あのね、彼の、笑う声が好きで。
笑う顔も、もちろん好きで。
電話ごしの声が好きで、耳元で囁く声も、もっと好きで。
テーブル挟んで向かい合うのも好きで、隣に座るのも好きで、なんなら、後ろの席に座ってる、その気配も大好き。
彼は、自分の手を冷たいと言うけど、繋いだ私の手も、同じくらい冷たかったね。
困ったように笑うのは、ちょっとせつなかった。
彼の真意が掴めなくて。
私、困らせてたかな。
邪魔にはなりたくなかったんだけどな。
考えないようにしていて、そしたら、考えなくても生きていけるようになってきて。
でも、思い出すと、また息ができない。
苦しいのは、私だけ?
悲しいね。
彼の好きなところが、まだたくさん残ってる。
それが、私を苦しめる?
好きなのに、不思議だね。
笑う顔も、もちろん好きで。
電話ごしの声が好きで、耳元で囁く声も、もっと好きで。
テーブル挟んで向かい合うのも好きで、隣に座るのも好きで、なんなら、後ろの席に座ってる、その気配も大好き。
彼は、自分の手を冷たいと言うけど、繋いだ私の手も、同じくらい冷たかったね。
困ったように笑うのは、ちょっとせつなかった。
彼の真意が掴めなくて。
私、困らせてたかな。
邪魔にはなりたくなかったんだけどな。
考えないようにしていて、そしたら、考えなくても生きていけるようになってきて。
でも、思い出すと、また息ができない。
苦しいのは、私だけ?
悲しいね。
彼の好きなところが、まだたくさん残ってる。
それが、私を苦しめる?
好きなのに、不思議だね。