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●TOMORROW is ANOTHER DAY●

ドイツ・ハンブルクでの留学日記。
期待しすぎず、悲観しすぎず。
明日は、別の日が待っている。

そうだ、ポーランドへ行こう('∀'* 1週間旅行のおもひで。その1

2006-10-19 01:03:12 | 旅行記◎
友達との25日間旅行から帰ってきたのが9月27日。大学の登録関係が始まるのが10月9日。
あれ、まだけっこう時間あるやん?てことで、急遽、ポーランド行き決定~

ポーランド、地球の歩き方ヨーロッパ版には載ってないんですけどね。
まったく、なんでポーランドとかチェコとかカバーせんかね、地球の歩き方。使えんわぁ(´Д`)
私が持ってた武器は、ブダペストのホステルで見つけたワルシャワのホステルのパンフレット1件・クラクフのホステルのパンフレット3件・クラクフのフリーマップ。以上。
さすがにこれだけじゃあまりに情報不足やなってことで、ポーランド出身の友達・ルーカスに情報を求めることに。
ルーカスに会う前に、とりあえずハンブルク・ワルシャワ間の往復の夜行バスを予約して、足だけ確保。
無計画な思いつき旅行やけど、アウシュビッツだけは行きたくて、でも1人でアウシュビッツ行ったらへこみすぎて自殺してまうかも!
てことで、留学生友達を誘って、2人で行くことになりました。

で、ルーカスから、ポーランドの両替・市内交通・ワルシャワの見所・クラクフとクラクフ近郊の見所・ポーランド料理・ポーランド語などなど、
いろんな情報を提供してもらったあげく、ポーランド全域の地図と、ポーランドで使えるテレホンカードまで貸してもらった☆☆
Vielen Dank, ルーカス!

その情報に基づき、むっちゃ大まかに旅の計画を立て、とりあえず1泊目のワルシャワのホテルと2泊目のクラクフのホステルを確保。
で、夜行バスに乗り、ポーランドへ→→→


ワルシャワ・クラクフ(ユダヤ人地区)編
(写真:ワルシャワ旧市街)


●10/2・3 ハンブルク→ワルシャワ●

2日の20時15分発の夜行バスで、ワルシャワへ向かう。
今回のバス会社・Sindbadは、コーヒーのサービスはあるし映画も流してるしトイレはきれいめやしで、なかなかです。
ただし、全部ポーランド語。 ドイツから出てるからって、Gulliversみたいに各国語でしゃべったりはしないのね。。

パスポートコントロールで1時間くらい待たされたり、道が混んでたりで、結局、予定時刻から2時間弱遅れて、3日の朝10時半頃にワルシャワに到着しました。

バスが着いたのは、ワルシャワ西駅。そこからトラムに乗って中央駅方面へ行き、予約したホテルへ。
が、事前にネットで調べたホテルの位置が間違ってて、ホテルの住所のとこに辿り着けない・・。
しかたなく自力で探すのを諦めて、中央駅構内にあるTourist Informationへ行き、場所を確認。思ってたところとはぜんぜん違う方向やった・・(- -;
で、無事にホテルにチェックイン。
ホテルからずっと川沿いを歩いて、旧市街の南に位置する、Royal Castleを目指した。
Royal Castle内の観光はいくつかのコースがあるけど、King's Apartmentは日曜に無料で見られる。ので、それは避けて、State Roomを見学。
なかなかきれいに修復されてました。

ワルシャワ旧市街は、"旧市街"と言えども、建物はすべて新しく再建されたもの。
忘れがちやったけど、そもそも第二次世界大戦はドイツによるポーランド侵攻から始まった。
街のところどころに貼られてる戦争時の写真や、ショップで売られてるポストカードを見ると、いかにワルシャワが壊滅状態やったかがわかる。
ほぼ全部が、廃墟。
それをよくここまで直したもんやと、心の底から思った。ちなみにこの街は世界遺産に登録されてます。ワルシャワ旧市街には、建物の古さ以外の、別のものが感じられる。
街中を歩くと、慰霊碑がいたるところにあった。
ルーカスに教えてもらった、無名戦士のお墓に向かうと、ちょうど警備の兵隊の交替の時間で、運よく交替式(?)を見れた◎
彼らはお墓の火が消えないように、変な人が立ち入らないように、交替で24時間お墓の警備をやってるらしい。
それにしても、彼らはどこから歩いて来て、どこに帰って行ったんやろう???謎やわ・・・。

旧市街以外の場所は、めっちゃ都会。中央駅の周辺は、デパートが建ち、ホテルやら外国企業やらの高層ビルが並んでる。
けど、そんなビル群の中にも、ソ連支配時代の面影が。
中央駅の横には、Palace of Cultureっていう大きな博物館が建ってて、それはスターリンから寄贈されたものならしい。
ソ連風の時計塔で、ルーカスいわく「観光客はそれを見てきれいだと思うけど、ポーランド人はぜんぜん好きじゃない。ソ連のものだから」だそうです。
どっしりとした建物で、何も考えずに見ればきれいなだけやけど、裏の事情・歴史を知れば、見方も変わる。複雑です・・。

で、うちらは、そのPalace of Cultureのすぐ横にあるスーパーへ行って、夕食を調達。vivaスーパー☆
お惣菜コーナーでポーランド料理ピエロギを見つけたので、がっつりGet。そのほかにも春巻きみたいな揚げ物などなどを買い込みました。
スーパーを出て、ルーカスがきれいだと言っていたオペラ座に寄ってからホテルに帰ることに。
が、オペラ座への道がわからず、しばしうろうろ・・。オペラ座に着いた時には、日が沈んで暗くなり始めてた。最近めっきり日が短いわ・・。
とか呑気に言ってたけど、オペラ座からホテルまでの道も迷い、あたりが本格的に夜になってきて、ちょっと焦った。
で、なんとか無事にホテルに着き、お惣菜で夕食◎
ピエロギも揚げ物も、なぜかどことなく中華な味わい。おいしかった☆☆


●10/4 ワルシャワ→クラクフ●

翌日は、朝から電車に乗ってクラクフへ。
ワルシャワからクラクフへは、長距離電車で3時間くらい。車内では飲み物&お菓子のサービスがあって、ちょっと感動。笑。
検札の時に、国内移動にも関わらず、パスポートをチェックされた。うちらだけじゃなくて、ポーランド人も全員ね。なんか厳重やね。

昼頃にクラクフに到着して、予約したホステルへ向かう。駅から歩いて10分強の、便利なところでした。
すぐにはチェックインできなかったから荷物だけ預けて、翌日以降の旅の交通手段を調べるために駅に引き返した。
調べたかったのは、クラクフ→ヴィエリンチカ(ルーカスに教えてもらった場所。岩塩坑がある)と、クラクフ→オシフィエンチム(アウシュヴィッツ)。
あと、クラクフ→カルヴァリア(世界遺産の巡礼地)も調べたけど、結局、時間なくてここには行けんかったなぁ・・。
駅のinfoでそれぞれの電車のタイムテーブル・値段・所要時間を聞いた後、駅を越えた逆側にあるバスターミナルへ。
けど、駅の反対側に行ったはいいけど、どこがバスターミナルなのかわからない。
いろんな建物にとりあえず入ってみて、eurolinesのオフィスのおばちゃんにターミナルの場所を教えてもらいました。
すぐ近くにあったんやけど、店や長距離バス会社のオフィスの裏側になっててちょっとわかりにくかったんよね^^;
で、またそこのinfoで同じことを調べた。クラクフは駅と違ってバスターミナルの方がきれいで、バスが発達してるとこでした。

ひととおり調べてからホステルに戻ってチェックイン。
で、それから旧市街を通って、街の南側にある旧ユダヤ人居住区へ向かう。
クラクフ旧市街は戦争中にあまり破壊されなかったところで、古い建物が今でもそのまま残ってる。ワルシャワ旧市街とは逆やね。
この歴史地区も世界遺産に登録されてます。
旧市街を抜けると、旧ユダヤ人居住地区。
昔からユダヤ人は避けられていたけど、ユダヤ人女性を愛した王がいて、ここにユダヤ人が住むことを許したんだそうです。
この地区にはシナゴーグがいっぱいあって、今もユダヤ人が多く住んでるらしい。
シナゴーグをひとつ発見したので(後から調べると、Old Synagogueっていう、博物館になってるシナゴーグやった)、そこの中にある本屋に入ってみた。
カフカなどのユダヤ系の作家の本やホロコーストに関する本などが並び、店内にはユダヤ系の人のCDがかかってて、なんか時間の流れが別の空間みたいやった。

その地区を抜けて川を渡りさらに南に行くと、戦争中のユダヤ人のゲットーやったところに出る。
ここには、スピルバーグの映画"シンドラーのリスト"のモデルになったシンドラーの工場があります。
友達がネットで見つけた情報やけど、これは案外知られてないらしくて、私が読んだ英語のガイドブックにも載ってなかった。
その周辺は観光地じゃない普通の町で、地図を見ながら歩くと、"FABRYKA OSKARA SCHINDLERA-EMALIA"の看板が掲げられた建物を発見。
門が薄く開いてて、中に入っていいのかうろうろ悩んでたら、中からおじさんがうちらを手招きしてうちらを呼んでる。
よくわからないなりに入ってみると、おじさんはむっちゃ愛想よくいろいろ説明してくれた。
「ここがスピルバーグの映画に使われた廊下だよ」とか「この部分はオリジナルだよ」とか「さぁさぁ、写真を撮って」とか笑。
シンドラーに関する短いフィルムや、工場の模型もあって、おじさんはうちらについて来ながらそれらをいちいち解説してくれました。
わかりやすくてよかった◎たぶん、来る人が少なくて暇やったんやろなぁ笑。

工場を出たら日が傾いていて、周辺は治安があんまりよくないみたいやったから、急いで旧市街へ戻った。
その日の夕食は、旧市街の中央広場の近くで偶然見つけたポーランド料理の店☆
ここは値段も手ごろで、セルフやからチップも気にしなくてよくて、いい感じやった。
ここで、Red Borshっていうポーランド料理のスープを食べた。
色がむっちゃ赤くて、でも透明で、一見味が濃そうやけど、食べてみるとそうでもなくて、でも深い味で、とにかく不思議な感じ。おいしかったです**
レストランを出てから、駅前にあるデパートへ。このデパート、どことなく日本のデパートってかショッピングセンターに雰囲気が似てた。
で、そこでむっちゃおいしいアイス屋さんを見つけてしまった☆ひとつ2ズロティ(80円弱くらい?)で、即購入。
クラクフ、いいところです☆

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (KYOU)
2008-08-16 17:55:02
はじめまして!

室坂京子と申します。
突然で失礼とは思いましたが、ブログを読みコメントを書きました。


今日本ですが、秋に1ヶ月位まずハンブルグ周辺へ行きます。その後ワルシャワ、クラコフをまわり、ベルリンから日本へ帰る旅を計画しているのですが、現地のバス情報が良くわかりません。

もしよろしかったらご利用になった長距離バス会社を教えていただけないでしょうか?

よろしくお願いいたします。

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