映画鑑賞検定3級blog

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「THX-1138」

2007-03-10 | アメリカ映画
Cinefil imagicaでやっていました。ジョージ・ルーカスのデビュー作と知りながら、今までなんとなく手が出なかった1本。でも、観ます。観ようって思いました。

25世紀の地球は、人間がコンピューターに支配されれ、シェルター内で暮らす世界になっていた。そんな中、抑制された自我を、ルームメイトへの思いから解き放ってしまったTHX-1138は、この抑制された世界に疑問を抱き始める。



いや、今見ればそりゃあ古いですよ。35年前の作品ですよ?

でも、悪くないと思う。むっちゃ最初のほうとか怖いけど。

最初から最後まで設定も内容もイマイチよくわからないけれど、それもそのはず。どういう世界なのかの説明がまったくないんだもの。
でも、そういう世界に暮らしている、という恐怖感を感じ取ればよいのだろうから、これはこれで成功しているのではないかと。

不思議ですよね、ああいう映像ってとっても恐怖を覚えます。
安っぽい映画だからこそ、といったところでしょうか。

それに、CGで何でもできるっていうことではない状況の中で、あれだけのシーンを作り上げるってのは本当にすごい。
ラストの階段とかむちゃくちゃ怖いですし。

トンネルひとつでも、やっぱりトンネルって人造的で怖いところがあるから、そういう雰囲気を使うってのが重要なんだろうし、そういう”工夫”みたいなところは、時代がたっても、ぜんぜん衰えないんだろうな、と思ったりして。

ラストも、カタルシスというよりは、妙に怖い。
あんなに一生懸命がんばったのに、やっぱり怖い。
その感じが最後まであるので、なかなかによくできた作品なのではないかと思ったりしつつ。

しかし、自主映画のようなもので、当時、こういう感じのものを作った人がいるとなれば、投資したくなるコッポラの気持ちもわからなくない気がします。

白ですね、白。
白い部屋に白い服で未来っぽく見えるんでしょうね(笑)

「アイランド」ではきっとマイケル・ベイがこれを参考にしたんじゃないかな、とか思ったりしたのも面白かったかも。

若き日のロバート・デュヴァルがとってもセクシーで素敵でした。

http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id14981/


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