ちび通 写真日記

はてさて。。。

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『青春18きっぷ』大作戦    其の参 『上越 越後湯沢』の巻 

2008年03月08日 | 


18きっぷの旅で重要なのは
行き先と行く時期
そして その経路です

ワタシの場合
どんなシーンが見たい(撮りたい)か
で大体決まります

季節は冬
見たいのは雪
だったら北に向かいたい

東北もいいが
日帰り 各駅停車の旅だと
少し気忙しい

ならば上越方面か

上越で峠越えをしたのは
そういえば新幹線か夜行でだけだなぁ

うん
『トンネルを抜けると...』
の世界は体験したことはないぞ

<<あくまでイメージです イメージ! 
川端康成は『夜の底が白くなった』と続けます これは夜汽車の世界ですね>>

どうせ 上越を攻めるなら
温泉ははずしたくないな

ま そんなこんなで 今回の目的地は

越後湯沢 です

テーマは
『雪 湯煙 日本酒 日帰り上越紀行』 かな??

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★データ 
 作戦決行日 '08 1/3


(時間 経路 距離 通常運賃)

☆行き

発着時間07:22発 → 12:08着
所要時間4時間46分(乗車時間:3時間48分) 
乗換回数5回  総額3,260円  距離190.1km

07:22発 矢川 
・南武線(立川行) 2.5km 4分
07:26着 07:32発 立川 乗り換え
・青梅線(青梅行) 6.9km 12分
07:44着 07:50発 拝島 乗り換え
・八高線(川越行) 21.2km 25分
08:15着 08:18発 高麗川 乗り換え
・八高線(高崎行) 63.3km 87分
09:45着 10:23発 高崎 乗り換え
・上越線(水上行) 59.1km 63分
11:26着 11:31発 水上 乗り換え
・上越線(長岡行) 35.1km 37分
12:08着 越後湯沢 

☆帰り

発着時間15:05発 → 19:19着
所要時間4時間14分(乗車時間:3時間46分) 
乗換回数5回  総額3,260円  距離190.1km

15:05発 越後湯沢
・上越線(水上行) 35.1km 39分
15:44着 15:48発 水上 乗り換え
・上越線(高崎行) 59.1km 63分
16:51着 17:00発 高崎 乗り換え
・八高線(高麗川行) 63.3km 82分
18:22着 18:25発 高麗川 乗り換え
・八高線(八王子行) 21.2km 27分
18:52着 18:55発 拝島 乗り換え
・青梅線(立川行) 6.9km 11分
19:06着 19:15発 立川 乗り換え
・南武線(川崎行) 2.5km 4分
19:19着 矢川 駅

☆総移動距離 380.2km 
総お得額 6,520(通常運賃)-2,300(18きっぷ一回分)=4,220円 

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気忙しいのがいや
といいつつ
随分つまってますね
行程が

ルートも これでいいの?
武蔵野線まわりで南浦和に出た方が
良くね?
と当然のツッコミが入りますが



いいんです
川平慈英 風味で(笑))

いや むしろ でなければ いけません
この場合

この行程のおいしいところは
63.3kmを87分もかけて走るキハ110 (高麗川 08:18発 八高線 高崎行) ↑
にあるんです

適度な傾斜の向かい合わせシートが
旅情プラス
長時間乗車に最適

そのくせ
その近代的なDCとして充分の動力性能にして
音が静か 
カミンズ製のエンジン音は旅路の子守唄へと

さらに乗り心地が良い
快適です

八高線は単線で
電車並みの性能が生かせないのが残念なぐらいですが

そこは 旅情優先
のんびりと

北関東の茫洋とした
田園風景が
ローカル線の旅情を高めるのです



放っておくと
どんどん鉄オタ方面に暴走する傾向があるな
このシリーズは

ただ この辺が楽しめると
本当に18きっぷの旅は
より深みを増すのです じっさい

八高線は
さらに駅舎もいい

この 丹庄という
小駅の
佇まいの
なんと慎ましげで美しいことか

八高線
ますます好きになりました



やがて列車は終着 
高崎

先頭が終端になっている3番線ホームに到着
なんか間借り人みたいな扱いです
地方の私鉄にはこのパターン結構ありますね
(→高崎駅構内図

う~ん 
構内広い!

しかも乗り入れの各線の名が
数もさることながら
旅ごころをソソル

高崎線 八高線 上越線 両毛線 吾妻線 信越本線
上信電鉄 上信線
そして上越と長野の新幹線

次の乗車列車まで40分弱
しばし 列車の発着を眺めておりました

上信電鉄 上信線の旅は
いつかのためにとって置きましょう

さらにホーム端に
こんな建築物発見
これはすでに昭和の鉄道遺構ですね

三角屋根の"便所"
昔は大きな駅のホームのはしっこにコレが
あったものです

ちゃんと現役で
小さな男の子がいそいで駆け込んでいきました



湘南色の電車が
大きな構内のホームに
入線してくるさまは
国鉄時代からの
変わらぬ鉄道情景です

あと何年
こんな姿が
見られるのでしょうか



上越線に乗車

水上までは
ゆるやかに
しかし
確実に列車はその高度を上げていきます

これから
はじまる
峠みちへの前奏曲

風情漂う駅標名の
"みなかみ"で列車乗り換えです

国境の長いトンネル』は
水上の過ぎてほどなく
唐突に列車自身の轟音とともに暗闇へと列車を案内します

と思いきや
すぐに白々と蛍光灯に照らされた湯檜曽駅 地下ホーム
近代的なイメージ まるで総武快速線の馬喰町駅あたりのよう

狐に化かされたような気分です

それもそのはず
かの康成が『雪国』で描いたのは
(旧来の)清水トンネル 今では上り線専用です

さらには『信号所に汽車が止まった』と小説では続きますが 
これは単線 すれ違いのため信号所と思われる
故に いまや在来線といえども その世界は追体験できないのですね

次の駅 土樽までは蛍光灯が灯る長い地下の世界
途中の土合の駅もやはり地下ホームで地上から10分も降りなければ辿りつかない
全長13.5kmを10分あまりかけて抜ける
この下り"新清水トンネル"は ほんとうに"長いトンネル"ではあります

しかし 奇跡はおこる
"長いトンネル"を抜けると
そこはまさに白銀の世界

このコントラスト
康成の『雪国』は体験できずとも
我がこころのイメージどおりの"雪国"です



まばゆいという形容は
この一瞬のためにあるのか
というシーンです

このために
長い時間 乗り継いでやってきた
と思わせます



齢を重ねた
電車の窓ガラスは
まるですりガラスのように
世界を白く滲ませます

まるで
べス単フード外し
で撮ったようなソフトフォーカス

いい感じです



しかし
白銀の車窓というものは
何故 眠気を誘うものなのでしょう

田んぼと思しき場所も
家々も
木々も
そして 山も
みんな真っ白です

頭の中も真っ白に
ホワイトアウトする前に
やがて大きなリゾートマンション群が見えてきました

新幹線乗り継ぎのアナウンスとともに
越後湯沢に到着です



越後湯沢ですることは二つ
①温泉に入る
②おいしく日本酒を呑む

18きっぷたびでは
目的地での行動を欲張らない
と決めてます

短期決戦 勝利の方程式



したがって この日は特に 
歩かない 彷徨わないが
行動指針

先ずは駅構内にある
温泉 酒風呂・湯の沢

そりゃあ 歩くこたぁ ないやね

酒風呂だっつぅんですが うん 
ほのかに酒の香りがするようなしないような
贅沢なようなそうでもないような

決して広くない浴槽ですが
そんなに混んでいないので
ゆったりは浸かれますな

ただねぇ 窓が一つもない空間だし
時折 新幹線が通りすぎる音と振動もあるし
のんびり感は正直ないかな

日本酒効果か
ぐにゃぐにゃにほぐれる感じがあります
ま 安・近・短でなにより 良しとしましょう



さて②です
駅前のそば屋でぐずぐず呑むってのも
考えたんですが 
スキー客で混雑してます

で ふたたび駅 構内へ
ぽんしゅ館 利き酒コーナーへと
『受付で渡されるコイン(5枚)とオリジナルのおちょこを持って、ずらっと並んだ地酒ラベルの前へ。
好みの地酒が見つかったら、コインを入れてスタンバイ、ボタンを押せば適量の冷えた地酒が。 』
とHPにあります
その名も利き酒マシン ちなみにお代は500円也

う~む いささか安直ながら
越後の96の代表銘柄が全てきき酒できるとは!
日本酒好きにはたまらないですな

やっぱ 雪中梅 八海山はうまいなぁ
限定生産もマシンにあったりするなんざ 
流石魚沼 酒どころ

しかしながら
つまみがねぇ
と思いながら再び館内を探索

酒販コーナーで再び試飲
純米の美味いのを(残念 酩酊し 名を失念!)手に入れ
これで帰りの電車は雪見酒だと
決め込んだはいいが
やっぱ つまみぃ~(笑)

しかし
この日二度目の奇跡は
ふたたび起きたのでした

駅 改札正面に
湯沢名物 大盛り”もつ煮込み"
聞かないなぁ と思いつつ
受け取ったプラスティック容器に入ったそれは
正に大盛り むろん熱々

我慢は限界
ちょうどいい具合に
身体もほかほかだと

人気のないホームで
冷えた純米酒をさっそく一杯
食べた”もつ煮込み"の旨かったこと

なんだかなぁ
B級を通り越してC級グルメでは
ありますが




帰りの気分はええ列車でありました

------------------------------------------------------------------------

東京・居酒屋メニューの定番
もつ煮込みにはいささかウルサイと自負しておりましたが
湯沢の煮込み マジ旨でありました
"野菜が具沢山なのが湯沢風の旨さの決め手か" 
は愚考の終結点でアリマス

尚 水上⇔越後湯沢間は
幹線にも関わらず 極端に列車が少ない

日に5本程度であります
また休日には結構な混み具合かと
"18きっぷ旅"プランニングの折はご注意を



まあ 歩かないのにも程がある
越後路の旅でありました

次回 "18きっぷ"の旅は 下総 佐原・銚子を旅します

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2 コメント

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Unknown (ムラサキ カイジ)
2008-03-12 16:55:26
お久し振りです。
あれから、時々覘いていましたが・・・
行方不明になってしまったのかと、
気を病んでいました。

でも、今日元気な姿を拝見して安心しました。
これからも、よろしくお願いいたします。

小生、あれから、ず~っと頑張っています。

ちなみに・・・、
小生は、八高線の沿線に住んでいす。
丁度、八王子と高崎の中程です。

面目ありません (つの)
2008-03-16 18:28:45
カイジさん
ときどき覗いて
下さってたとのこと

ありがとうございます♪

ときどきネット上から失踪する
悪癖がありまして
心配をおかけして本当にすいません

こちらこそ
あらためて宜しくお願いします

中程ですか?
小川町あたりでしょうか
もう少し北かな?

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