～『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離（ディスタンス）』『ビフォア・サンセット』～ ※ネタバレ少々

①『ビフォア・サンライズ　恋人までの距離（ディスタンス）』


　恋人までの距離（ディスタンス） - goo 映画

ウィーンの街に一晩の予定で立ち寄ったアメリカの青年ジェシー〔イーサン・ホーク〕と
ジェシーと列車で出会ったフランスの女学生セリーヌ〔ジュリー・デルピー〕。
夜明けを迎えるまで（ビフォア・サンライズ）の14時間だけ一緒に過ごすことになった
ジェシーとセリーヌの間に芽生える淡い恋を描く。
1995年ベルリン映画祭銀熊賞受賞作。

夜から夜明けまでカップルが街を歩きながら恋愛話をしているだけなんだけど、
街を歩いていたり、店でおしゃべりしたり 2人の語らいだけを映しだしているのが瀟洒でロマンチック。
クライマックスは『男と女（'66） - goo 映画』みたいだったな。


 ②『ビフォア・サンセット』


　ビフォア・サンセット - goo 映画

ウィーンで14時間を共に過ごした2人の半年後に会う約束は適わぬまま9年が経ち、
その時の経験を小説にしたジェシーはパリの書店で行われた朗読会に出席し、偶然セリーヌと再会。
ジェシーが空港へ向かうまでの85分間を描く。

本編は80分なので、ほぼ同じ時間の流れ。
昼に再会するので街角も明るく、彼女の家族？も居る家まで行ったり、随分フランクな感じ。
若い頃は出会いはいくらでもあると思っているけど、実は稀だったりする。
年齢を重ねたからこその率直な語らいに共感出来ました。


P.S.
①は1995年、②は2004年の作品なので、
もし、Part3があるとしたら2013年の今年ぐらいだよね。
今は40代になっているであろう2人の語らいも聞いてみたいなと思ったりもしましたよ。