太陽が見てるから<初代>

プロレス話を中心に日々思う事を書き留めます。
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バイソン亡き後、方舟にガイジン旋風は…

2011-12-12 01:10:56 | プロレス
1週前の週刊プロレスに掲載されたバイソン・スミス追悼グラビア。これがGHCヘビー奪取を果たしていれば、もう少しページがあったのかな…と書くのは無粋でしょうか。
その記事中にあった11・19札幌大会後の言葉。その言葉に惹かれた。
「俺はノアに10年もいる。いい人はもう返上だ。俺とトレバー・マードックでノアを破壊してやる!小川(良成)はその見せしめだ
ノアにガイジン旋風が吹けば…と期待している人は多いはず。バイソンの秘めた野望が現実になればよりダイナミックな闘いが期待できる!実際、翌11・20札幌ではヨネに敗れたマードックの許に寄り、健闘を称える場面があった。これが”2012年のノアを揺らす脅威の合体”といえる一幕だったのか!?しかし、この場面だけで終わってしまうとは…。

11・19札幌の言葉で思い出した場面がありました。去年のグローバル・リーグ戦に出たバイソン。そのシリーズ中にキース・ウォーカー(リーグ戦は不出場)と組んでGHCタッグ王座を勝ち取った。その勢いで迎えた博多での公式戦。vs秋山。その試合前にインタビューされたバイソン。
「秋山準、大きいし、タフだし、いい選手だね…
…とでも言うと思ったか、このクソヤロー!
9年もノアで戦ってオレの時代がやってきた。
ノアにどうなって欲しいんだ?オレたちを分かれさせたいのか!?オレ達が負けて欲しいんだろ!?こいつ(キース)を見てみろ、幸せに見えるとでも言うのか!?
よし、こう言おうか…三沢さんは今でも試合がしたいに違いない…オレならやれる、オレなら勝てる、GHCタッグを獲った時のように!
オマエたちが軟弱な試合を観たいなら、他の団体でも観に行けばいいじゃん!(キース「ガハハハハ」) わかったかこのクソバカヤロー!」
↑サムライTV放送された訳ですが、文脈とかどうなんだろう…でも伝わるのはガイジンの扱いに対する満足感が薄いのかな…と思った。と同時にノアで闘うことへの誇りも表していた。

現状のプロレス界だと昔みたいにガンガン外国人選手を呼べないのは解る。無い袖は振れない。しかし、日本のプロレス界がガイジン選手なくして隆盛を誇ったかといえば「ノー」といえる。力道山も馬場も猪木も、世界の強豪と対峙して強い戦いを見せたからこそ、壮大なスケールでプロレスが人気を博したんだと思う。
ノアのNo.1ガイジンだったバイソン亡き後、2012年の緑のリングにガイジン旋風が吹くだろうか…。

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2 コメント

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Unknown (ネプチューンマン)
2011-12-23 05:52:37
バイソンなりに考えてノアの中に対立構図が必要だと思っていたんじゃないでしょうか・・・・非常に残念な結果にはなりましたが・・・・。
考えていましたね… (ばーにんぐK)
2011-12-24 00:25:18
>ネプチューンマン様
日本人vs外国人が、確かな伝統だと思いますね。そして、興奮を起こすためには、「ノアを破壊」するぐらいのガイジンパワーを爆発させる!そんなバイソンの決意が緑のリングに叩きつけることを期待したかったですね…。

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