の心に伝わり、そして浄化され、日本の心が世界に伝わってく、その瞬間を見た気がしました。
その国固有の文化とはとても美しく、大変深いもので、ちょっとしたことで学べるような、そんな気安いもんじゃないと思う。ハルマさんは、それに値する努力をしてこられたんですね。
まあちょっと違うかも知れないけど、パリであった話。私はパリ市の音楽院のひとつで教えているわけですが、パリ市音楽院合同入試で高等科(フランスでプロになる為の国家資格を得るためのコース)審査員の会議を行ったときに、審査委員長の方がはっきり言った言葉を思い出す。「私たちには20過ぎのアジア人はいらないんでね。16歳あたりのフランス人が欲しいのです。」
これは完全に、日本、韓国、中国系の音大卒、または音大中退の生徒がパリに高等科を受けにきて、優秀だから入試に合格してしまう、そしてフランス人が落ちてしまう、ということへの当てつけなんですね。
しかしですよ、入試の要項にはもちろんそんなことはうたっていない。国籍の制限はないし、年齢は26まで、となっているのに。。。それはまさしく、フランスのフルート、というお家芸がアジア人に乗っ取られている、という焦りであり、嫉妬である。その気持ち、もちろん分からないではないけどね。。。そんな簡単に負けたくないっていう。。。けどね、現在パリで誰々っていうフルート奏者がマスタークラスに来るとするでしょう?するとほとんど聴講者はアジア人なんですよ。で、例えばフランス人の生徒に、「こういう人が来るから、行ってみなよー」って言ったとしても、半数以上はいろいろ理由を付けて来ない。来てるのは日本人の生徒ばっかり。。。ということになると、フランス人が負けて、当たり前でしょうがだから、アジア人がどんどんフランスのフルート界で実力をつけることで、もしそれがフランス人を奮起させ、フランス人のレベルが上がって行くとしたら、それはフランスとしてこれ以上の名誉はないと、思うんですがねえ。
まあ、なぜかそんなことを思い出してしまった、9月場所でした。
日馬富士、見事全勝優勝、しかも新横綱の誕生です
きっと朝青龍は自分のこと以上にうれかっただろうなあ!!
If you are interested in the Sumo,you can see the streaming video from this page,the next tournament is from 11th to 25 Novemberhttp://sumo.goo.ne.jp/eng/index.html
千秋楽の白鵬との取り組みは、野田さんじゃないけど、本当に鳥肌ものでした。
白鵬のあの腰の重さ、粘り、柔軟さをくずし、360度回して下手投げなんて最近稀に見る、想像を絶する、すごいマッチでしたよ、あれは。
日馬富士って、スピードやガッツは元々スゴかったけど、こういう長期戦になると白鵬の強みがでるから、それで勝てたということは、本当にひとまわりもふたまわりも成長したなあ。。。横綱にまでなる、という人は、やっぱり自分を外から見られるだけの客観性をもって訓練していかないと、ただの阿呆ながんばりだけじゃあ、できないよね。
しかし、本当にに私の胸にじーんと来たのは、ハルマさんがモンゴル出身だということです。_もちろん白鵬さんも朝青龍さんもそうですが_相撲っていうのは日本の国技で、相撲界っていうのは多分日本の厳しい縦社会の、そのまた縮図みたいな大変に厳しいところ(かの私には日本の普通の社会で生きて行ける自信さえ皆無です。。。)と想像します。
しかも、相撲というのは、半分スポーツ、半分日本の重要文化財みたいな、しかも神事で、かつ興行であるという。。。とにかくとんでもなく複雑なものなんですわ。
そんなところに外国人が住み込みでこれを学ぼうなんて。。。私自身日本人でありながら外国で学び、外国で仕事をしている訳ですが、相撲界という特殊な世界において、そんな私の想像を絶するような苦労をされてこられたんじゃないか、と思う訳です。その中で最高位まで上り詰める、ということの意味がどのようなものなのか、それはきっと本人たちにしか分からないと思います。
ハルマさんが勝って土俵に顔をつけた、土俵に感謝した、あの瞬間の表情を見ていると、本当に日本の相撲だけのもつピュアなスピリット、他のスポーツではあり得ない、文化的な価値感、日本人ならではの「自分」重視ではなく自分を取り巻く全てのものへ感謝する大きな心、そういうものをハルマさんが心の底から感じておられる、ということが伝わってきました。他の国から来て、本当にその国の文化を理解する。。。その美しいこと
日本で生まれたこの文化が、いまモンゴル人の心に伝わり、そして浄化され、日本の心が世界に伝わってく、その瞬間を見た気がしました。
その国固有の文化とはとても美しく、大変深いもので、ちょっとしたことで学べるような、そんな気安いもんじゃないと思う。ハルマさんは、それに値する努力をしてこられたんですね。
まあちょっと違うかも知れないけど、パリであった話。私はパリ市の音楽院のひとつで教えているわけですが、パリ市音楽院合同入試で高等科(フランスでプロになる為の国家資格を得るためのコース)審査員の会議を行ったときに、審査委員長の方がはっきり言った言葉を思い出す。「私たちには20過ぎのアジア人はいらないんでね。16歳あたりのフランス人が欲しいのです。」
これは完全に、日本、韓国、中国系の音大卒、または音大中退の生徒がパリに高等科を受けにきて、優秀だから入試に合格してしまう、そしてフランス人が落ちてしまう、ということへの当てつけなんですね。
しかしですよ、入試の要項にはもちろんそんなことはうたっていない。国籍の制限はないし、年齢は26まで、となっているのに。。。それはまさしく、フランスのフルート、というお家芸がアジア人に乗っ取られている、という焦りであり、嫉妬である。その気持ち、もちろん分からないではないけどね。。。そんな簡単に負けたくないっていう。。。けどね、現在パリで誰々っていうフルート奏者がマスタークラスに来るとするでしょう?するとほとんど聴講者はアジア人なんですよ。で、例えばフランス人の生徒に、「こういう人が来るから、行ってみなよー」って言ったとしても、半数以上はいろいろ理由を付けて来ない。来てるのは日本人の生徒ばっかり。。。ということになると、フランス人が負けて、当たり前でしょうがだから、アジア人がどんどんフランスのフルート界で実力をつけることで、もしそれがフランス人を奮起させ、フランス人のレベルが上がって行くとしたら、それはフランスとしてこれ以上の名誉はないと、思うんですがねえ。
まあ、なぜかそんなことを思い出してしまった、9月場所でした。