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一つ火って

2014年10月07日 19時29分14秒 | 伝説
一つ火ってご存知ですか。

ローソクでもなんでも良いのですが、暗闇の中でたった一つだけ灯す明かりの事です。
一つ火は不吉だと言われていますよね。
でも、この一つ火が無ければシルクは生まれてないんですよ。
? ? ? ? ?
なんのこっちゃ? と、思うでしょ。
これを、説明していこう、という、非常にためになるブログなんですよ。
これは「古事記」という最も古い歴史書に書かれている事なんです。
古事記
日本の国土は、イザナギ、イザナミという二人の神様によって創られた、というのはご存知ですよね。
そう、神話、です。
神話は古事記そのものなんですよ。
イザナギとイザナミは国生みのあと、どんどん子供、即ち色々な事を司る神様を生んで行きます。
そして、火を司る神を生んだとき、イザナミはやけどをして、それが元で死んでしまいます。
取り残されたイザナギはイザナミを探しに「「黄泉の国」へ向かいます。
丁度現世と黄泉の国には結界があって、そこを入って行くと、明かりはまったくなく、真っ暗闇の世界になります。
そこでイザナギは頭につけていた櫛を取り出して、その羽を一本折って明かりにして先に進みます。
これが「一つ火」なんですね。
やっとのことでイザナミに合う事が出来たイザナギはそこで見ては行けないものを見てしまいました。
怒ったイザナミは逃げるイザナミを化け物に追いかけさせ、自らも軍隊を率いて追いかけます。
やっとの思いで、結界の外に出たイザナギはそこを大岩で塞いでしまいました。
そして、黄泉の国の不浄なものを全て洗い落とす意味で、川の淵に入り身を清めます。


左の目を洗った水から太陽の神天照大神が、右の目を洗うと、月の神の月讀の命が生まれました。
そして鼻を洗った時にタケハヤスサノオの命が生まれました。

このタケハヤスサノオの命とは、あの須佐之男命で・・・ってなんのこっちゃ!
この神は海を治める神なのですが、なんじゃかんじゃあって、天照大神が天岩戸に隠れて真っ暗になったり、大騒ぎを引き起こしたり八岐大蛇を退治したりと、まぁ騒動な神なのであります。
そして、この神からシルクがうまれたという、誠に面白いのが古事記であり、シルクの起源なのだから面白いと思いません?
で、次回にそこら辺を語りたいと思いますので、それまでCento Vialeの商品を楽しんでおいて下さい。

まだまだ未熟ですが、「シルクで遊ぼう」を目指して・・・www.centoviale.com・・・をよろしく。

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