ぶるぐ協会ブログ

~ブルグミュラー研究のための~

ぴあのピア

2007年04月24日 | 「25練習曲」
今NHKBSで放送中のピアノ番組「ぴあのピア」に、
来週の金曜日(5月4日)、いよいよブルグミュラーが登場します!

来週はレッスン曲ピックアップ週間で、そのトリがブルグ。
テーマは「ロマンの宝石」!(←ブルグ作品のタイトルみたい!?)

伊藤恵さんのピアノで「25の練習曲」から数曲、
スロヴァキア放送交響楽団の演奏で「ジゼル」からあのパ・ド・ドゥが
放送される予定です。

詳細は下記をご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/pianopia/
http://www.nhk.or.jp/pianopia/next/index.htm

現地映像が売りの「ぴあのピア」、
果たしてブルグの映像はいかに!?!?

乞うご期待くださ~い!

00001 MM

めざせ!フィギュアスケート、SP!!

2007年01月20日 | 活動日記
ぶるぐ協会は推奨します!!フィギュアスケートのショートプログラムで、プルグ25もしくはブルグ18からの楽曲を使用されてはいかがでしょうか!!!

今熱い日本のフィギュアスケート界。我が協会会長もすっかり夢中だ。

そこで当協会としては黙っていられるわけがない。
ショートプログラムって、2分50秒でしょ?そこにジャンプ3種、スピン3種、ステップ2種をガンガン入れてノンストップ。ということはそれだけのドラマ性が短い一曲の中に入っているといいわけでしょう。それって・・・・ブルグじゃないのっ?!?!

「貴婦人の乗馬」なんて、いいですよ!弾む導入、流れるような中間部、華やかなフィナーレ!いろんな要素取り入れられますよ!繰り返しとか、テンポとかうまく使えば2分50秒ピッタリいけるんじゃないですか?!
あるいは、「さようなら」と「なぐさめ」をうまく編集でくっつけて使うのもいいんじゃないでしょうか?!それと18の「ゴンドラの船頭歌」!これもねぇ、いいですよ。ああ!私にはジャンプが見えます!スピンも!なんだったら全曲「大雷雨」とやはり編集で繋げてもいいですね。元来曲のあり方としても正しいわけですから。

ショパンのノクターンもいいですけどねぇ。もっといい素材、ここにあるんだから!うまくつかって欲しいですねぇ。

ぶるぐ協会は協会活動を一層強化させ、いつの日か日本スケート連盟に、楽譜と音源を小脇にかかえ、挨拶詣出に参りましょうか、会長。

00002 広報飯田




シドニー、日曜の午前

2006年10月07日 | 「25練習曲」
シドニーの広報飯田でございます。

日曜の爽やかな朝、我が家の向いのアパートから、ピアノの音色がこぼれ聞こえてきた。なんとっ。ブルグミュラーの「進歩」ですよっ!!
しかもヘタクソだ。音階を上がりきるのに、テンポがおそくなるんだよ。おお。なんとも。

ぶるぐ協会活動としてシドニー・ブルグ事情調査を進めたいと願いつつも、大学の課題に追われ一向に進められていない広報ですが、今日はじめてこちらの生ブルグを耳にしました。やっぱりこちらでも使われているんですね!!
報告できるほどの内容でもございませんが、一応こちらにしたためておきます。。。

アパートのどの窓から聞こえてきてるのか、はっきりわからない。わかればすぐにでもドアをノックして「ブルグじゃん!この人のこと教えてあげようか?!世界で一番ブルグに熱い『ぶるぐ協会』のオネエさんだよ!!」って言いたかった(笑)

マロン・グラッセ

2006年09月15日 | 「教則本」ワールド
この季節になると、マロン・グラッセが恋しくなります。
と言っても、モロゾフのでも神田精養軒のでもなく、
湯山昭の(!)。

なんでしょうね、あの冒頭の下降形。
まったりとブランデーをきかせた大人の味ですよね・・・。
Meno mossoは口の中に広がる余韻と記憶のフラッシュバック!?
浸りすぎずTempoIで最後の一口をパクリ。
いやはや絶妙です!
深みのあるしかも太らないこのマロン・グラッセ
ぜひこの機会にご賞味あれ!

同じく秋に弾きたいのが「金平糖」。
単音ばかりなのにびっくりするほどキラキラしていて、
晴れ渡った10月の乾いた空気にぴったり(?!)。

今や「古典」の域に入りつつある(?)『お菓子の世界』ですが、
みなさんは何がお好きですか~?

シュー・クリームには目がない
00001 MM

追伸:
>広報へ
この曲集に関しても、エアーギターならぬエアーピアノ(空中鍵盤とも)で大いに盛り上がりましたっけね(笑)。

シドニー便

2006年09月06日 | 活動日記
どうもこんにちは。広報飯田でございます。
本日シドニーの私の手元にムジカ9月号が到着。
バイエルとならんで、かなり妙な熱気が漂う号の仕上がりに
自分が南半球にいることを忘れるほどの興奮を覚えました。

思えば日本出国の手はずの真っ最中、
板橋区役所の住民課の窓口で、
ムジカ編集の担当者工藤さんと、
最後までツメの電話のやりとりをしたことが
なんだかもう随分前のことのよう。。。

こちらではいまだブルグ調査に乗り出せずにおりますが、
ブルグ火を絶やさず、ひそかに満を持して活動に移りたく。

今回の号にご尽力くださった担当者工藤様には
心よりお礼申し上げます。

00002 広報飯田

国立音大図書館に行く(その2)

2006年09月03日 | 活動日記
9月1日(金) 雨のち晴れ

ブレーンと再び国立音楽大学附属図書館に行って参りました。
今回は編曲ものを重点的に。

2台ピアノ版や合唱曲のものはいくつか知っていましたが、
管楽器や弦楽器とのアンサンブル譜も結構出ているんですね!

・『ブルクミュラーワールド!』カワイ出版 2004年
 →ピアノ五重奏スタイルで「狩」と「天使の声」が楽しめます。

・『ピアノ独奏曲をピアノ三重奏で』(ピアノ学習者のための室内楽導入シリーズ vol.2) 東音企画 2004年
 →かなりアレンジきいてます!「牧歌」「小さな嘆き」「天使の声」所収。

・20 petites etudes pour clarinette et piano, Gerard Billaudot, 1977
 →クラリネットでブルグです。パリでもこんな試みがあるんですねっ!

いつかアンサンブルしましょう~!!!

ブルグくんがどれだけ愛されてるかを実感しながら
雨上がりの玉川上水を後にしました。

00001 MM

『MUSICA NOVA(ムジカノーヴァ)』9月号は・・・

2006年09月03日 | 活動日記
すっかりご報告が遅れましたが、
8月20日発売の2006年9月号『MUSICA NOVA(ムジカノーヴァ)』は、
なんとバイエル&ブルグミュラー特集!
その名も「19世紀から21世紀へ!! バイエル&ブルクミュラーの冒険」です。
その中で、ぶるぐ協会はPTNAさんのHPでご紹介した内容を含む以下の記事を掲載しています。

・ブルクミュラーの生涯と日本『ブルク』事始 
・眠る小品たち きっとどこかで出会えるブルクミュラー 

そのほか、教育現場から作曲家からの所感・分析などもりだくさんで、
熱気に溢れた紙面となっております。
ぜひご高覧ください!
(『MUSICA NOVA』の目次はこちら)

活字化してみて改めてわからないことだらけだとわかった我々は、
また新たなる旅に出ます!?
乞うご期待!

最後になりましたが、このような機会をいただいた音楽之友社さまに
心より御礼申し上げます。

00001 MM

PTNA会報「Our Music」

2006年08月06日 | 活動日記
先刻予告しましたが、PTNA会報「Our Music」の259号が7月末日発売となりました~!
特集1として「ブルグミュラーを探る旅」が掲載されております。
現在の日本におけるブルグミュラー事情がよくわかる充実した内容で、
とくに写真が美しい!
どうやら購入もできるようです。下記をご参照ください。
http://www.piano.or.jp/news/ourmusic/259index.html

PTNAさま、取材に応じてくださったみなさま、そして取材に東奔西走してくれた広報に
心より感謝申し上げます。

00001 MM

昭和32年 音楽之友社版

2006年08月03日 | 活動日記
『25の練習曲』の年代物(?)楽譜を実家にて発掘しました。
簡単な書誌情報は以下の通りです。

『ブルグミュラー25のやさしい練習曲(標準版)』 音楽之友社、昭和32年。

これは母が小学生時代に使っていたもので、曲によっては書き込みが二重に……
実は僕もこの母のお下がりの楽譜を使ってブルグをやっていたようなのです。
これまで、てっきり自分も全音を使っていたものと思っていたのですが。
ちなみにうちにあるのは第十刷(昭和36年)のもので、一冊130円。
表紙はうすい緑色だったのか……今はもう茶色に変色してしまっています。

内容を最近出版されているものと比べると、
一番違うのは各曲についての解説などが一切ないということ。
とてもシンプルなつくりになっています。

タイトルの邦訳は以下の通りです。

1.正直
2.アラベスク
3.牧歌
4.子供たちのつどい
5.無邪気
6.前進
7.きれいな流れ
8.優美
9.狩
10.やさしい花
11.せきれい
12.別れ
13.なぐさめ
14.スティリアンヌ
15.バラード
16.あまいなげき
17.おしゃべり
18.不安
19.アヴェ・マリア
20.タランテルラ [「ル」は小さな字]
21.天使の声
22.舟歌
23.家路
24.つばめ
25.令嬢の乗馬

中身でおもしろいのはかわいい誤植が見られることです。
ぱっと見て気づくのは、各曲の楽譜のあたまにふられている番号。
曲はちゃんと順番にならんでいるのですが、
「アラベスク」には30番、
「牧歌」には31番、
「狩」には15番という番号がつけられています。
25曲しかないのに不思議ですね。

昭和の香りただようご報告でした。


ブレーン00003

祝祭年

2006年07月26日 | 気付いたこと
電車に乗りながらブルグ様ご家族の今後の祝祭年についてカウントしてみました。

2006年 ブルグ様 生誕200年 ☆
2010年 弟・ノルベルト様 生誕200年
2016年 父・アウグスト様 生誕250年
2024年 ブルグ様 没後150年 & 父・アウグスト様 没後200年 ☆
2036年 弟・ノルベルト様 没後200年
2056年 ブルグ様 生誕250年 ☆
・・・

ちなみにこの方もお忘れなく!

2019年 ハノン様 生誕200年
2050年 ハノン様 没後150年

いやはや目白押しですね~。
みなさまお身体大切に。!(^^)!

00001 MM