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オーランチオキトリウムと渡邉教授

2011年05月26日 09時48分58秒 | 日記
今日は、オーランチオキトリウムと研究者の渡邉信教授についてです。
オーランチオキトリウムと言えば、「たかじんのそこまで言って委員会」で勝谷氏がくどいほど持ち出しては出演者から叩かれていました。
勝谷さんが言うからなのか、あまり関心を持たなかったのですが、4月29日に国会で田中康夫氏が東北の津波被害を受けた田畑でのオーランチオキトリウムの培養を提案されており、他からも今後有力なのではとの意見もあったため、どんなものか研究者である筑波大学の渡邉信教授の動画を見てみました。

日本が産油国になる日http://www.youtube.com/watch?v=IVObdsDFUFU&feature=youtu.be

石油はもともと藻からできており、酸素もオゾンも藻類から出来ているそうです。
そのため、藻類は人類の救世主になると。
それまで研究されていたボトリオコッカスの10倍も石油を作る藻を、筑波大学の渡邉教授が発見されました。
それがオーランチオキトリウムです。
日本の休耕田の5%で日本の年間消費分の石油生産が可能だそうです。
また、有機物で成長するため、生活排水や家庭ゴミの分解に使えて一石二鳥です。

アメリカでは数千億が予算として注ぎ込まれるほど有力視されていて、渡邉教授のもとにも引き抜きの打診がいくつもあるそうです。
しかし、日本政府は重要性が理解できないのか国家的な研究にしません。
それでも、渡邉教授が日本に留まる理由が泣かせます。
「日本は独自のエネルギー資源を持たないために、過去にも大変な苦労をしました。」
(大東亜戦争のことを言っているのでしょう。)
「日本に独自のエネルギー資源をつくりたい。仕組みが確立されれば外国にプラントを売ることもできる。」
「日本人はどこの国の人よりも平和思考が強いので、日本が世界をリードすることで国際平和に貢献できる。」
「世界中がエネルギー問題から解放されれば、どんなに素晴らしいか。不要な戦争もなくなるかも知れない。」

発言の記述は正確ではありませんが、こんなようなことを言っていました。
私が感じたのは、この人は日本を愛している人だな~ということです。
左翼思想も無く、歴史もしっかりと学ばれている方ですね。

日本を愛し、世界平和を願う渡邉教授を知ることができて良かったです。
渡邉教授のさらなるご活躍を、お祈りいたします。

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