ヒトラーの贋札:公式サイト
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ヒトラーの贋札 – Wikipedia
作戦
生きる為に贋札を作り続ける贋作師:サリー(サロモン)〔カール・マルコヴィクス〕
正義を重んじようとするとする印刷技師:ブルガー〔アウグスト・ディール〕
戦況下での思考ってその時の状況にもよるし、
何を重視するか(価値観)は人それぞれだから明確な答えはないような気もするけど、
ブルガーは正義感のある若い思考で、
サリーは上辺だけの正義(理想)に流されず、
自分そして皆が生きのびる事を考えている大人の思考ですね。
中盤までは収容所で贋札を作りながらも相反する者達の葛藤を描くだけの物語かと思っていたけど、
後半に贋札作りに関して明らかになる知恵のある“作戦”が効いていましたね。
高圧的な言動だったヘルツォーク親衛隊少佐〔デーフィト・シュトリーゾフ〕が
クライマックスでサリーに銃をつきつけられるとオロオロしていた・・・。
両者は真逆の立場ではあるけど“命ほしさ”に働いていた。
そういう意味では似た者同士だから、サリーはヘルツォークを見逃したのかしら?
そして、ラストのタンゴは何を物語っていたのだろうか?
生きるためには、何でもする主人公みたいな人もいて・・・
戦争中は、同じ民族でもいろんな葛藤の中で生きてたことが印象的でした。
カジノで使ってたお札も贋札ですよねー、きっと。
コメントありがとうございました。(*^-^*
同じ民族でも考え方は人それぞれですよね。
その一方で、相反する立場のヘルツォークとサリーが
“命ほしさ”に働いていたという面では似たもの同士にも思えたりもしました。
そういった人間模様がとてもリアルでした。
>カジノで使ってたお札も贋札ですよねー、きっと。
多分、そうかもね。
正しい選択なのか、それとも正しくないのか・・
なんともいえないところが、人間のわりきれないところですね。
戦争がおわれば、敵味方も関係なし・・悪あがきする人間が滑稽でもあったし
それが人間なのかな。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
特にこういう戦況下だと自己を保つ事すら困難で、
冷静に善悪の判断をつけるのは難しいでしょうね。
>戦争がおわれば、敵味方も関係なし・・悪あがきする人間が滑稽でもあったし
それが人間なのかな。
ある意味、戦争中よりも戦争が終わった時に
人間のありのままの本質が見えてくるのかもしれないですね。
言えないだろうし、まして今の私たちには
判断は不可能ですよね。
こういった作品をみるといつも思うんです
が、まだまだあの戦争で起こった事実で知
らないことが沢山あるんだなってことです。
それを知ることが出来ただけでも収穫でした。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
>どちらが正しいなんて当時の人たちだって
言えないだろうし、まして今の私たちには
判断は不可能ですよね。
そうですよね。
明確な答えがないだけに何とも言えないですよね。
こういう作品は重くて考えさせられるけど、そういう時代の背景を知り得る事は出来ますよね。