タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

命がけ珍道中@東海道新幹線みたいな

2022-09-07 | 映画
「ブレットトレイン」

東京駅 新幹線「ゆかり」に集まる殺し屋たち。(ゆかりって・・・私の大好きな紫蘇ふりかけだよ)
そこでこの映画は「ギャグ」なんだとわかる。

レザボア・ドッグスのようにやたらしゃべる殺し屋たち、小説に忠実。
「機関車トーマス」をずっと語るレモン
人はトーマスの仲間に分類できると思っている。

アクションはキルビル的?
様式美というのかな(いい加減)



伊坂幸太郎のベストセラー小説『マリアビートル』(角川文庫刊)だから行ってみたあ。
原作は東北新幹線 これは東海道新幹線、どんな風になっちゃうの?

監督デヴィッド・リーチ
伝説級に運の悪い殺し屋レディバグ(ブラッド)は、殺し屋ながらセラピーに通うほどナイーブな性格。
東京~京都間人生最悪な120分間

「ブレットトレイン」は「超特急」って意味かと。
一番新しい新幹線の形だけど色がブラック(笑)

内装も日本のどこにもないデザイン
レストランなどオリエント急行的インテリア。

伊坂の原作の中でもなかなかイメージが難しかった(私はね)殺し屋アクションなので、こんな感じでいいかと。
予想していたより悪くなかった(苦笑)
原作ではとんでもない邪悪な中学生がグラマーだけど色っぽくない女子高生
このおかげで陰湿さが消え、冒険アホ活劇に仕上がっている。


全部アメリカ、スペイン?での撮影(もしくはスタジオかな)

京都の街並みの雑なこと、ざっくり。
5重塔 清酒の樽だけで京都?
米原だったか、途中の停車駅が霧の中の無人駅みたいなの(笑)

真田広之以外の日本人役は全部 日系、あるいはアメリカ在住の長い人かと。
なぜか日本人の両親でも海外で生まれて長く住むと顔つきが全然違う。

真田広之の亡くなった妻の遺影、病院の看護婦さんも、「日本にいる女性の顔じゃないなあー」が一目瞭然。

我が国が世界に誇る新幹線の中でかような乱闘、どうなんだ。
そして最後の脱線もちょっとイヤ。
たぶん、これが外国映画なら自分も平気かと。

まあ、アメリカ人が作ると、何も忖度とか配慮とか全然ない見本かと。

大画面で見る価値はあると思う。
ワイルド・スピードとかアメコミ系映画、その手のやつね(どのやつだよ)


帰宅してから、もう一回原作を読み直している真っ最中


ブレット・トレイン
Bullet Train
監督 デヴィッド・リーチ
脚本 ザック・オルケウィッツ
原作 伊坂幸太郎
『マリアビートル』(角川書店)

製作
ケリー・マコーミック
デヴィッド・リーチ
アントワーン・フークア


製作総指揮
ブレント・オコナー
三枝亮介
寺田悠馬
カット・サミック


出演者
ブラッド・ピット
ジョーイ・キング
アーロン・テイラー=ジョンソン
ブライアン・タイリー・ヘンリー
アンドリュー・小路
真田広之
マイケル・シャノン
サンドラ・ブロック
ベニート・A・マルティネス・オカシオ
ローガン・ラーマン
ザジー・ビーツ
マシ・オカ
福原かれん


音楽 ドミニク・ルイス(英語版)
撮影 ジョナサン・セラ(英語版)
編集 エリザベット・ロナルズドッティル

製作会社
コロンビア ピクチャーズ
87ノース・プロダクションズ(英語版)

配給
アメリカ合衆国の旗ソニー・ピクチャーズ・リリーシング
日本の旗ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント


公開
アメリカ合衆国 2022年8月5日
日本2022年9月1日[1]
上映時間 126分
製作国
アメリカ合衆国
日本
スペイン

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小さいお嬢さん | トップ | 古いアメリカドラマ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事