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唯我独尊(*´ー`*)

2017-06-13 | 未来に向けて
お釈迦さまの「天上天下唯我独尊」の本当の意味

どんな人も尊い目的を果たす為に人間に生まれてきた、すべての人は平等であると仰ったのが

「天上天下 唯我独尊」

と言う意味なのね!


カテゴリー:基礎から学ぶ仏教
タグ:仏教用語解説
 から抜粋!



「唯我独尊」とは、「唯、我、独り尊い」だから、
俺一人が偉いのだという意味だと思っている人がほとんどです。

実は、このお言葉は、お釈迦さまのお言葉なのです。

今日、四大聖人、三大聖人といわれても、必ずお釈迦さまの名前が挙がります。

果たして、お釈迦さまが「俺一人が偉いのだ」と、
偉ぶったことをおっしゃるでしょうか。

「実るほど 頭の垂れる 稲穂かな」といわれます。


まだ実っていない時は、稲はピーンと立っていますが、
実りの秋になりますと、稲穂は、頭を垂れるようになります。

人間でも、未熟な時は、自分ほどできる者はないと自惚れますが、
いろいろと経験していくと、腰の低い人になっていきます。

また「下がるほど 人の見上ぐる 藤の花」ともいわれます。

藤の花が下がるほど、きれいな花だと、人が見上げるように、人間も、謙虚な人ほど、周りの人たちから立派な人だと敬われます。

お釈迦さまが「俺一人が偉いのだ」と仰ったのではないとしたら、「唯我独尊」の本当の意味は、どうなるでしょうか。

「唯我独尊」の「我」は、お釈迦さまだけのことではなく
我々、すべての人間のことなのです。

「唯我独尊」とは、ただ我々人間のみが果たしうる尊い使命、
崇高なたった一つの目的を持っている、という意味です。


何の為に生まれてきたのか、
何の為に仕事をして生きているのか
苦しくても生きねばならないのはなぜか。

人生の目的を教えられたのが、お釈迦さまであり、仏教なのです。

ここから仏教の平等思想が出ています。
お釈迦さまは2600年前に「万人は平等なり」と仰っています。

お釈迦さまがおられた当時のインドでは、
バラモン、クシャトリヤ、ヴァイシャ、シュードラといわれる、厳しい社会の階級(カースト制度)がありました。バラモン(僧侶)とクシャトリヤ(王族)は、ほとんど、同等の貴い身分とされていましたが、ヴァイシャは、それらに対して、婚姻はもちろん、交際から職業までも禁じられていました。シュードラにいたっては、直接、それらと言葉も交わすことができないという、虫けら同然にみなされていました。

お釈迦さまが、身分制度を打ち破って、どんな人も尊い目的を果たす為に人間に生まれてきたのだと、すべての人は平等であると仰ったのが「天上天下 唯我独尊」のお言葉なのです。

それではまたね♪
コメント
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