迷うことなく次の三つを挙げる。「明晰な発音」「張りのある声の持続」「緩急自在を念頭に、間を生かすこと」。前二つは声に個性をということだ。きれいな発音もよい発声も正しい呼吸法に俟つことは言うまでもない。
間については、あらゆる話芸がそれを求めるのだが、話に生命を与えるものだと心得るべきだ。客の反応をうかがいつつ、話の調子を整え、聴き手の想像力に火をつけ、拡げ、集中させる等、多様な働きをもつ。
読み出す前に充分稽古し、準備しておけば、自信をもって披露できる。
(久米明)
間については、あらゆる話芸がそれを求めるのだが、話に生命を与えるものだと心得るべきだ。客の反応をうかがいつつ、話の調子を整え、聴き手の想像力に火をつけ、拡げ、集中させる等、多様な働きをもつ。
読み出す前に充分稽古し、準備しておけば、自信をもって披露できる。
(久米明)
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