何かと、お騒がせなまちです。
私はこの地に生まれ育ちました。ごく自然に、都会に憧れ、大学も東京にでていきました。田舎がキライでした。もちろん、この段階では帰ることは考えてなかったようです。ところが、母親の死をきっかけに、親父の事業を手伝おうと戻ってきました。
もちろん帰ったことに何度も後悔はしました。もう一度東京に行こう!そんな気持ちにもなりました。
そこで出会ったのが、ある人物です。同じような境遇で、加西に関心なくでていった方ですが、「どこでも頑張れる自分をみつけたからこそ、なら加西でがんばってみよう」と決心され、戻ってきた方です。
そんなお話を聞き、感動しました。
私もそうしようと決め、まちづくりの団体にも入会し、多くの仲間を得、今日があります。
「ふるさとづくりは子供のおもいでづくり」その言葉を今も大切にしています。
だからこそ、この加西市の現状を憂い、このまま「評論家」でいるわけにはいきません。そろそろ「当事者」になってまちのお役に立てる人間にならなければいけないと思いました。
まちをつくる運動!「好きゃねん加西」は、私に突きつけられた真剣勝負の活動です。本気で今、まちのことを考えている自分をみつけました。
その方と共に、頑張ろうと考えています。
これといって思い入れもなく、出ようがなかったといえば言葉は悪いのですが。
でも、結婚して、いざ離れてみると、やっぱり故郷の良さに気づきました。
街も人も、大好きだということを思い知らされました。
きっと誰もが、自分の中の故郷を大事に思い、愛しやまないんでしょうね。
いつどこで気づくのかっていうのは、人それぞれだと思うんですが、気づいたときに、心から落ち着けて、愛せる街であったら、これほどうれしいことはないですね。
故郷を愛し、よくしたいと思い、決断され、それを実行に移されたchairmanさん、そして、あるお方の今後の活動は、きっと、加西の町に一石を投じるものになるのでしょうね。
その波紋が広がり、未来の子供たちのためにと、本気になって街づくりを考える機会となり、活動される方が増えることを願っています。
「評論家」から「当事者」になったchairmanさん、あるお方の今後の活動を楽しみにしています。