さっきまで
この旅のデータを整理してて
ちょっと ウザくなっちゃいました
これは何かの苦行かと(笑)
我ながらデータだけ見てると
そう思います
しかし旅に出ると
これが楽しい
何故だか たのしい
------------------------------------------------------------------------
★データ
作戦決行日 '08 1/13
(時間 経路 距離 通常運賃)
☆行き
合計①+②+③
乗車時間 3時間12分 総距離 168.4km 合計総額 2,810円
①発着時間08:02発 → 08:45着
所要時間43分(乗車時間:40分) 乗換回数1回 総額540円 距離34.5km
08:02発 国立
・中央線快速(東京行) 4分
08:06着 08:09発 国分寺 乗り継ぎ
・中央線青梅特快(東京行) 36分 (国立→東京 34.5km)
08:45着 東京
②発着時間09:20発 → 11:10着
所要時間1時間50分(乗車時間:1時間40分) 乗換回数1回 総額1,620円
距離95.3km
09:20発 東京
・総武線快速エアポート成田(成田空港行) 68.4km 70分
10:30着 10:40発 成田 乗り換え
・成田線[佐倉-銚子](銚子行) 26.9km 30分
11:10着 佐原
③発着時間13:41発 → 14:33着
所要時間52分(乗車時間:48分) 乗換回数0回 総額650円 距離38.6km
13:41発 佐原
・成田線-総武本線[佐倉-銚子](銚子行) 38.6km 52分
14:33着 銚子
☆帰り
合計①+②
乗車時間 3時間14分 総距離 160.5km 合計総額 2,660円
①発着時間16:42発 → 18:32着
所要時間1時間50分(乗車時間:1時間50分) 乗換回数0回 総額1,450円
距離81.3km
16:42発 銚子
・総武本線(千葉行) 81.3km 110分
18:32着 千葉
②発着時間19:01発 → 20:49着
所要時間1時間48分(乗車時間:1時間24分) 乗換回数2回 総額1,210円
距離79.2km
19:01発 千葉
・総武線快速(久里浜行) 39.2km 40分
19:41着 19:53発 東京 乗り換え
・中央線中央特快(高尾行) 37.5km 40分
20:33着 20:45発 立川 乗り換え
・南武線(川崎行) 2.5km 4分
20:49着 矢川
☆総移動距離 328.9km
総お得額 5,470(通常運賃)-2,300(18きっぷ一回分)=3,170円
(別途 東京→成田 普通列車グリーン料金 750円 土日利用)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
総武線 地下ホームから
快速エアポート成田に乗車
グリーンを奢ったら これが混んでて二階席は満席
しょうがなく座った一階席からの眺めは
ホームすれすれで
停車時は人の足元ばかりが目に付きます
成田で乗り換え
"水郷の街" 佐原 到着
ああ なんだか のんびり 時間が流れてるなぁ
いい街です
市街地を流れる
小野川には
ときおり「サッパ船」と呼ばれる観光用の小舟が
行き交います
休日の街角
なんだか人影もまばら
冬の空が
青さもひと際色濃く
静かな午前の宙ぶらりんな
浮遊感が漂ってます
はじめての街なのに
懐かしい気分
小野川沿いを歩きます
街角の美容室も この通り
このカタチ
好みであります
年月がくすませた
白い土蔵に
松が映えてたり
江戸時代 後期から 明治にかけて
建てられた建造物が
続いていたり
実に
この街並みが見事
佐原の人々が
此処に暮らすことを大事してきたことを感じます
実に風格がある
こんな街を歩くと
其処に住む自分を想像してみたりして
伊能忠敬 旧宅前の喫茶店で
一服
今日もフツーに寒いので
温かいコーヒーがありがたい
表札に伊能とあったのは
主人はもしや忠敬の子孫なのでしょうね
この忠敬
五十を過ぎて商売を隠居してから
測量・天文学を修め
十五年余りかけ 死の直前まで
日本全国をくまなく測量して歩いたそうな
その測量に基づく「伊能大図」の正確さは かのペリーを驚愕せしめ
現代の国土地理院の20万分の1の地図の骨格的基図として
引き継がれたそうな
そんな伊能家 旧宅をあとにしますが
ここらで移動時間が迫ってきていることに気づき
ひたすら先を急ぎます
こんな山型の屋根の屋根を持つ倉庫がある路地や
立派なレンガ煙突のある
造り酒屋や
こんな昔ながらのディスプレイをしている
時計店や
妙にテンションの高い幟を掲げる
洋品店や
冬の光を
記憶とデジカメのCCDに焼付ながら
冬の強い風に逆らい
時折 黒板塀の続く
路地を佐原駅へと急ぎ
今日 二番目の目的地
銚子へ向かう電車に
乗り込みます
成田線の電車は
のんびりした風景の中を行きます
一時間弱で銚子到着
いよいよ
銚子電鉄との出会いです
その電車の駅は
JRホームの端っこに
間借り状態で遠慮がちにありました
休日とあって 親子連れなど
そこそこの人数が電車の登場を待ちます
やがてスカイブルーの派手なカラーリングの電車が
堂々の入線
ん! なんだこの模様のごときイデタチは?
と思いきや どうもゲームメーカーのいわゆるラッピング電車らしい
無粋なこと甚だしくはありますが
赤字に悩む地方鉄道 銚電としては
しょうがないですね
そういえば
駅とおぼしき小さな建物には
売り場も自販もなく
きっぷ何処で買うんだ?の疑問は解消することなく
一両ポッキリの電車に乗り込みます
やがて電車は乗車率150%状態で発車
なるほど銚子から乗る人は
車掌から車内で補充券扱いで買うわけね
と腑に落ちたところで最初の駅 仲ノ町に着いちゃった!
間に合うのかきっぷ
と思いつつ3つ目の駅を過ぎるころ
アナウンスやドアの開閉 客扱いと大忙しの車掌から
1日乗車券「弧廻手形」 620円 を入手
ひと安心であります
ガンバレ車掌! がんばれ銚電!
途中 大きな醤油工場や
素朴をカタチにするとコウナリマシタ的駅舎を眺めながら
あっという間に目的の駅
犬吠到着
そうです 目指すは犬吠崎
旅人とは岬を目指すもの也
今日は冬の強い風が吹く
絶好の岬日和
おかげで
吠えるが如き 荒々しい海の姿を眺めることができました
(↑ 一番目の写真)夕陽を頬に浴びながら
遊歩道を急ぎ駅へ戻ります
しかし犬吠駅の
スパニッシュ風ともコロニアル風とも定かではない建物は
なんとも異様で 田舎には不似合いな分
かえって哀しい風情があります
さあ 欲張り日帰り旅も佳境
最後の一区間
終着駅 外川への電車に乗ります
岬の電車
終着駅を見ずして何の旅ぞ
意気込んで着いた終着駅は
イメージ通りで
この先はありませんよと
旅人を迎えてくれたのでした
折り返しの電車は200%乗車状態
まるで平日の中央線快速電車のようでしたが
窓際に立ち
車窓から見える夕陽を眺めながら
旅人をしての満足を噛みしめた
旅の終わりでありました
-----------------------------------------------------------------------
この旅のデータを整理してて
ちょっと ウザくなっちゃいました
これは何かの苦行かと(笑)
我ながらデータだけ見てると
そう思います
しかし旅に出ると
これが楽しい
何故だか たのしい
------------------------------------------------------------------------
★データ
作戦決行日 '08 1/13
(時間 経路 距離 通常運賃)
☆行き
合計①+②+③
乗車時間 3時間12分 総距離 168.4km 合計総額 2,810円
①発着時間08:02発 → 08:45着
所要時間43分(乗車時間:40分) 乗換回数1回 総額540円 距離34.5km
08:02発 国立
・中央線快速(東京行) 4分
08:06着 08:09発 国分寺 乗り継ぎ
・中央線青梅特快(東京行) 36分 (国立→東京 34.5km)
08:45着 東京
②発着時間09:20発 → 11:10着
所要時間1時間50分(乗車時間:1時間40分) 乗換回数1回 総額1,620円
距離95.3km
09:20発 東京
・総武線快速エアポート成田(成田空港行) 68.4km 70分
10:30着 10:40発 成田 乗り換え
・成田線[佐倉-銚子](銚子行) 26.9km 30分
11:10着 佐原
③発着時間13:41発 → 14:33着
所要時間52分(乗車時間:48分) 乗換回数0回 総額650円 距離38.6km
13:41発 佐原
・成田線-総武本線[佐倉-銚子](銚子行) 38.6km 52分
14:33着 銚子
☆帰り
合計①+②
乗車時間 3時間14分 総距離 160.5km 合計総額 2,660円
①発着時間16:42発 → 18:32着
所要時間1時間50分(乗車時間:1時間50分) 乗換回数0回 総額1,450円
距離81.3km
16:42発 銚子
・総武本線(千葉行) 81.3km 110分
18:32着 千葉
②発着時間19:01発 → 20:49着
所要時間1時間48分(乗車時間:1時間24分) 乗換回数2回 総額1,210円
距離79.2km
19:01発 千葉
・総武線快速(久里浜行) 39.2km 40分
19:41着 19:53発 東京 乗り換え
・中央線中央特快(高尾行) 37.5km 40分
20:33着 20:45発 立川 乗り換え
・南武線(川崎行) 2.5km 4分
20:49着 矢川
☆総移動距離 328.9km
総お得額 5,470(通常運賃)-2,300(18きっぷ一回分)=3,170円
(別途 東京→成田 普通列車グリーン料金 750円 土日利用)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
総武線 地下ホームから
快速エアポート成田に乗車
グリーンを奢ったら これが混んでて二階席は満席
しょうがなく座った一階席からの眺めは
ホームすれすれで
停車時は人の足元ばかりが目に付きます
成田で乗り換え
"水郷の街" 佐原 到着
ああ なんだか のんびり 時間が流れてるなぁ
いい街です
市街地を流れる
小野川には
ときおり「サッパ船」と呼ばれる観光用の小舟が
行き交います
休日の街角
なんだか人影もまばら
冬の空が
青さもひと際色濃く
静かな午前の宙ぶらりんな
浮遊感が漂ってます
はじめての街なのに
懐かしい気分
小野川沿いを歩きます
街角の美容室も この通り
このカタチ
好みであります
年月がくすませた
白い土蔵に
松が映えてたり
江戸時代 後期から 明治にかけて
建てられた建造物が
続いていたり
実に
この街並みが見事
佐原の人々が
此処に暮らすことを大事してきたことを感じます
実に風格がある
こんな街を歩くと
其処に住む自分を想像してみたりして
伊能忠敬 旧宅前の喫茶店で
一服
今日もフツーに寒いので
温かいコーヒーがありがたい
表札に伊能とあったのは
主人はもしや忠敬の子孫なのでしょうね
この忠敬
五十を過ぎて商売を隠居してから
測量・天文学を修め
十五年余りかけ 死の直前まで
日本全国をくまなく測量して歩いたそうな
その測量に基づく「伊能大図」の正確さは かのペリーを驚愕せしめ
現代の国土地理院の20万分の1の地図の骨格的基図として
引き継がれたそうな
そんな伊能家 旧宅をあとにしますが
ここらで移動時間が迫ってきていることに気づき
ひたすら先を急ぎます
こんな山型の屋根の屋根を持つ倉庫がある路地や
立派なレンガ煙突のある
造り酒屋や
こんな昔ながらのディスプレイをしている
時計店や
妙にテンションの高い幟を掲げる
洋品店や
冬の光を
記憶とデジカメのCCDに焼付ながら
冬の強い風に逆らい
時折 黒板塀の続く
路地を佐原駅へと急ぎ
今日 二番目の目的地
銚子へ向かう電車に
乗り込みます
成田線の電車は
のんびりした風景の中を行きます
一時間弱で銚子到着
いよいよ
銚子電鉄との出会いです
その電車の駅は
JRホームの端っこに
間借り状態で遠慮がちにありました
休日とあって 親子連れなど
そこそこの人数が電車の登場を待ちます
やがてスカイブルーの派手なカラーリングの電車が
堂々の入線
ん! なんだこの模様のごときイデタチは?
と思いきや どうもゲームメーカーのいわゆるラッピング電車らしい
無粋なこと甚だしくはありますが
赤字に悩む地方鉄道 銚電としては
しょうがないですね
そういえば
駅とおぼしき小さな建物には
売り場も自販もなく
きっぷ何処で買うんだ?の疑問は解消することなく
一両ポッキリの電車に乗り込みます
やがて電車は乗車率150%状態で発車
なるほど銚子から乗る人は
車掌から車内で補充券扱いで買うわけね
と腑に落ちたところで最初の駅 仲ノ町に着いちゃった!
間に合うのかきっぷ
と思いつつ3つ目の駅を過ぎるころ
アナウンスやドアの開閉 客扱いと大忙しの車掌から
1日乗車券「弧廻手形」 620円 を入手
ひと安心であります
ガンバレ車掌! がんばれ銚電!
途中 大きな醤油工場や
素朴をカタチにするとコウナリマシタ的駅舎を眺めながら
あっという間に目的の駅
犬吠到着
そうです 目指すは犬吠崎
旅人とは岬を目指すもの也
今日は冬の強い風が吹く
絶好の岬日和
おかげで
吠えるが如き 荒々しい海の姿を眺めることができました
(↑ 一番目の写真)夕陽を頬に浴びながら
遊歩道を急ぎ駅へ戻ります
しかし犬吠駅の
スパニッシュ風ともコロニアル風とも定かではない建物は
なんとも異様で 田舎には不似合いな分
かえって哀しい風情があります
さあ 欲張り日帰り旅も佳境
最後の一区間
終着駅 外川への電車に乗ります
岬の電車
終着駅を見ずして何の旅ぞ
意気込んで着いた終着駅は
イメージ通りで
この先はありませんよと
旅人を迎えてくれたのでした
折り返しの電車は200%乗車状態
まるで平日の中央線快速電車のようでしたが
窓際に立ち
車窓から見える夕陽を眺めながら
旅人をしての満足を噛みしめた
旅の終わりでありました
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