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electronic doodad

deelie, jigamy, oojah, wobbegong, gismo, and thingamajig.

canned coffee

2004年09月20日 | preference
イギリスに住んでいた頃、無性に日本の缶コーヒーが懐かしかった。今はそれほど缶コーヒーを飲んでいるわけではない。あまりまじめに分析するのもおかしな話だけれど、おそらく「いつでも飲める」という安心感のせいではないかと思う。
私の住んでいる地域で良く見かける、しかし他所では見かけない面白い缶コーヒーはMAXコーヒーである。ジョージアのエリアブレンド と書くとやたらかっこいい。『ジョージア チバラギ リミテッド』だ。
ところで、このチバラギという言葉は千葉・茨城・栃木の3地域をまとめて呼ぶ総称である。ちばの「ち」、いばらき(いばら「ぎ」ではない)の「ばら」、とちぎの「ぎ」で「ちばらぎ」。
それで肝心のMAXコーヒーの味であるが、これがやたらと甘い。冬の寒い朝にホットのMAXコーヒーを飲むと体が温まる。脳のエネルギーには糖分が良いらしいので、夏でも頭を使う仕事のときには飲んでみようかという気になる。値段の割にはちょっぴり混ぜてあるアルコールの影響ぐらいしか即効性のない栄養ドリンクに比べると、安い値段なのに確かに効き目を感じられるから、MAXコーヒーって意外とお得なドリンク剤のかもしれない。

outplace

2004年09月19日 | overheard
根来泰周コミッショナー。どうもあっさり辞めると思ったらもう再就職先が決まっていたようである。設立の趣旨には大いに賛成したいのだが、こんな人が委員長になるような団体では実に頼りない。それだったらアニマル浜口氏に就任してもらって「ふざけるな~」とでも怒鳴っていてもらった方がずっと良いのではないか。ところでアニマル浜口氏の現在の職業って何なのだろう。

84 years old

2004年09月18日 | overheard
なんともいい話。なぜか こちらのサイト に載っていた。学ぶことは楽しい。
昨夜、近くのファミレスで大学院生をつれて食事をした。どうやったら研究が楽しくなるのかと聞いてくるので、まずは基礎からしっかり勉強すること、ルールを知らなければ野球を見てても面白くないし、ボールも蹴れなければサッカーをやってても面白くない、研究も同じで、基礎が身に付いてくればくるほど今目の前で起こってる現象をどう考えればいいのかわかってくるし、そうするとまたその先の展開も面白くなるんだよっていうような、まあ実に当たり前の話をした。
この学生が、世の中には物理では説明できないようなことがたくさんあるんだという、マスコミに毒された超常現象の話をするので、専門でもないのに特殊相対論から一般相対論、さらには量子重力の話まで延々と説明することになる。金曜の深夜のファミレスでそんなことを語り合っている我々ってかなりうさんくさかったことだろう。
それでも学生は、とても面白かったと興奮してくれていたから、まあ良しとしよう。

responsibility

2004年09月17日 | scribbling
少し前に「子供が殺されたというニュースほど嫌なものはない」と書いたばかりだが、また悲惨なニュースがテレビで連日報道されている。栃木の兄弟誘拐殺人事件である。テレビの画面に幼い二人の写真が出てくるたびに、私はすぐにチャンネルを変えてしまう。あまりにもかわいそうで見ていられないのである。だからこの事件についてたくさん情報を持っているわけではない。真相がわかれば違う感情もわくのかもしれない。
しかし、今私がどうしても我慢ならないのはこの兄弟の父親である。この男の方が罰せられてしかるべきではないのか?容疑者の男はもちろんだが、私にとってはこの父親の方がより極刑に値する重罪人である。まるで被害者であるかのようにマスコミがインタビューしている記事を読んだりすると腹が立って仕方がない。
この男はこれからどういう顔をして生きて行くのだろうか? 健康な体を持っていて、まじめに働く意欲さえあれば、親子3人で慎ましく生活して行けるぐらいの収入を得られる仕事なんていくらでもあったはずだ。幼い子供はそれでも十分に幸せなのである。 
前ニューヨーク市長が「親を亡くした子供はorphan、夫を亡くした妻はwidow、しかし子を亡くした親を表す言葉はない」とどこかで演説しているのを聞いた。この父親が、子供を失ったという大きな痛みが自分に与えられた極刑だと思って、更生してくれることを願うしかない。

Pekerman

2004年09月16日 | armchair football
Pokemonではない。サッカーのアルゼンチン代表の新監督のことである。前任者のMarcelo Bielsaの突然の辞任についてはこちらの記事が面白い。

つい先日、アルゼンチン人の友人とアルゼンチン代表監督についてメールのやり取りをしたばかりだったので、驚かされた。アルゼンチンの熱狂的な(しかし大学教授なのでインテリな、笑)サッカーファンの声はなかなか日本のメディアには出て来ないので、せっかくだから以下にほんの少しだけ公開しておこう。まずは彼からオリンピックの金メダルもそんなに嬉しくはないというメールを受け取っていたので、私がBielsaとZicoについて述べるメール。そしてその返事に彼が(ヨ-ロッパではない)アルゼンチン人の視点から見た『良い監督』について述べている。今読み返すとなんでもない実に当たり前のようなことなのだが、ジーコを理解するための極めて単純な原点でもある。

●8月30日。私から相手へのメール
Hi ○○,

> thank you. it was the first gold medal for argentina after 52 years!
> nevertheless i think it is not a great medal, since the olympic
> soccer does not come anywhere close to the real competition.

The Argentine team was so strong. They were not in the level of the
Olympic teams. They did not allow any goals. Amazing.

> on top of that it will give more momentum to the current coach of
> argentina (marcelo bielsa) who is somebody which i do not
> like very much (as a coach of course).

Interesting. Indeed, a similar thing has happened in Japan. Our coach, Zico,
had been almost sacked, but his team won the Asian Cup just before the Olympic
began although the team was lack of most of the key players in Europe. The
Japanese people celebrated Zico's "magic" and he has at last survived.

In my view, the types of Zico and Bielsa as a coach are quite different, perhaps
opposite. Interestingly, many football fan in Japan seem to prefer a coach like
Bielsa who looks like a geek of "modern" football tactics. I know he has thousands
of video tapes of European football games. Bielsa tries to apply his players to his tactics. The "corrective" performance of his team looks no doubt so elegant.
Among theoretical football fan in Japan, it seems to be believed that this type
of coach is rather suitable for the Japanese squad.

On the other hand, Zico does not seem to have studied the modern football. According
to the theoretical football fans, I was taaught that in the present day high-level
football, more than 80% of the goals are scored within 15 seconds after intercepting
the ball of the opponents. And the number of the players included in the play after the
interception is less than five. However, Zico does not like such a fast attacking.
He rather prefers "possession." So, the present Japanese teams try to keep the ball
as long as possible, making me remind of an old good Brazilian football. Zico said
the player's skill/technique is the most important thing and he does not spell any
modern tactics to his team. Some Japanese fans once booed his way, but the players
are getting better motivated recently and have finally become an Asian champion
even without Nakata, Ono, Takahara, Inamoto and so on. This was honestly a great
surprise. I heard that this is similar to the game between Brazil and Argentina in
the last Copa America. They said that Zico's method (no method though I think) might
be suitable for Japanese...
Now I have been very confused.

●8月30日。相手から私へのメール
It is very interesting what you mention about the statistics of modern
soccer, but my impression is that the statistics might apply mostly
to european soccer. I would find very hard to believe that it also
applies to argentine soccer. Our taste for soccer remains on the beauty
of nice plays with many players passing the ball showing their skill.

I think you mentioned in your mail what is the key to success in
soccer: motivation. You know Boca Juniors from Argentina who won the
toyota cup a few times (the archirival of my team River Plate :-)), they
had a coach called Bianchi which was amaizingly successful in Boca.
Well, the thing is that Boca player's are not so great. Of course
they are pretty good, but not real stars, and the thing is that Bianchi
biggest accomplishment was to very strongly motivate them. he seems
to really know how to talk to a player.
I was once in a conference where this guy explain what it takes to
lead a team and it was really interesting.
He said that it is not so obvious what goes on on the minds of
soccer players which come from very poor families (on a latin american
scale!) and are now getting a huge salary but every weekend have to
face several tens of thousands of people that would start cursing
(and you've been to one of our stadiums :-)) to the players the
moment they screw up....

mind-set

2004年09月15日 | scribbling
仕事で青森に行ってきた。青森市内で何度か「ラグノオ」と書かれた看板を目にしたのだが、その度に、あれは「酪農」の青森弁なのか、それとも右から「オノグラ」と読むのかと気になっていた。ところがお土産に買って帰ったお菓子にも期せずして「ラグノオ」と書かれているではないか。そこには ウェブサイトのアドレス まで載っていたので、はやる心を抑えつつアクセスしてみる。
名前の由来を知って苦笑。笑うところではないのだろうが、街角で見かけたときの自分の想像の範疇からは完全に逸脱していた。こういうことってとても愉快である。
私の場合、異性であろうが同性であろうが、自分とはまったく違う発想をする人に強く惹かれてしまう傾向がある。この場合、相手もそのような人だとお互いに刺激し合えてとても良いのだが、一般的には自分と異なる発想をしてしまう人とはうまくつきあえないものだろう。民族や宗教の対立なんてのも結局のところはそこにたどり着くのだと思う。仲間意識の根底にあるのは何だろう。自尊心か。

vs India

2004年09月14日 | armchair football
日本サッカーミュージアムにおけるアドバイザリーボードの座長で、日本サッカー協会の裁定委員会委員で、ご本人曰く『正真正銘の「サッカー好き」です!(キッパリ!)』という、ある著名人の方のblogによると「ドイツW杯まであと1勝」なのだそうである(笑) いやしかし気持ちはよくわかる。私だって、「次のオマーン戦にもし負けたら」なんて考えるといつでもどこでも息苦しくなってしまうからだ。
それにしても先日のインド戦。まだ仕事中だったのが、しばし休憩ということで、研究室のテレビでサッカー好きな人たちと見ていた。するとハーフタイムにいきなり停電である。その直前に、インド長期滞在経験のある私が、「インドはしょっちゅう停電するんだよね」と蘊蓄をたれていただけにみんなで大笑い。しかしそのうちに、このまま没収試合になるのではないか、そろそろ仕事始めないといけないぞ、と焦ってきた。私はいつもインドには苦しめられる。
試合は結局0対4で日本の勝利。オマーンに得失点差で1点リードしたとのことだが、もしも敵地で1対0で負けたらおしまいなので、やはりもっと点差を付けておきたかった。オマーン戦にはどうしても久保の出場が必要だ。相棒はやはり玉田か。大久保にしてほしいのだが。やはりドキドキする。

justice

2004年09月09日 | scribbling
「スウィンバーン症候群」というブログの ホランとデリマ選手の救済度 というエントリーの中に『チェチェンやパレスチナやイラクでは、憎しみの連鎖、度重なる攻撃の応酬が続いているが、ホランもデリマもどこかで超越してしまっていることは確かである。』という記述があった。私もまさにそう思う。
以前のエントリー で私は「そもそも私が、私の家族を一人残らず虐殺されたらどう思うだろう。」と書き、さらに「憎悪の応酬をいつまでも続けていてはいけない。」と書いたが、それ以来このことが頭を離れない。特に後者はただのきれいごとなのではないかと思ってしまうのである。
アニメでもドラマでも映画でも、愛する人を守るために戦う、あるいは愛する人を失ったらその復讐を遂げる為に戦うのが主人公である。そこに我々は感情移入をし、自然にそういう行為を「正義」と呼ぶようになる。小さな子供だって知っていることだ。
しかし本当の正義とは、その怒りを超越することなのに違いない。既存の価値観に照らせば、そんな主人公はかっこ良くない。情けないかもしれない。
デリマ氏の超然とした態度が強く胸を打つ。願わくば彼のような心こそが正義だと呼ばれる世の中になって欲しい。

earthquake

2004年09月06日 | scribbling
立て付けの悪い4階建ての公務員住宅の最上階に住んでいると、震度1以下(震度表示が出ない)地震でも十分に揺れを感じてしまう。部屋全体がぐ~っぐ~っと浮き沈みする感じである。和歌山の地震は東京でも感じられたようで、イギリスのSkyNewsが伝えていた。イギリス人にとっては地震なんてのは大事件である。
それで思い出すのは10年近く前のこと。日本に来ていたインド人のポスドクが夜中にひとりで実験していて「生まれて初めて」の地震を経験したときのことだ。日本人なら誰も問題にしないほどの微震だったようだが、彼はびっくりして廊下に飛び出し、研究所中を「Emergency!!!」「Emergency!!!」と叫んで走り回ったそうである。翌朝、研究室のご近所さんが口々に「おたくのガイジンさん、昨日の夜中に凄い形相で叫び回ってたよ」と教えてくれた。彼のとった行動はマニュアルどうりだ。実に正しい。だから笑ってはいけないと思いながらも、彼の顔を見るたびに、こみ上げてくる笑いを抑えきれなかったのを覚えている。

cornered rat

2004年09月05日 | scribbling
「失うものが何もない人は決して敵に回してはいけない」と教わったことがある。先週末に仙台で話題をさらったこの方もその類か。
比べては失礼なのだろうが、先週末には私の心に刺のように突き刺さった事件もあった。北オセチア共和国での学校占拠事件である。罪もない子供たちが300人以上も殺された。同じ子供を持つ親としては、子供が殺されたというニュースほど嫌なものはないのだが、それが300人以上ともなると、思わず息が出来なくなるほどショックである。我が子の亡骸を抱えて号泣する両親の映像など見ると思わずチャンネルを変えてしまう。とてもつらい。
背景にあるのはまたもやチェチェンの民族独立運動なのだそうだが、チェチェンでロシア軍がいかに残虐な殺戮を繰り返してきたかということが報道されるたびに、チェチェン人の過激な復讐行動もむべなるかなという気さえしてしまう。許してはいけないのことなのだが。
そもそも私が、私の家族を一人残らず虐殺されたらどう思うだろう。もはや自分の命なんか惜しくないから、命がけで復讐してやろうと思うに違いないのである。
しかし今度は、北オセチアで殺された子供たちの両親が、チェチェン人を死ぬまで憎むだろう。イスラエルとパレスチナの例をあげるまでもなく、激しい憎悪の循環は1000年経っても断ち切れるものではない。
歴史をねじ曲げずに教えることには勇気がいるのだろうが、歴史を封印することにはもっともっと大きな勇気が必要である。憎悪の応酬をいつまでも続けていてはいけない。もうこれ以上血を流してはいけない。

jinx

2004年09月04日 | scribbling
この夏は、オリンピックで日本勢が大活躍だった。景気にも大いに影響したらしい。私は開会式まではテレビ観戦できて男子サッカーの連敗を目撃したが、その後は不在にしてたのでオリンピックの生中継は全く見ることが出来なかった。その間、なんと日本は15個も金メダルを取っている。
ようやく不在から戻るとき、下に書いたように最初に生中継でラジオ観戦したのが野球の準決勝だった。しかしこれは敗退。まあ、オリンピックもあと半分あるし、生中継のテレビ観戦もできるぞと楽しみにしていたら、私が見ているときには、金メダルは1個もとれなかった。
ところが閉会式のころ、また二日ほど不在にしていたら、何と室伏が繰り上がりで金メダルになっているではないか。これもまた経緯を見逃してしまった。
どうやら「日本の大躍進」は、このオリンピックを私がほとんどテレビ観戦できなかったのが原因だったようである。この際、期間中ず~っと私が不在で全く見ることができなかったならば、ソフトボールも野球もシンクロも、いやもしかしたら男子マラソンも男子レスリングもテコンドーも自転車も金メダルだったのかもしれない。
何だかとても悪いことをしてしまったような切ない気持ちでいっぱいである。

german humour

2004年09月02日 | overheard


いやいや驚いた。アジアカップの時から目を通すようになった中国の新聞「人民網」の日本語版こんな記事が載っていた。
エイプリールフールかと思うようなネタであるのに、文面まで少しも茶化した様子がない。本当に「便利な存在だろう」なんて思うのか信じがたい。
しかもドイツの製品なのに値段がポンドである。ユーロじゃないのか? 謎は深まるばかり。

(後日追加)
詳しい情報がExcite Bitに掲載された。引用すると

"「寿司サングラス」というのは彼らのユーモアであって、実はサングラスの機能をわかりやすく説明するためのパフォーマンスだったよう。プレス担当のココさんも「寿司だけじゃなく、ポテトサラダだって食べることができますよ」とのこと。ドイツ人のユーモアってわかりにくいですね、まったく。"

とのこと。まったくだ。

wicked?

2004年09月01日 | gadget-happy
「iMac G5いいねえ~」という声が周囲であがっているので、私もさっそく検索してみた。画像を見ると、それほどwickedではない。私は普段PowerBookG4の画面を180°に開いて、スタンドに立てかけて(別にキーボードとマウスを繋いで)使用しているので、この新しいiMac G5と同じようなレイアウトである。だからそういう意味では、「これ欲しい!」
しかし、もうちょっとかっこ良くならないだろうか。実物を見ると案外いい感じなのかもしれないが。それに画面と一体になると熱対策はどうなってるのか心配だ。かなり熱くなるのではないか。PowerBookと同じようにこれもDual Displayに出来ると良いのだけど。

big sigh

2004年08月31日 | scribbling
あ~、8月が終わってしまう。予定がつまった9月の手帳を見て溜め息をつく。困った。

discount

2004年08月29日 | overheard
国内のホテルの予約によく使うのは 「旅の窓口」「じゃらん」「Yahoo!トラベル 国内宿泊予約」 である。最初のころは、英国時代に使っていた Lastminute.comLate Rooms.com、あるいはB&Bの予約に便利な Smooth Hound のような激安感はないなあと思っていたのだが、最近はなかなか満足度が高い。
10月にパリからやってくる友人に「新宿のホテルを紹介してくれ」と言われたので、いつものように上記の国内ホテル予約サイトで検索してみたのだが、やはり新宿だと「いいホテル」が激安とはいかないようだ。それで「外国人が泊まるのだから外国のサイトで探してみるか」と思っていると、というサイトを発見。これは安い。「Search」のフィールドに「Shinjuku」と入れるといくつも候補が出てくるので、後は自分で決めてくれと友人に教えておいた。今度自分でも使ってみるか。