日ハムさん、おめでとう

日ハム優勝おめでとう！

新庄ががんばって盛り上げてくれたんだろうから、彼の功績は立派だと思う。

確かに、ちょっとやさぐれてる感じがあったもんな、日ハムって。

「どうせ俺たち日ハムだし・・・」

っていう・・・。

それもそうだよなぁ・・・。東京ドームを使いまわしで、ナイターの巨人のためにデーゲームばかり。
それに、値段も巨人戦より安い・・・。それじゃあ、やさぐれるってもんだよね。

でもね。そんな時代に一番日ハムを見ていたんです、私。

小笠原や新庄にはなにかしらそういう「やさぐれ感」や「日ハムの切なさ」みたいなものがあまり感じられないので、どちらかというと、その時代からがんばっていた選手を見て嬉しくなったり。

だから、勝ち投手になり涙している金村や、胴上げされている田中幸雄を見ていると、涙がこみ上げましたね。

上田、奈良原・・・。お前さんたちなんで中日にいるんだよ・・・。

金子なんかもやさぐれ組だったにもかかわらず、このシリーズではその香りがまったくしなかったね。素晴らしい活躍でした！

ま、そんなわけで、投手陣は結構若手だったり、優勝経験なかったりの選手も多かったようだけれど、捕手に西武やオリックス、横浜なんかにいた中島がいたり、日本一請負人の元ヤクルト稲葉がいたりと、バランスのいいチームになっていた印象がありますね。

とにかく、優勝おめでとう！
ちょっと感動しました。

プレイオフ勝ち抜いてきたパリーグの猛烈な強さに、セリーグはまったく太刀打ちできていない様子。
これじゃあ、日本シリーズつまんないぜぇ～、なんて思っていたけれど、来年からセリーグもプレイオフ制度を取り入れるんですってね。

プレイオフ推進派の私としては嬉しい限りですね。

野球の火が消えた？　巨人だけでしょ？　そんなわけで、これからも楽しませて欲しいものです。

しかしまぁ～～、10年以上前の90年代初頭の私は、週間ベースボールとプロ野球名鑑が愛読書だったといっても過言ではなかったのですよ。
そんなわけで、「小笠原って確かキャッチャー出身だよね？」とか、「中日の平井ってオリックス出身だよね？」「奈良原も中日にトレードしてたんだ。去年まで日ハムでその前は西武で・・・」「中島って、日ハムにいたんだ。西武から横浜に行ったのはいつだっけ？　あれ？　オリックス時代に優勝経験してたっけ？」とか言ってる自分がいる。そんなわけでパリーグ10年前知識だったら結構なもんだな・・・とか思う自分に驚かされたりしました（笑）