成長の過程で

昨日、バルクが無事にアイルランドの児玉厩舎に到着したと連絡がありました。
これから旅の疲れを取り、ターフでの疾走に向けて、いよいよです。


一方こちらでは、間もなく　ラフィアンターフマンクラブ2011年度募集　が開始されます。

そのための準備で先月から忙しい日々が続いています。
今月末には会員限定ツアーもあり、草刈りや環境整備にも精を出しています。

募集馬達には、順調に成長し将来を期待される若駒たちが名を連ねます。

しかし残念ながら募集から漏れた1歳馬達もたくさんいます。
馬の能力だったり、怪我だったり。


ここに並ぶ3頭はみんな募集外。


1頭は膝が腫れてしまっています。

お分かりいただけますか？

この子は兄が来年のダービー馬と期待される弟です。
父もステイゴールド。本当なら募集されておかしくない馬。
怪我がなければどんな馬に成長していたのだろうと恨めしく思います。


顎紐で遊ばれる栗毛馬。


首からぶら下げた紐でも遊ばれてます。


この子はご覧のとおり？の問題児。気性に多大な難しさを抱えています。
馬体は迫力満点。楽しみな存在なのですが…。
もう少し能力と気持ちが追いついてきたら次の募集になんてこともあるでしょうか？


運命はそれぞれ。
この子たちも募集馬としては今回名前が上がりませんでしたが、それぞれの将来に向けて進んでいきます。

「あの頃はこんなんだったのに」と笑って語れるような未来に進んで行ってくれればと思います。

全競馬場の復旧と馬達の復興を願っています