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math.pdf [#15] に関連する「関数」,「関数 写像」の Google 検索で
[1] 関数 (数学) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E6%95%B0_(%E6%95%B0%E5%AD%A6)
[2] PDF] 第1章 関数とは何か?
http://www16.ocn.ne.jp/~suuri/lecture-seniorbasic/lecturenotes-1/lecture-basic1-6-1.pdf
[2] [PDF] 2.写像と関数
http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/~iwaki/BasMath2.pdf
等が見つかりました(「関数 数学」としてもプログラミング関係のものが圧倒的に多い).
x が写像 f を用いて y = f(x) に変換されるとき x を独立変数,f を関数,y を従属変数といいます.関数 f とは「x を入力したとき f(x) を出力する機械」のようなものです.例えば f(x) = √(x) ( x ≧ 0 )である f は「入力の平方根を出力する機械」,g(x) = x2 である g は「入力の2乗を出力する機械」と考えていいでしょう.この場合,x = g(f(x)) なので g = f-1 とかき,g を f の逆関数といいます.
単に「関数 f(x)」という場合「x を f(x) に変換する関数 f」を意味します.y = √(x) のとき x = y2 ですが,これを「 √(x) の逆関数はx2 である」というのは(独立変数を x として)「x を√(x) に変換する関数の逆関数は x を x2 に変換する関数である」という意味だからです.
f(x) と f の使い分けが好ましい例を次に示します.
g(x) = f(x+1) - f(x)
とします.g は f に依存しますが g(x) = h(f(x)) のような合成関数では表わせません.g(a) を計算するには f(a) でなく f が必要です.関数 f を関数 ⊿f に変換する写像(作用素) ⊿ を
⊿f(x) = f(x+1) - f(x)
で定義すると,g = ⊿f と表現でき,g(a) = ⊿f(a) = f(a+1) - f(a) となります.
補足: 関数 f の x における値(写像 f で x に対応させた値)がf(x) ですが,「関数 f(x)」という表現を否定しているわけではありません.どの分野でもよく使う表現は簡略化されます.なお,数学では上記の 「に変換する」 は通常 「に対応させる」 と表現します.
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