徒然なるままに、一旅客の戯言(たわごと)
*** reminiscences ***
PAXのひとりごと
since 17 JAN 2005


(since 17 AUG 2005)

au GLOBAL EXPERT at HKG

 いささか旬を逸した話ですみません。

現在、小生が契約している携帯電話のキャリアはauで、携帯端末はソニー・エリクソン製の W32S を使用しています。(昨年10月2日の投稿の蛇足に書きました)
au IC (USIM) card
この W32S という端末は、au ICカード(いわゆる USIM )を端末に差して使うタイプでして、au ICカードが付いています(この USIM はauからの貸与物扱いです)。このau ICカードは、海外では一般的なGSM方式の端末に差し込めば、番号そのままで海外でも使えるという“プラスティック・ローミング”に対応しており、auでは当該国際ローミング・サービスのことを『 GLOBAL EXPERT: グローバルエキスパート』とネーミングしています。

※グローバルエキスパートについて、詳しくは こちら (auのサイト)。
NOKIA model 3120
このグローバルエキスパートは USIM カードを差し替えるだけの“プラスティック・ローミング”ですから、渡航先(今回は HKG でした)に対応したGSM携帯端末が別途必用になります。

レンタルのサービスもありますが、買ってしまいました。

機種は、auが当該サービスで推奨している(=動作確認をした) NOKIA の 3120 というGSMトライバンド( GSM900/1800/1900 )対応機です。

成田空港で搭乗間際まで通話やメール、それに TAF や METAR などを調べていた W32S は PBB の手前で電源オフ。
で、機内で食事サービスが終わった頃、おもむろに NOKIA 3120 を取り出し USIM カードを W32S から移し変えました。

VHHH 到着、CIQ を抜けて Arrival ロビーに出たところで、NOKIA 3120 の電源オン、おぉ、(当たり前なのですが)電波レベル表示が最大を示し(所謂アンテナ、バリバリ)音声通話が可能な状態になりました。

このまま使っても良かったのですが、この国際ローミング・サービス、通話料がそれなりのお値段で、決してお安くはありません。
それに、同行した財務大臣他が SALE の文字に惹かれる対象に全てお付き合い出来るとは限りません。ということで、現地での連絡用に携帯は不可欠、ということになり、au GLOBAL EXPERT は専ら日本からの緊急連絡受信用と割り切って、現地で携帯端末と電話回線を調達しました。

“電話回線を調達”と言うと大げさですが、要はプリペイドの USIM カードを買えば良いのです。
携帯端末とキャリアが別々に選べるのは理に適っており大満足、と言うか日本の携帯電話事情が特別なだけなのですが。

プリペイドの USIM は街中のショップで簡単に買うことができます。

HKG USIMs

あとは携帯端末を用意するだけです。
機能がシンプルで型落ちしたGSM端末はお安く入手できますし、日本でも勢力を拡大している3Gにも対応した端末もそれなりのお値段ですが販売しています。

※携帯電話端末とプリペイド USIM については別の機会に....。

そんなこんなで、au GLOBAL EXPERT、HKG で使えることは確認しました。
緊急時、『いつもの番号にかけてくれれば繋がる』というのは大きな安心であり、保険でもあります。
が、着信・発信共にチャージされるローミング費用を考えると、そうそう頻繁に通話できるものでもないのでした....。貧乏性ですな。
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