足元の一歩から
小さなことからコツコツと…がモットーのはずなのですが,実際の毎日は?




今日,私の母が通うピアノ教室の発表会がありました。

昨年4月から日記を公開しはじめて以来,自分の両親のことはあまり話題に載せてこなかったのですが・・・・単に照れくささがあっただけです。改めて紹介します。

両親とも山口県出身です。結婚後,親父が「マツダ」に就職したこともあり,広島に移住。そこで私も生まれ育ちました。マイホームも持って,ほぼ広島が『ホームタウン』となっていたのですが,親父が「マツダ」を退職する時に私の「サイカ歯科医院継承」がちょうどタイミング良く重なり,家も引き払って徳島に夫婦で移住してきました。

退職する年齢になって全く見ず知らずの土地に移住する勇気は子供ながらたいしたものだと思います。もちろん,移住してきた当初はかなりのストレスを抱えていたようですが,周りの方の暖かいサポートもあり,現在は楽しくやっているようです。

お袋にとっての楽しみのひとつがこの「ピアノ教室」(もちろん習う側です)。徳島に来てから初めて通い始めました。ピアノを習うことが若い頃からの夢だったようです。息子が言うのも何ですが,この歳になって新しいことにチャレンジするというのもたいしたものです。

その教室に通う生徒さんの発表会が年に一度あります。今年は孫=うちの娘と一緒に「ドレミの歌」の連弾にチャレンジしました。この題目を決めたのはもう去年のこと。それから孫と二人の猛練習(?)が始まりました。とはいっても娘もまだピアノ教室に通い始めたばかりで,ドレミさえろくにわかっていない状態でした。

週末,泊まりに来る孫と一緒に少しずつ少しずつ楽譜を覚えていきました。本当に一小節ずつ・・・といった感じです。周りの私たちから見ても「本番に間に合うのかな?大丈夫かな?」という時もありましたし,本人も挫折しかけた時もあったようです。

しかし,指導してくださる先生の暖かい励ましや,本人達の努力の甲斐あって今日の発表会までたどり着きました。本番の演奏は緊張のため,お袋の方がやや間違ったりしていましたが,それはご愛敬,ここまでこれたことに敬服しました。

本当に少しずつ・・・一歩一歩の積み重ねの大切さを娘とお袋の二人に改めて教えてもらいました。

お二人さん,本当にお疲れ様でした


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 2005年09月10... 2005年09月12... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。