栃木発「ちゃりあん」ブログ

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祝・東北新幹線、開業30周年イベントIN那須塩原駅 2012.06.23

2012年06月24日 08時45分58秒 | 日記
30年前のこの日、僕はまだ小学生で、学校へ登校する前のニュース番組で「東北新幹線開通」の話題を食い入るように見つめていた。

鉄道が好きで、あの、あこがれの新幹線が「栃木にやってくる」・・・

その1番列車をこの目で見たかった・・・

悔しい思いを抱きながら学校へ行ったことを懐かしく思う。

あれから30年、である。

国鉄はJRとなり

黒磯市は那須塩原市となった。

新幹線の車両も

より速くなり、より形が細長くなった。


それが、30年の重みである。


鉄道マニアからは足を洗った。

いまはウォーキングのほうがメインである。

けれど

この瞬間は

30年前に戻りたかった。

あの日の、無念の気持ちを晴らすために。。。



8時46分。

那須塩原駅東口。

30年前の前日までは「東那須野駅」と名乗っていた。




イベントの告知。

なんといっても「記念列車」と「記念きっぷ」が注目される。



9時55分、盛岡行き。

これが「30周年記念列車」である。

全席指定席。当然、当日いきなりは乗車することができない。

でも

140円の入場券を買って、その姿をホームから見送ることはできるのである。

僕はそれで満足だった。



下りホーム2番線の先端。

すでに多くの鉄道ファンがカメラを構えてスタンバイ。

1時間以上前から待つ人の7姿も。

ちょうどE5系「はやぶさ型」車両が通過するときの様子。

もちろん記念列車ではない。



まだ時間があるのでコンコースに下りてみた。

すると記念きっぷを買うために多くの人が長蛇の列をなしていた。

1810円。

以前の僕なら並んでいたが、もう鉄道マニアは卒業した。

限定300セット。お昼ごろには完売した模様。



再びホームに戻ると、記念式典の準備が始まっていた。

画像は「1日駅長」に選ばれた親子さん。

30周年にちなんで、お父さんが30歳、お子さんが3歳という条件で募集された。

※後ろの新幹線は通過待ちの下り車両。記念列車ではありません※



9時52分。

大宮発盛岡行き、30周年記念号が到着。

ホームにはカメラを持つ人であふれかえっていた。



9時55分。

那須塩原駅での出発式には「一日駅長」をはじめ、地元のゆるキャラさんも立会いのもと、盛大にとりおこなわれた。



翌24日まで那須塩原駅構内と西口広場ではイベントも開催され

ミニ新幹線「E5系はやぶさ号」も200円で乗車することができる。



イベントの記念品。

パンフレット、構内のイベントに参加できる「特別入場券」、E5系はやぶさ号に乗るための記念硬券きっぷ(200円)、そして那須観光協会のポケットティッシュ。

やはり新幹線だけあって、あっという間の出来事だった。

けれど24日もイベントは開催されます。

ぜひ那須塩原駅に遊びに来てください。


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