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【騒音のことは忘れよう】サーバー向けなら気にならないかもしれない。

2015年10月26日 22時10分49秒 | キワモノすぎるレビューたち
SilverStone CPUファン SST-FHP141 CPUクーラー 14cm
クリエーター情報なし
Silver Stone


長所……風量の切り替え機構とか
    大風量
短所……140mmのねじ穴が無いこと

 以前HAF932を使っていたときは、背面排気口の外側にももうひとつ14cmファンを組んで排気を促進する、という事をやっていました。
 Trooperはファンの取りつけ位置が悪くてサイドパネルが閉められなくなるため&内部に14cmファンを組んだことで控えていました(14cmファンより風量の大きな12cmファン&120cmねじ位置で取り付ける14cmファンが見つからなかったからです)。
 で、最近になってこのファンを発見したため、とりあえず組んでみることにしました。
 とはいえ38mmファンなので、サイドパネルとの干渉を回避するために65mmもの長さの皿ねじを調達したり、結構手間はかかりました。



 組んでみて思ったこと。
 Prime95をかけてみてもあまり変わりません。以前グラフィックボードの排気口に吸い出しファンを設置した時は温度が劇的に下がったので吸い出しを促進することにはちゃんと意味があるのですが、室温23度で47度くらい。室温プラスで考えると、口ばっかりで責任取らない橋下脱原発のせいで強要された節電Stryker風Trooperの時の結果より2度ほど下がっています。正直、電力消費に見合うかどうかは不明です。



 で、もうひとつはボトムファンを交換してみました。
 HAF932の時はファンと電源が接近しすぎて薄型ファンしか使えませんでしたが、今回は十分に隙間があるのですんなり取り付け出来ました。こちらに関しては、グラフィックボードに十分な空気を供給するためです。
 しかし、こちらに関してはVOCALOMARKで室温プラス30度。KAZE Jyuniとほぼ同じ結果が出ました。
 まあ、いずれも季節も違えば状況も違い、同時に結果も取ってないアバウトなものなので、ああ、こんな結果が出たんだな、くらいに思っといてくれると幸いです。

 組んでみて思ったことですが、これ、CPUクーラーに直接取り付けるのは難しいんじゃないでしょうか。
 Thermalrightの場合ですが、ArchonやHR-02の場合、ファンクリップがファンの外側に引っ掛けることを前提に設計されています。
 このため、標準のクリップでは届きません。
 かといってしげるタイプの内側のねじ穴にクリップを引っ掛けるタイプは、最近あまり一般的ではない様です。
 結果、鎌ワロスの様に、ファンを本体にじかにねじ止めするタイプのクーラーしか選択肢が無くなります。
 となると後の選択肢はケースの筺体に直接取り付けるくらいですね。静圧が高いから水冷向けかと思いきや、正直ファンがコアよりもかなり大きいため、複数のコアを並べて風を流す場合邪魔にしかなりません。一個だけなら別にいいけど、風が全部ラジエターに当たりません。。
 ちなみにこれをボトムファンに組んだら、Trooperの小物入れがケースに入らなくなりました。出し入れが結構わずらわしいので、取り外したままにしたので無問題ですが。

 もう一つの問題点は、店で売ってるファンフィルタは使い物にならないってことですね。
 14cm用は使えないし12cm用では全体をカバーできません。ちなみに同じ理由でファンガードも微妙な感じです。こちらは使えるけど、外周部分にカバーしきれない部分がありますね。このため、ケーブルなんかの入り込みやすい場所で使うのは控えるべきでしょう。
 あと分厚すぎてフロントパネルに干渉するため、HDDモジュールの冷却には使えません。私のPCはフロントパネルがモジュール部分からの埃の侵入を防止する役目も兼ねているため、これに関してはどうしようもありませんでした。

 また、騒音値はGLOBE FANのRL4Z B1402512EHとさほど変わりません。つまり、静音PC? 何それおいしいの?ってことですけど。
 静音モードとパワーモードの二種類をスイッチで選択できますが、静音モードに切り替えるとかなり音量が下がりました。
 
 結論としては、ケース自体の吸排気用限定のハイエンド向けファンという位置づけになりそうです。

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