友達と表参道で二人でお茶をしました。
数年来の友人ですが、話がばちっと合い、気がついたら10時間も経っていました。
彼女の進みたい方向性に共鳴し、
「そう、そうなんだよ!私もそういうことがやりたいの!」と心がばんばん開かれていった感じ。
親しい友人と話せばいつも楽しいけど、こういう感じはめったにありません。
彼女の「やりたいこと」を聞いているうちに、
自分の中でもやもやっとしていた「やりたいこと」がどんどん引き出されて明確になっていきました。
ちょうど「ラジオの電波がうまく入らないな~」とダイヤルをぐるぐる回しているところに
急にチューニングがばっちり入ったような感覚でした。
いろんな人と話をして、合う人も合わない人もいて、
自分と同じ方向性を持ち、ぴたっと話が合う人がいて、それによって自分の志望がわかります。
一転して物事がクリアに見えてきます。
やるべきことが分かってきます。
やっぱり友達と話すのはいいもんだ。
最近内勤が多いので「光合成がしたい~」
と騒いで、河原でBBQ。
運良く五月晴れで、のんびり。
BBQではいつも食欲が先行して食材を買いすぎてしまいますが、
今回は「おさえめおさえめ」と唱えて、量ぴったり。
大人になったな。
・・・分別がつくってこうゆうことか。
買い忘れないようにと気をつけたのに、トング(炭をつかむ道具)と菜箸を買い忘れた。
椅子がなく石ころの上にシートを敷いたのでおしりが痛い。
でもそういう不便さ感や足りなさ感がBBQの楽しいところですね。
完璧に整った設備で快適だったら、レストランみたいでつまんないよね。
本日、上海から帰国しました。
まったくもって食い倒れの旅でした。
小籠包、海老餃子、チャーシューパイ、蟹粉豆腐、エッグタルト、マンゴープリン、エビチリ、肉まん、野菜サラダ、炒飯、豚のBBQ、蟹の胡椒炒め、大根餅、水餃子、ワンタン、チャーシューまん、茄子の味噌炒めクレープ、スイカジュース、インゲンと挽肉の炒めもの、牛肉ラーメン、青梗菜の炒め物、厚揚げの煮物、松の実のパイ、帆立のお粥、東坡肉、川魚の煮物、揚げ湯葉、酸辣湯、鶏肉の薬膳スープ、海鮮スープ・・・
(これ、正味3日で全部食べました。)
一番おいしかったのは、大衆食堂の茄子の味噌炒めクレープと屋台の生煎(丸い焼き餃子みたいなの)でした。
私は食べることが大好きな割に、腹八分目をモットーに、どんなにおいしくても適量を守って食べるタイプです、いや、でしたが・・・。
「いやいやもう、おなかいっぱいだし」
「これ以上食べたら絶対絶対おなか痛くなるし」
「昨夜も胃もたれでベッド転げまわってたし」
と認識しているのに
なぜ止まらない手と口。
ああああ、胃袋がとてもひとつでは足りない。
腹1.5分目くらい食べまくった結果、毎食後、私はルネサンスの名画の裸婦のごとくおなかが出てました。
いやー、今更ながら中華は美食の殿堂です。
食べ物のうまい国には、尊敬の念が湧き上がります。
中国って偉大!!
この食文化を作り上げた中国人に心からの敬意を払う。
(国際関係論専攻だったとは思えない単純さ・・・)
おかげで2.5キロも太ってしまいました。
(行く前に仕事がきつくてやせちゃったのでちょうどよく?なった。)
明日からちょっと海外に行くので、旅支度。
私の旅支度の半分は、本と音楽のセレクションです。
電車や飛行機やバスに乗って、またはカフェやビーチで、
景色を見ながら音楽を聴きながら本をむさぼるのが旅の楽しみ。
(今回は一人旅でないので、そんなにたくさんは読めないですが。)
今日も日本最大の本屋、池袋ジュンク堂で半日かけてうきうきと本を選びました。
旅の定番は、よしもとばなな・村上春樹・山田詠美のエッセイもの。(外れがない)
加えて、この機会に読みたかったダ・ヴィンチ・コード。(フライングして、もう、ちょっと読んじゃった)
行き先に合う本を持っていくというのは大事なことだと思います。
以前パリに行ったとき、子供の頃から大好きな「三銃士」を持って行ったときのこと。
文庫本には表紙にちっちゃく「Les Trois Mousquetaires」と原題が書かれていました。
電車の中でフランス人のお母さんがそれを見つけて
「あら、それ『三銃士』じゃない!うちの子も三銃士が好きなのよ。」と言い、
子供たちが三銃士の人形を見せてくれました。
私もお母さんも子供たちもにっこり。
ほのぼの。
これぞ旅。
ちなみに、タイに『冷静と情熱のあいだ』を持っていったときは大失敗でした。
舞台は格調高き北イタリアだもんなあ・・・。
10年も思い続けてるしつこーい恋愛の話だもんなあ・・・。
汗をだらだらかきながらではとても入り込めない。
年中脳みそとろける暑さの場所で読む本ではありませんでした。