本を買う…

デスクに置かれた携帯がぶいぶい鳴っているのはいつものこととして、メールだろうと思っていたら、本屋からの電話だった。
はっきり言って出なければよかった…。

本屋から電話 ＝ 頼んでおいた本が入荷

なんだから、そんなの無視すればよかったのに、なぜか携帯に出るという暴挙を犯した。

「buliさまですか？ご注文のありました『機動戦士ガンダム00③フォーリンエンジェルス』入荷いたしましたので…以下略」
ギャー、耳元でその本の題名をささやくなー！（イヤコレ携帯だから）
かなり動転して、「すぐ行く、今行くからちょっと待っとけ！」（本屋は下の階だ）と答えてニヤニヤが止まらず、ブキミちゃん状態。
羞恥プレイだ、コレ絶対！

先日本屋に行ったときは、「蒼穹の昴（全4巻）」「珍妃の井戸」に紛れ込ませて「ガンダムなんちゃらブック」と今日の「コレ」全7冊分、用意周到に紀伊國屋書店で検索したブックコード一覧を添えて窓口に出し、「これらをよこせ」とオーダーしたので、「タイトルを音声で読み上げる」という行為は一切発生しなかった。
窓口の姉ちゃんとも、
「これとコレはご用意できますが、こちらはお取寄せになります」とリストを指でつついての会話となったのだ。このとき「用意できなかった」1冊が今日のコレだ。

はっきり言って、「フォーリンなんちゃら」1冊のみを手にして、キャッシャーにいく勇気は、オレにはないっ！（往生際の悪いことおびただしいな…）

ということでカモフェラージュのために急遽一緒にお買いあげする本…を探すのに、40分もかかったぞ。司馬遼太郎さんの本はほとんど読んでいるが、自宅の蔵書がよく分からんので、「家にないかもしれない」本を買うことすら躊躇するんだよなー。

で、北方謙三氏の「黒龍の柩　上下巻」＆優駿11月号をあわせてお買い上げ…。

べ…、別にこの本だけが欲しいわけじゃないんだからねっ！
ということをひたすら隠すための、ナンなんだ、この出費というか浪費は！
うちの娘に買えと言われたと見せかければよかったのか、子供いないけど、ってどんなアクションをすれば見せかけられたんだ？それともさっさと紀伊國屋書店へ行けばよかったのか。

「そういう時は『領収書下さい』って言えばいいんですよ」

そうだ、忘れていた！！その手があったんだっ！次回からはその手で行きます！
宛名は「●通」でお願いします。