映画鑑賞検定3級blog

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「コラテラル」

2006-09-08 | アメリカ映画
予習予習。「マイアミ・バイス」のマイケル・マン監督とジェイミー・フォックスのコンビだから、予習がてら観てみることにしましたよ。

夢を持ちつつ12年間タクシーの運転手を続けているマックス。ある日彼は白髪で仕立てのいいスーツを着た男性を空港で乗せる。そのお客は5件の家を回れば600ドルも払うという。少し怪しみながらも彼の仕事を請けることにしたマックスだったが、その夜はこれからの彼の生活を丸ごと変えるような日になってしまう。


大筋はかなり無理やりっぽいのであまり評価してないですが、空撮や背景の影像や音楽がかっこいいので、そこでポイント大幅アップです。単純な人物設定でわかりやすいし、出てくる人物も少なく、時間にすると夕方6時から朝の5時くらいまでといったところに絞ってあったので面白くなったなぁ、っていう感じです。細かいところは、2択要素みたいなのが常に付きまとう感じで結構面白かったんですけどね。あの大筋だけは・・・ま、しょうがないか。映画ですからね(笑)

まったくもってカワイそうなマックス。大概のものには理由という名の言い訳が必要な完全無欠の小市民ですが、だからこそいとおしいですね。やり手の人から見ればイライラする人間かもしれないけれど、かなりマックス度の高い私には、いや~~かわいそうでかわいそうで。でも、それと同時に人間ってのは一晩でもこれだけの事が起きればだいぶ性格も変わるもんかもしれないなぁ~~、とか思ったりもしましたが、映画ですからね(笑)

マックスの痛いところにグサグサと切り込んでくるヴィンセントの言葉に、私自身もえぐられる思いでした。あいたたた。

ジェイミー・フォックス、いい表情するんですね。かわいらしさもあっていいね。ステルスで観た時とイメージ違うようで違わないという感じで、演技派なんだな~って思わせてくれました。
トム様は、走り方かっこいいよね。ちゃんとオレ流かっこいい走り方みたいなのを研究してるっぽいよね。そういうところ好きだなぁ。悪役でもオレ流なので、違和感はないです。

吹替でちょっとだけ観たんですが、ジェイミーの吹替はちょっとイマイチかも。悪くないんだけどね。トム様はいつもの森川智之。いつも森川声だとちょっと若くなっちゃうトム様だからこの役では必死に声を低く出していたようで、無理してるのかな?と思いましたです。

時間がなくて観られなかったんだけど、マン監督のコメンタリーも全部聞きたかったです。撮り方にこだわってるみたいだったから。う~ん、残念。

ジェイソン・ステイサムの登場はマジで一瞬だったからビックリ! ”ロンドン南部訛りの男”が欲しかったらしい監督のコメンタリー。それだけでジェイソンをっ!? 絶対なんかあると思って後々まで考え続けてしまったよ・・・(笑)

これ、ジャッキー映画でリメイクされたらきっと面白いな・・・と思った私は末期でしょうか?(笑)


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