と言うわけで山登り当日の朝、この時はまだ『まぁ意外と何とかなるかなー』なんて思ってたりしたのですが・・・この日の天気は晴れでした。よかったー
Iさんと合流して肘・膝・胸のプロテクターを借りて、割れると危ないからとミラーを外してさぁ山のふもとにきて・・・無いんですよ、道が。首を上に傾けて見ると斜面に沿うようにまだ歩けそうな道と呼べそうなものがクネクネと続いてるんですけど・・・
彼方「Iさん、ここ走るんですか?」
I 「さぁ頑張って登りましょう」
彼方「・・・はい」
因みにIさんのバイクはしっかりデコボコのタイヤでした。
さぁここからが大変、張り出した木の根っこで後輪がことごとくスリップし、ぬかるんだ斜面を滑り落ちそうになり、倒木を越えるのに二人がかりでバイクを押し、足を滑らせたら即死な崖を越え・・・・・・・死ぬ、あまりのデンジャラスさに死んでしまう。あとIさんのテンションに殺される。途中バランスを崩して崖下に落ちそうになった時、
彼方「Iさん支えてっ落ちるぅ」
I 「そのまま待ってください、頑張ってる姿をカメラで撮ります」
おいっ
流石に血の気が引きました。次は別れ道に差し掛かった時、
彼方「Iさんどっちですか?」
I 「左の方が面白いので左に」
・・・気になってバイクを降りて先を見に行くと、物凄い段差の下りが。いやいやいやいや、こんなの徒歩でも通れない場所ですよ?真剣に頼み込んで別の道にしてもらいました。
それでも人間ってスゴイ生物ですね、登山開始1時間半ぐらいで明らかに最初より上手くなってるんですね。まぁ登りきらないと帰れないという脅迫感とこけるのは嫌という恐怖感からなんですけどね。
そしてIさん曰くこの日一番の難所。まぁ言葉で説明すると木の根っこで出来た高さ3メートルぐらい距離10メートルぐらいの階段、てっぺんに大きな岩付き。
I 「ここは途中で止まるともう上れないので1つ目の根っこを越えたらグィーンと加速して勢いでガンガンガンと上って出来そうなら岩の上でジャンプして下さい」
彼方「・・・・・・・・・」
もはややけくそでした。覚悟してバイクに跨り、根っこを越えてグィーンのガンガンガンのじゃーん・・・空は青かった・・・
ドンガラガッシャーン
派手にこけました。幸いバイクも身体も階段を上り切った地面に落ちたので大怪我する事はなかったのですが岩の上や階段の下に落ちていたら・・・ハンドルが少し曲がっただけで身体は怪我なしってのは奇跡ですね、ありがとうDトラ君。
因みにこの光景を見ていたIさんは俺が無事なのを確認すると「何で僕は今のを撮れなかったんだぁー」と頭を抱えて悔しがっていました。もういいです。
曲がったハンドルでしばらく走ると山の頂上に着きました。バイクから降りてIさんに向かっての第一声は
「僕はしばらくアスファルトしか走りたくないです」
でした。
帰りは舗装はされてないけど普通の道を使って下山しました。初めからこの道を使えば・・・と思ったのは当然です。皆さんは絶対オンロード用のバイクで山に入らないで下さい、それだけが私の望みです。
バイク、早く退院しないかなぁ
Iさんと合流して肘・膝・胸のプロテクターを借りて、割れると危ないからとミラーを外してさぁ山のふもとにきて・・・無いんですよ、道が。首を上に傾けて見ると斜面に沿うようにまだ歩けそうな道と呼べそうなものがクネクネと続いてるんですけど・・・
彼方「Iさん、ここ走るんですか?」
I 「さぁ頑張って登りましょう」
彼方「・・・はい」
因みにIさんのバイクはしっかりデコボコのタイヤでした。
さぁここからが大変、張り出した木の根っこで後輪がことごとくスリップし、ぬかるんだ斜面を滑り落ちそうになり、倒木を越えるのに二人がかりでバイクを押し、足を滑らせたら即死な崖を越え・・・・・・・死ぬ、あまりのデンジャラスさに死んでしまう。あとIさんのテンションに殺される。途中バランスを崩して崖下に落ちそうになった時、
彼方「Iさん支えてっ落ちるぅ」
I 「そのまま待ってください、頑張ってる姿をカメラで撮ります」
おいっ
流石に血の気が引きました。次は別れ道に差し掛かった時、
彼方「Iさんどっちですか?」
I 「左の方が面白いので左に」
・・・気になってバイクを降りて先を見に行くと、物凄い段差の下りが。いやいやいやいや、こんなの徒歩でも通れない場所ですよ?真剣に頼み込んで別の道にしてもらいました。
それでも人間ってスゴイ生物ですね、登山開始1時間半ぐらいで明らかに最初より上手くなってるんですね。まぁ登りきらないと帰れないという脅迫感とこけるのは嫌という恐怖感からなんですけどね。
そしてIさん曰くこの日一番の難所。まぁ言葉で説明すると木の根っこで出来た高さ3メートルぐらい距離10メートルぐらいの階段、てっぺんに大きな岩付き。
I 「ここは途中で止まるともう上れないので1つ目の根っこを越えたらグィーンと加速して勢いでガンガンガンと上って出来そうなら岩の上でジャンプして下さい」
彼方「・・・・・・・・・」
もはややけくそでした。覚悟してバイクに跨り、根っこを越えてグィーンのガンガンガンのじゃーん・・・空は青かった・・・
ドンガラガッシャーン
派手にこけました。幸いバイクも身体も階段を上り切った地面に落ちたので大怪我する事はなかったのですが岩の上や階段の下に落ちていたら・・・ハンドルが少し曲がっただけで身体は怪我なしってのは奇跡ですね、ありがとうDトラ君。
因みにこの光景を見ていたIさんは俺が無事なのを確認すると「何で僕は今のを撮れなかったんだぁー」と頭を抱えて悔しがっていました。もういいです。
曲がったハンドルでしばらく走ると山の頂上に着きました。バイクから降りてIさんに向かっての第一声は
「僕はしばらくアスファルトしか走りたくないです」
でした。
帰りは舗装はされてないけど普通の道を使って下山しました。初めからこの道を使えば・・・と思ったのは当然です。皆さんは絶対オンロード用のバイクで山に入らないで下さい、それだけが私の望みです。
バイク、早く退院しないかなぁ