9年回し続けて出る確率はどんぐらいだったんだろう

2016年06月09日 23時55分22秒 | 日記
113番元素の名前がニホニウムに決定したとの事。
最初は凄さがわからなかったので九州大学の森田浩介教授を中心とする
理化学研究所のグループが研究していたもので云々というくだりまでは
ふ~んって感じで読んでいたのだけど

>113番元素を作るために、原子番号30番の亜鉛と原子番号83番の
>ビスマスという金属に着目しました。それぞれ、原子核の中には陽子が
>30個と83個含まれていて、亜鉛とビスマスがしっかりと合体すれば
>理論上陽子が113個の113番元素ができることになります。
>しかし、原子核の大きさは1000億分の1ミリと極めて小さく
>衝突させること自体、非常に難しい実験となりました。
>また、衝突させることができたとしても、原子核と原子核がしっかりと
>合体する確率は、100兆分の1しかないため、実験は困難を極めました。
>理化学研究所のグループが実験を開始したのは2003年9月でしたが
>実験に成功し、113番元素が出来たという十分な確証が得られたのは
>2012年8月で、実験開始から9年の時間がかかりました。

と聞いてその凄まじさが解った。
さらに調べてみると研究内容は元素番号113番にかけて毎日113円を
お賽銭として投げてお参りし後は亜鉛とビスマスがぶつかるまで基本的に
ほったらかしだったという事も解り、パチンコ行く前に奇数のゾロ目分の
買い物をコンビニでしておくという自分と同列の事をしているとも思った。
調べていくうちに森田教授の株が俺の中で乱高下。

俺も森田教授と同じ戦法で世界に誇れる神業を炸裂させてはいるけれど
炸裂させた偉大さのレベルが段違いすぎて、最終的にはリスペクトへと
至ったのでした。ここでニホニウムが将来的に何かに活かされるのか
どうかという点に関心がいかない時点で比べるのもおこがましいよね。

しかしここまでバリバリの理系の人でも天文学的な確率の前では願掛け
なんちゅうオカルティックな事をやるもんだんだなぁ。というか確率を
考えれば起こりえない事だと解るからそういう事に走るのか・・・。
コメント
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