カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

子どもを愛しましょう

2007-08-02 23:55:08 | ひきこもり・不登校

うつでないならこのだるさと頭の重さはなんなんだ。
なんかばててるなぁ。
へっ?まさか夏ばて?
う~ん今まで一度もなったことないから、よくわからんけど。


うつだと思ってやりすぎたセロトニン放出作戦がちょっと裏目に出たのかも。


昨日は若者は風邪のM君に代わりTさん。


いらしたのは案外少なくて全部で4人。(+2人)


10時から2時まで4時間も話し込んでしまった。
僕は大人しくしているつもりだったけど、やっぱりしゃべってしまった。


一人初めての方がいらしていた。
隣同士だったので、いつしか二人で話し込んでしまったのだが、

娘さん(高1)は現在G高校入学を目指して(指定の)とある東北の私塾で寮生活をしながら勉強しているそうだ。


この高校は、なんでも生徒自身が調べて学ぶというスタンスのコースがあるのだが、入ってみてこの娘さんは違和感を覚えたらしい。


やはり自分は少しは誰かに教えてもらいたい、また世間と離れた寄宿生活でなく、普通の高校生活をしてみたい、という気持ちになったそうで、お母さんに「やめたい。お金かけさせてごめんね。でも来年は大丈夫だから心配しないで」と連絡してきて、お盆に帰ってくることになったと。。


このお母さんが、「私、甘くてだめですね」っておっしゃるから、
「甘やかしてどこが悪いんですか~。全然悪くないですよぉ。世間と同じ基準を家にまで持ち込んだら子どもは苦しいですよ。」って答えたら、思わずそれまで気丈にふるまわれていたその方が涙ぐまれて。


僕も思わず、ぐっときた瞬間だった。いやぁやばかった。
最近弱ってるのか、"牛に願い"をの香里奈さん見て泣けてるし。


この方に会えたことが僕にとってはとても良かった。



夜思いついてしばらく疎遠になっていた父に電話。


父「何か用?どうだそっちは」
僕「いや別に。最近なんかうつ気味なんだよね」
父「生徒0か」
僕「いや0ってわけじゃないけどさ、少ないよ」
父「まぁうつになったからって解決するわけではないけどな」


僕「あのさぁ?、親父かお袋、音に敏感ってことはあった?」
父「いやぁ別にそういうことはないと思うよ」
僕「僕さ、なんだか大きな音が怖いんだよね。」
父「情けないっちゃ情けないな」


ははは、やっぱり。なんか僕も受け継いでいるんだろうね。
出方は違うけれど。


ピュ~~(寒々しい風が吹く音)

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