この春からイカの街・函館に転勤することになったんですよ。
今まで近距離の引越しは数回経験があるものの,家族4人で300キロもの距離を引越しするなんて…。
うーん,そこはかとなく不安だ。
不安といえば,転勤先の医療状況を知ろうと思って,色々大きな病院を調べていたんだけどどこにも「膠原病外来」というものがないんですけど…。
やっと総合病院でリウマチ外来というのを見つけてHPを見てみたら“昨年11月にリウマチ外来は閉鎖しました”っていう文字が。ガーン…。
そういえば,今通院している膠原病の先生が,函館から何時間もかけて通っている人が7人もいる…って言ってたっけ…。そういう経緯でか?私も無理して300キロを通おうかな…。ああ,交通費が…。再発なんてしたらどーするんだろ?
こんど小1になるムスコに「転勤になるんだよ。4月から違う町に住むんだよ。」と教えると,やっぱり悲しいのかシクシク泣いている。仕方ないので
「こんど行く町は海が近くて釣りし放題だし,猿もたくさん居るし,焼き鳥弁当は食べ放題だし(食べ放題ではない),サイコーよ。それから競馬場も近くて,暇なときはいつでも競馬場に入り浸れるんだよ!それから競輪もできるし,もう楽しいことだらけよ(別に子供には関係ない)。」と説明してみたら,喜んでた。他愛ないな。
でも今回の次の転勤ではそうはいかないだろうな。転勤族の家庭に産まれた子供ら,ちょっと不憫に思う。
何故って,自分が子供のとき,「もし私が転校なんてことになったら…」っていうのをいつも恐れてたから。「もし引越しすることになっても,自分だけは絶対1人でもここに残ろう」って決意していたんだ。学校を変わって,友達もいなくて,知らない人だらけの世界になる…なんてことは自分の世界が終わることに等しかったから。
きっと数年後には子供もそういう風に思うんだろうなあ。いや,もしかしたら今もそう思っているのかも…。
それでそのうち「おとうさん,それじゃあひとりで行ってよ」とかいう流れになるんだろうな(笑)。そうい日はたぶんアッという間だと思います…。