日記。

私の母親は酒乱だ。
１ヶ月くらい前に母親の彼氏と私が関係を持っているとおかしな疑いを持たれた。
心当たりのなかった私は面倒なので放置していた。
しつこく電話が来ても無視し、何事も無かったようにその日は就寝した。

深夜1時ごろ、母親が帰宅し真っ先に私の方に向かってくる。本能的に「ヤバい」と思い身を守ったが案の定顔を蹴り飛ばされ頭がおぼつかない中、母親からの罵詈雑言を全身に浴びる。

母親の友人が運転代行していたらしくあとから家に入ってくる。
突然のことに過呼吸になってしまった私は友人に背中をさすられなんとか落ち着きを取り戻した。

母親と話し合うから別室で待っててと言われ素直に従う。
ちょうど家に居たらしい彼氏と母親が喧嘩する声と、仲介に入るその友人の声。

全てが怖くて一度出た滝のような涙はなかなか止まらなかったのを覚えてる。

暫くして落ち着いた母親と話そうと、私の手を引く友人。
正直もう顔も見たくなかった。イライラと嫌悪感、恐怖心と諦念。

〇〇(彼氏名)と寝たの？と執拗に聞いてくる母親は、もはや母親でも何でもなく、人の形をした魔物に等しかった。

出てけと彼氏を追い出したのは母親本人なのに私の携帯を使ってまで引き戻そうとする執念深さに産んでくれた感謝やここまで育ててくれた母親の愛情の尊さ全てを乗り越え呆気に取られ、言い方を悪くしてしまえばドン引きしていた。

疚しいことが何も無くても、自分の携帯を他人に触れられるとソワソワしてしまうのでまたその様子を見て怪しまれたり、携帯番号知ってるんでしょ？と疑われたりと友人が帰った後も大変だった。

身体的にも精神的にも限界がきてもう寝かせてと怒鳴ったら、(恐らく)私の携帯で頭を殴られ「一生寝てろ」と暴言を吐き寝室に向かった。

やっと寝れると思いきやまた私のところへ来て、泣きながらごめんねの連発。
我ながら心が狭いが絶対許すつもりもないし、忘れてあげる予定もない。

ことがすべて落ち着いたのは早朝4時
いつも起床するのは5時。
落ち着いて眠る時間はもう無いので実質徹夜な上に今の今まで泣き続けていたから瞼が腫れ上がっている。

学校に着いても母親に対するイライラ、嫌悪感云々が消えずに何度か静かに泣いては友人らの前では明るく接してを繰り返し一日を乗り切る。

家族に暴力を振るわれるのは今回が初めてでは無いので、もう既に変な冷静さを手に入れ、同学年のノリに付いていけなくなることが何度かある。

余談だが、私みたいに幼少期に家庭環境に問題があった方々は(今も未だそれが尾を引いてる家庭ならなお)、精神的な成長が早いイメージがある。

だからと言って私も精神的に大人かと言われたらそんなことは無いが、そういう方と話してみれば「成長」の違いは一目瞭然だった。

「なんかこの子とはウマが合わないなぁ」と感じてる子が居たらやんわりとで良いので家族のことを聞いてみてほしい。
不自然に話を逸らされたら「そういうこと」だという可能性も疑って、優しく接してあげては如何だろう。

戯言

ハチさんの最後の作品だと思われる砂の惑星を最近頻繁にリピートしてる。

いろんな解釈が飛び交う中、サビ部分でハチさん自身の声も聞こえるというので注意して聞いてみたところ本当に聞こえた。

まず最初にずるい、と思った。
飽くまで初音ミクが主役であり、自分はPVでもあるように後ろをついていく謎の仮面集団の1人だと、ハチさん自身の謙遜が伺える…と深読みしてしまう。
それにしたってマトリョシカ、パンダヒーローを連想させる歌詞を入れているのも本当に粋なことをする。

私がひとつ解釈をするのであれば、

「今後千年草も生えない砂の惑星さ」
「林檎の木を植えよう」
「あとは誰かが勝手にどうぞ」

ボカロ界にまた一つ曲という林檎の木を植え、これで一つでも多くの草が生えたら(笑顔が増えたら)自分はもう望むことはない。あとはみんなに託すよ、と捉える。

他曲になるが、LOSERでの歌詞でも「長い前髪で前が見えねぇ」と歌ってるくらい自信の無い米津さんなので、この砂の惑星で遠回しにでもメッセージ性を含ませるのは有り得ないことではない。

ぼやき

私はまだ母親になったことがないから、すべて憶測だけど、「母親」にとって子供を産むにあたって何を一番に心配するかって、きっと自分の子供が障がい持ちじゃないかどうかなんじゃないかなぁ、と。

少数ではあるけど、単眼症、欠損症等。
わたしの性癖上こういうことしか思い浮かばないけど笑
確率は少ないとわかりながらも心配するのが母親の気持ちなのかなぁと。


私もきっと不安になるだろうな。
周りに出産を経験した人はいるし、経験談を何度も聞いたけどイマイチぴんとこない。

妊娠辛そうだよなぁ。といまだ他人事…苦笑