登録検査

柏の木。柏餅の葉で、ご存知ですよね。大きさ全然違いますが。

花が咲いてたので、撮ってみました。

柏は、葉が枯れても冬でも落ちずに枝についてます。それは生まれたての新芽を守るため。
新しい芽を葉が守る事から、昔から「子を守る」「子孫繁栄」などの象徴とされてるそうです。

この木は繁殖厩舎にあるのですが、まさにぴったりですね。
柏のご利益を授かって、これからもたくさんの仔馬たちが育って欲しいです。

その仔馬は生まれてしばらくすると、「馬」として登録するための検査があります。
何度かブログでもお伝えした事もありますね。

今年は日高地区でも新冠は1番のりで検査がありました。


とねっこを見て、確認した特徴を用紙に書き込む検査の方。


ちなみにその用紙と記入内容はこんな感じ。

これは別の馬ですが、特徴みて誰だか分りますか？
分かる方はかなりのツワモノですね＾＾ちなみに毛色は黒鹿毛です。
特徴もほぼありませんね。記入されてるのは顔の流星と両首中の×印(旋毛の印です)だけかな？


この検査では、新しく繁殖になった牝馬達も検査します。

こちらはマリアンヌ。
マイクロチップバーコードを読み取って、馬を確認中です。
もちろん目視でも特徴をチェックします。


こうやって、人間でいう戸籍の様な登録がされていきます。
繁殖の検査は、差し詰め「婚姻届け」といったところ？相手は毎年違いますが。
その母を主体に家族構成が成り立って行くんですね。

マリアンヌの家系図も柏に見守られながら、裾野を広げていけますように。