広告代理店はイヌと同じだ!【表】

現役広告営業マンの日乗
~表題は某社宣伝部長の金言から(3/19参照)~

セブン-イレブン限定「コカ・コーラ レモン」裏話

2014-07-02 05:33:12 | ビジネスチャンス
・・・が日経に掲載されておりました。


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■「セブン専用」コカも動いた~コーラ新商品発売~売り場確保、競争激しく
20140701

※セブン&アイHDが大手食品・飲料メーカーと連携したPB商品や専用商品に力を入れている

30日には清涼飲料最大手コカ・コーラグループが初めてセブンイレブン専用の「コカ・コーラ」を発売

全国に約1万7000の店舗網を持つセブンの影響力が強まり、売れる商品作りへ小売店とメーカーの構図も変わりつつある



※コカ初PBの背景=セブンの存在感

○最大の取引先=セブン&アイ

○セブンは数年前から限定商品を提案していたが「企業の根幹となるメガブランドだけに、なかなか首を縦に振ってくれなかった」(セブン)

・コカと競合するサントリーHDが「ボス」で1月にセブンとの共同商品投入。
4月にはセブンPB「セブンゴールド」で高級ビールを売り出した

・結果、サントリーがシェア競争でコカ・コーラを猛追

・2012年コカ・コーラ販売シェア=日経推定で28.1%

・サントリーは同21.8%で00年に約15ポイントあった差は6ポイント強まで縮まった

・こうした状況に「コカ・コーラぎ焦りを募らせ、関係を強化するために専用商品を受け入れた」という業界の声もある


※セブン専用他社事例

○キリン=PB紅茶
○伊藤園=PB緑茶飲料
○日清食品=PB日清名店仕込みシリーズ
○グリコ=ポッキーで共同開発商品



※現在セブンイレブンの売上高の6割(たばこ・雑誌除く)が同社でしか売っていない独自商品が占める

15年末には7割まで引き上げる計画


※メーカーリスク
○コンビニの店頭は商品の入れ替えが激しく、セブンが常に売り上げを担保してくれるわけではない

サッポロビール
12年にPB「100%MALT」を投入したが、販売量が伸びず、2年たたず販売終了した

過度なセブン依存はメーカーにとって「両刃の剣」になる可能性をはらむ

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うーん。

この循環は、ろくでもないことだと思います。

マンガで、
編集者主導が強まるとそこそこヒットは生まれるが
歴史に残るような傑作が生まれなくなるのと同じ理屈ですね。

日本のモノつくり文化の危機だと思います。








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※The reason why the title is“広告代理店はイヌと同じだ”

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