脱出計画②

モラ夫からの脱出

最初に「本当に夫はＤＶ加害者なんだろうか？」
父親の暴力を毎日のように見て育った私には
結婚して「大きな暴力」は数える程度だった。

前日、市役所の家庭内暴力担当の方とお話をして
直接お話しましょうということだった。
次の日、市役所にでむくと優しそうなＴさん。
いかつい顔のＳさん。

今回の出来事、
今まで暴力はなかったか？
子供たちには暴力がなかったか？
今考えると、あまりつっこんで話すというよりも、
私が興奮状態だったので、
私の話を聞いてくれているって感じだった。

今回、家の中のモノを壊されたこと

ごめんなさい

と謝る私を蹴り続けたこと

モラ夫に言わせると

そこまでさせたおまえが悪いんだ

確かに、約束を破ったのは私。

でも、
そこまでするか？
その約束を破ったことも子供たちの為だった。
母親として当たり前のこと。（市役所談）

暴力を許す理由なんてないんですよ。完全な家庭内暴力（ＤＶ）です。

担当のＴさん、Ｓさん。
ふたりから

よく、頑張ったねでも、これからは自分のために頑張ってみようか？
頑張りすぎないようにゆっくり頑張ってみよう。

まずは私と子供たちの身の安全の確保。

夫は絶対、子供たちに暴力はふるいませんから

でも、今回、娘さんに手をあげたでしょ？

あれは、今回が初めてです。

これから絶対ないってことはないでしょ？
最悪のことを考えて行動しましょう。
それで何もなかったら「よかった」ですむんですから。

プライドの高い夫が外で暴れたりすることは絶対ない。

大丈夫。
味方はたくさんいるから。
まずはお母さん、少し落ち着いてみようか？
なんでもいいから辛いときや話がしたいときには電話してきてね。

離婚してやっていけるだろうか？子供たちを育てられるだろうか？

夫を尊敬して大好きだと思っている子供たちから
父親と引き離していいんだろうか？

お母さんが殴られている姿を子供に見せてもいいの？

ああ。絶対それだけはイヤだ。
自問自答する日々が始まったけど、
離婚したいという気持ちはまだまだ揺らいでいた。