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第60回カンヌ国際映画祭 −カンヌのできごと−
第60回カンヌ国際映画祭
第60回カンヌ国際映画祭特集


ついにベールを脱いだ松本人志監督の『大日本人』



今年、監督週間に日本からエントリーしたのは、ダウン
タウンの松ちゃんこと松本人志の監督デビュー作。カン
ヌでワールドプレミアとして上映されるまで、真相はベ
ールに包まれたままでした。

監督自ら演じる主人公の“大佐藤”は、世間の嫌われ者。
でも、実は正義の味方で、必要とあれば、巨大な姿に変
身して、悪者を退治するんです。「まだ誰もやったこと
のない、絶対面白いものを作りたかった」という松本監
督。

20日に行われた2度目の上映では、意外なところで笑いが
巻き起こる反面、独特のディープなネタに、ついていけ
ない観客もちらほら。途中退場する人の姿も見られました。

「日本人に対して、頑張れよという気持ちもあった」とい
う本作は、クセのある個性的な作品が肩を並べる監督週間
でも、とりわけ異色を放つ作品で、強烈なインパクトを残
したに違いありません。


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