人生中間地点。

バイクをメインに、
個人的な趣味や日常を記録。

ニューバランス

2014-01-30 | etc


ニューバランスの“ビンテージシリーズ”「574」を買った。

なかば衝動買いに近いかんじで購入したため、
一応、オフィシャルサイトで「574」を調べてみた。

サイトでは、
「衝撃吸収性に優れたEVA素材を頑丈なPU素材に封入した構造。
ハイレベルの安定性とクッション性を実現。」とあった。

なんか良さげではある。

でも冷静に考えると

・EVAをPUに封入すると、どう良いのか。
・そもそもEVAやPU素材とはどんなものなのか。
・ハイレベルの安定性とクッション性とは、何と比べたものなのか。
など、疑問もうかぶ。

我ら小市民は、このような意味の分からない単語や言い回しを連発されると、
通常なら「怪しい」と思うものである。
が、しかし、大企業がこれらを使うと『最先端』に聞こえてしまう。
そして意味も理解出来ないまま「最先端=すごく良いもの」と解釈してしまうのだ...。
(本当にそうなのかもしれないが...)

そう、「売り言葉」ひとつが商品価値を左右するのである。

商売とは奥が深い...。



そして「売り言葉」といえば、その「574」を買ったお店でのやりとりを思い出す。

店内に入り、ナイキコーナーを少し見てニューバランスのコーナーへ。
ポップに「残り26cm・29cmのみ!!」と書かれた棚から「574」を手に取り眺めていると、
「最近、ニューバランスはとても人気があるので、
売り切れると、いつ入荷されるかわからないですよ」と背後から誰かが話しかけてきた。
その抑揚なく発せられた言葉に振り向くと、笑みひとつない30代半ばの男性店員が
先程、私が試着した『ナイキ』を持って立っていた。

「そんなに人気なんですか?」と聞き返すと、
その店員は、人気の訳を説明するのではなく、
品薄で手に入りにくい旨ばかりを繰り返し説明してきた。
めんどくさくなり、「他のも見たいので」と言いその場を一旦離れた。

結局、他の靴も一通り見てからコレ(574)に決めたのだが、
『574』の箱を手に取りレジヘ向かおうとしたとき、
「お決まりでしたら、レジまでお持ちします」と、またあの店員が出て来た。

その後、レジヘと向かうあいだにも、
「当店でもユニクロさんのヒートテックのような商品を出しており、
今セール中ですので、来年用にでもいかがですか?」と言って来たので、
「来年用??」と思いながらも「今日は結構です」と伝えると、
すかさず「防水スプレーはお持ちですか?」と聞いてくる。
これまた「持っています」と断ると、
さらに靴下をも薦めて来た...。

ニューバランスのコーナーからレジまでは10mも無いのに...だ。



獲物の肉を骨までしゃぶるハイエナの姿が頭に浮かぶ。



それにしても、何と言うセールス根性。
そんなにノルマが大変なのか?
そんなに『ハイエナ営業』を徹底しているのか?
そんなに私にこの靴を履いてほしいのかぁぁぁっーー!!

まぁ、不信感まじりの疑問は尽きないが....それでも「574」に決めた。



実はと言うと、前々から目をつけていたのは「ナイキ」の靴であったのだが、
実際、履き比べてみると、その「ナイキ」は「574」に比べて、
幅が狭く、何と言うか足の甲の『生地』が軽い?薄い?感じがした。

当然、全ての「ナイキ」がそうという訳ではなく、
ワッフルトレーナーしかり、コルテッツしかり、
私の好きな「クラッシックタイプ」の復刻版が往々にしてそうなのだ。

デザインは『ナイキ』でも、
足全体をホールドしてくれる『ニューバランス』の履き心地に慣れた今、
『ナイキ』の感触がイマイチに感じてしまうのだ。

そうやって毎回、履き慣れた『ニューバランス』に落ち着いていくのだが、、、。


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いつもは大勢の客でにぎわう広い店内も、今日は客が少なく、
「ありがとうございました」と言うレジの若い女性店員の声が店内に響く。

商品を受け取りながら軽くお辞儀をし、お店を出ようと振り返ったとき、
出入り口へと続く通路上で、小太りの中年男性客が、
あの店員に接客を受けているのが見えた。

あまり印象の良くない店員だったので、
意識して見ないように通り過ぎようとしたのだが、
横を通り過ぎる際、思わずその店員と目が合ってしまったのだ。

ギョッ!!としたのと同時に、聞き覚えのあるフレーズが聞こえて来た。

「最近、アディダスは人気があるので、売り切れると、いつ入荷されるかわからないですよ」
と....
あの、抑揚のない声で。

きっとこの店では『クラリーノ』や『ケースイス』、『ビッグベン』ですら、
今も大人気で入手困難なのだろう.........。
(別にそれらが悪い商品という訳じゃないんだけど...。)




ハーレー試乗

2014-01-28 | バイク
先日、家からさほど遠くはない某自動車学校で、
ハーレーダビッドソンの試乗会が開催されていたので行って来た。

自動車学校のコース際をてくてくと歩いて受付まで行く途中、
XL1200V(セブンティーツー)の紫ラメが展示してあった。



「ピッカピカだ!!」(私)
「ヤンキー車みたい」(嫁)
「バイ! バイ!!」(子)※バイ=バイクの意

これくらいの知識しかないトリオ。
まともな試乗レビューが出来るハズもないのだが...。


[受付]

受付を済ませた人から、乗りたい車種の書かれたポップの前に並ぶらしい。




記念すべきハーレー初運転をXL1200X(フォーティーエイト/1201cc)にすべく、
そのポップの前に並んだ。
というのも、ハーレーの中で一番好きなモデルで、
私が唯一名前と愛称が一致する車種(アイアンもそうだが...)だからだ。

何処が好きかと言うと、やはりそのルックス。

私の年代でハーレーと言えば「イージーライダー」か、
「白バイ野郎 ジョン&パンチ」みたいな『大きなバイク』というイメージがあるが、
フォーティーエイトは何と言うか、コンパクトで威張っていない。
(他のハーレーが威張っているという意味ではない)
ハンドルが低い分レーシーなイメージになり、地を這うように走れるのも良い。



ところでハーレー自体、ショールームで跨がったことはあったのだが、
エンジンをかけて跨がるのは今日が初めて。

実際、体に感じる振動や排気音は、今迄に乗ったバイクとは一味違うもののように感じ、
少し緊張しながら出発の合図を待った。

待っている間、クラッチレバーを握ったままギアチェンジしてみたが
私の身長(足の長さ)では、クラッチペダルまでが遠く、
『つま先』というか、『つま先』が入っていない『靴先』でギアチェンジするはめに。
そのせいか、ニュートラルになかなか入らない。
身長175cm以上の人なら問題ないと思うが、、、女性はどうしているのだろう。
調べてみると、ペダルを手前にズラせるキットや、
前めに座れるシートもあるみたいだ。

そして、いよいよ出発。

クラッチの遊びや堅さもちょうど良く、違和感無くスタート。

スピードにのるにつれギアを一段づつ上げていく。
(と言っても直線が短く、サードまでだが....)

こういうポジションでの運転は初めてだが、なんと言うか...

「オモシロイ!!」。

慣れていないせいもあるが、運転しにくいし、風の抵抗も多い。
ペダル類も遠いし、ハンドル操作も烈風魂のそれとはいかない。
おまけにコーナーで擦りそう...。

でも、

「なんだコレ!! 楽しい!!」。

1回の試乗で2周しか乗れないので、あっという間に終わったが
このてのバイク(アメリカンタイプ)の魅力が分かったような気がした。

次に、FXDB(ストリートボブ/1584cc)に乗る。
先程のフォーティーエイトと違いアップハンドルタイプだ。



こちらは、ポジション的には後ろに仰け反るようなタイプなので、姿勢はすごく楽。
カーブは慣れが必要だが、直線は気持ちよい。
ゆるいワインディングや高速道路を一定のスピードで走るのに向いているようだ。
シート高も675mmと、710mmのフォーティーエイトよりもさらに35mm低い。
ペダル類も比較的近いので私の体型でも不都合は無かった。

そして最後は、FXSB(ブレイクアウト/1584cc)。




これはフォーティーエイトとストリートボブを合わせたような感じだった。
ハンドル位置は低いが手前に突き出ている分、姿勢は起き上がる。
ペダル類はやはり遠いが、姿勢が起きているため足が延ばせ、
フォーティーエイトよりも近く感じた。
そして直線もコーナーも違和感無く走行。
シート高が660mmと、この3台中一番低いのでスピード感もあった。

この後また、フォーティーエイトとブレイクアウトに試乗し、
その特異な感触を再度味わった。


他にも数台の試乗車が来ていたが、うちのチビがお腹を空かせてグズりだしたので
今日はこの辺りで...。

ハーレーから2ヶ月に1回くらい、試乗車やフェアの案内ハガキが来るので、
またその時は違う車種に試乗してみるとしよう。



温度計 ~KUMAにも装着~

2014-01-17 | 自転車
烈風魂に温度計を取付けた。

先日「コンパクト」を条件にピックアップしていたのだが、
結局、今迄使っていたものと同じものを購入。

なぜか....

それは他の物が烈風魂には大き過ぎたからだ(苦笑)。

そして新しい方を取付けるため、古い方を外そうとしたのだが、
この寒さで両面テープがより強力な粘着力を発揮しており、力ずくで剥がすと、
なんとその振動で正常な動きにをするようになった...(汗)。

とりあえず、新調した方を烈風魂に取付けてみる。
(同じ物が同じところに付いただけなので写真はない...)

そして、動き出した古い方の『温度計』をどうするか。
一瞬、烈風魂の右側の同じ場所に...と思ったが、2秒でやめた。

......と言うことで、自転車「2014年 Bianchi KUMA 27.3 チェレステ」
(以下:KUMA)に取付ける事に。


早速取付。と言っても両面テープで貼るだけだ。

フォークステムのトップキャップの上にある『温度計』...
あまり見かけない光景だが...よ、よしとしよう。




そして帰宅途中、街灯の下で動いているかをチェック。

約6度。動いていた。

気温的には寒いが、ここは道中で一番高い場所。
坂を登ってきたため、うっすら汗をかいているほど暖かい。





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そして、本日もKUMAで出勤。

天気は薄曇りだが陽射しはある。
気になる『温度計』は.......

気温は8度。やはり動いていた。




温度計

2014-01-16 | バイク



CBR250Rは液晶画面に外気温の表示はないので
後付けで安い温度計を付けていたのだが、
最近、反応していない...。
いつも乗る前に指先でコツコツと叩いているのだが、
だんまりを決め込んでいる。
しかし、ツーリングにはちょうど良い温度で止まっているので
なんとなくそのままにしていたのだが、
「やっぱり正確な気温が知りてー!!」というA型の血が騒ぎだし新調することにした。

バイクに付けられるものは小さいものに限られるのでお値段も比較的安価。
アマゾっていると、いくつかの候補が出て来た。

まずは、今使っている『シンワ 温度計』。
レビューも大旨好評でサイズも小さめ。
お値段も送料無料で245円なり。
・サイズ:36×14mm
・質量:5g
・材質:スチロール樹脂、ABS樹脂
・測定範囲:-30度~50度


そして『シンワ 温度計・湿度計セット』。
これは使っていた温度計の姉妹品で、湿度計とセットのものだ。
コチラもコンパクトで、お値段も送料無料で850円。
・サイズ:直径48×17mm
・質量:11g
・材質:スチロール樹脂、ABS樹脂、アルミ
・測定範囲:温度計:-30度~70度、湿度計:0~100%


最後に『クレセル 精密温・湿度計』。
こちらは温・湿度計が1つになったもの。
お値段は送料無料で1571円と少々お高め。
・サイズ:4.8×1.4×2.8cm
・本体重量:0.01kg
・材質:PS樹脂
・原産国:日本


これら3点は屋内用で、これくらいの大きさのもので、
雨やホコリ、振動に耐えられるものは無かった。
なので、壊れることを想定し、
なるべく安いものを壊れるたびに交換していく方が良いだろう。

それにしても、「気温なんて知る必要あるの?」と思う殿方もいると思うが
私も、ふとした時に「この寒さで、○○度なんだ」と思う程度である。
しかし、そういう気温変化の確認も、ツーリング時には楽しいとき(瞬間)になるのだ。

エンブレム

2014-01-14 | 自転車
大寒波の襲来で関東以北は大雪が降り、この冬一番の冷え込みが続いている。
そして本来、暖かいはずの九州でも低温状態にあり、
私が住んでいる平野部では、まともな雪こそ降ってはいないが、
朝には車のフロントガラスに霜がへばりつき、
我が家のネコも電気毛布の暖かさが残るフトンの中からなかなか出て来ない有様なのだ。

そんな寒い中、久々のチャリ通!!

経験上、寒いとはいえ、
これくらいの寒さであればダウンジャケットなどのオーバー類は必要なく、
ランニング(タンクトップとも言う)の上に、
ヒートテックもどきの安物長袖インナー。
その上にトレーナー(スウェットとも言う)を着込み、
内側起毛のサイクルジャージを羽織る。
下は、長ズボンと靴下(モモヒキのようなものは着用していない)でOK。
これでも、通勤の片道12kmを走れば、会社に着く頃にはじんわりと汗をかくほどだ。

そして出発。

前に乗っていたクロスバイク(11kg)に比べて、やはり車重15kgは重い。
(体重も増えているし...)
しかもタイヤが太い分、体感する重さも2割増しだ。
下りでのスピードもクロスと比べ少し遅いし...。
と、悪い事ばかりのようだが、
通勤では車道と歩道の段差や、ダンプが落とした砂利などがたくさんあるのだが、
クロスの時のような、段差での振動や砂利に乗った時の恐怖感はほぼ無くなり、
必要以上のスピードが出ないのも、ある意味安全だ。
そして、ギア比も低いので登り坂では比較的ラク。
家を出てしょっぱなの登り坂でフロントギアは一番重いものに、
リアは8段中一番軽いところまで落としたが、
クロスのときにゼーハァーゼーハァー言っていた登りがすごくラクに登れた。
(多分、クロスの時もギアを落とせばよかったんだろうけど...)
河川敷の平坦な道も、タイヤの音を「ゴーーー」と響かせ地面を掻き込むように進む。
(クロスは「ツーーー」と、なめらかだったが...。)

職場へ到着。

久しぶりのチャリ通で息はあがったが、やはり自転車は気持ちいい。
オートバイのようなスピード感は無いが、
汗をかくとういう爽快感は、私の通勤の場合『自転車』でしか得られないものだ。
ただ、改修点も見つかった。
私は自転車レースに出る訳ではないので、
そういった意味での『速さ』は意識していない。
でも、通勤で使う以上、快適な走りで使用したい。

そこで、まずタイヤ。
今のゴツゴツしたものではなく、
太さは変えずにもう少しツルッとしたものを空気圧を高めにして『抵抗』を減らしたい。
それと、ポジション。
通勤の道すがら、アップダウンがあるため、
力を入れやすく、かつ、もう少しスピードに乗れるよう、
シートとハンドルの位置を調整したい。
まぁ大した改修点ではないので近いうちにやってみよう。

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そして会社のエレベーターに自転車と一緒に乗り込み、乗り合わせた社員の子から
「そのエンブレム、どうしたんですか?」と訪ねられた。

えっ!? と思いながら、エンブレムを見ると、

ズレている、、、
しかも浮いている!!





両面テープで固定されていたゴム製のエンブレムが剥がれかけている。
(ゴム製かよ!!)

しゃーない。エントリーモデルだし...。

とりあえず、もと位置に戻して見なかったことに...。
なぜズレていたかは不明だが
3週間もほったらかしにしていたからスネたのか...

明日もチャリで通勤予定だ。