ミラーズ・クロッシング(1990) - goo 映画
帽子の男
銃撃戦はあるけど、血なまぐささはそれ程感じなかったな。
(血は出るけど、血は流れ落ちない。)
マフィア映画なのに、まるでモダンな貴族映画のようなゆったりしたテンポ。
トム役のガブリエル・バーンは憂いのある瞳で紳士的な雰囲気だったな。
まっすぐに感情をぶつけるヴァーナ役のマーシャ・ゲイ・ハーデンのほうが逞しく見えましたよ。
赤みががった黄色い土の色とモスグリーンの針葉樹が絵画的でした。
物語よりも画の構図に惹かれた作品でした。
≪DVDの特典映像のバリー・ソネンフェルド撮影監督のインタビューによると≫
■ カッコ良くて静かな正統派の映画にしたかったので、
広角レンズではなく望遠レンズで撮影。
■“ミラーズ・クロッシング”は森の名前
■ 静かな森の色にする為に原色が弱いフ〇フィルムを使用。
(ちなみにコ〇ックフィルムだと原色が鮮明に映ってしまうそうです。)
青みがかった緑色で撮りたかった。
との事です。
P.S.↓フィルムに関してはコチラにも解説が載っていました。
ミラーズ・クロッシング - Wikipedia