見事なまでのオチ

秀逸すぎるオチでした。


管理人こと私は、朝起きた時、今日をどうって事のない一日と捕らえ過ごそうと決意した。


前日は睡魔に襲われまったく眠れないという状況にはならず、すやすやと眠っていた。



いつもより1時間遅く起きて、朝食。

今日は10時の列車で学校に行ったのだが、それまでは家で、後期の受験校までのルートを調べていた。

このブログにも記していたように、前期なんて受かるつもりはさらさらなかった。

財布には、切符代も。



ふと思った。

「薬がなくなってきた」

薬とは、アレルギー系の薬であって、決して危ないクスリではないことを付け足しておく。

病院にいった。

「合格してたらいいなぁ。それが一番の薬だよ。」と言われた。


発表まで1時間。

図書館へ行く。


病院にいっていたので、携帯のスイッチを入れる。


メールがきた。

「速達きてる」

とのこと。


急いで家に確認。

合格通知書だった。



俺は飛び跳ねた。


でも自分の目で確かめてから先生には報告しよう。
そう決めた。



発表15分前。本当は弁当を食べようと思っていたが、あいにく2年生がワックスがけをしており、教室は使えなかった。

学校の図書室に行った。

本を読んだ。

合格してると分かってたので、なんか変な気分だった。


発表時間になった。

図書室のPCで番号を調べようとF５を連打した（マテ


出てきた。


各学部の番号が並ぶ。


あれ？

俺は感づいた。


「もしかしたら、俺が合格したのは小学校コースだったのか・・・？」


おそるおそる、中学校数学の合格発表を見る。




な　い



落ちてた





※見事な　オチ　でした。






事後


職員室には、いかにも落ちた、という雰囲気で入った。

3年団、進路指導部の先生が一斉にこっちを見る

こっちみんなｗｗｗｗ


「先生・・・あの・・・落ちました」

場が一瞬凍ったのが分かった。近くにいた同級生もえ゛？という顔をした。


担任が口を開いた。
「そうか・・・」


「あの、中学校コースで落ちました、小学校コース合格しました」



その瞬間先生からはブーイング。


「そんないかにも落ちた顔をするなよ！！」と怒鳴られたｗ



合格者報告掲示板。
ついにここに俺のネームと大学名が入るのか。

本当だったら、「代ゼミ（サテライン）」と書いてもらおうと思っていたが、

そんな必要はなかった。


黒板の一番下の部分だった。書きづらいったらありゃしない。



俺は縁の下の力持ちになろうと決意した。




どうやら、同じ学校を受けた男子は全員受かったようだ。
志望していたところから蹴られたのはちなみに俺だけのようだった。


でも、これからあの学校に通えるのか。
まだまだ深く実感はわいてない。
むしろまだ高校生という気持ちがとても強い。



受験生活に今日でピリオドが打たれた。

俺はこの間に少しでも強くなれたのかな？
まだよくわからない。



とりあえず、自分にお疲れさま。