映画鑑賞検定3級blog

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「トラフィック」

2005-10-04 | アメリカ映画
なんとなくずっと気になっていた作品。TSUTAYAでレンタルしてみました。

アメリカとの州境、ティファナ州で警官として働くハビエールとマローノは、ある日タレこみ屋の情報で張り込み、大量の麻薬を載せたトラックを取りしまる。しかし、その手柄を州警察のサラサール将軍に持っていかれてしまい、さらには、殺し屋を追う仕事を頼まれる。その頃、麻薬取締連邦最高責任者のウィークフィールドは、意義のある仕事に燃えていたが、娘がドラッグの使用で警察に補導されてしまう。そして、麻薬のディーラーに潜入捜査していたDEAのレイとモンティは、ルイスというディーラーに迫っていた。そして、セレブとして息子を連れて行ったゴルフ場で友達とランチを取るような生活をしていた妊娠6ヶ月ヘレナは、夫がDEAに捕まり、本当の仕事は麻薬のディーラーだったと知らされる・・・。


いろいろな話が「麻薬」を合図に繋がってくる、と言う話。
作りはとても面白かったと思う。

率直な感想としては、アメリカ人が好きそうな話だな~、という感じ。
極東の小島に住んでいる私のような人間にはちょっと縁遠い話しすぎて、「ふ~~ん」って感じになってしまいました。

ブルーのフィルターのかかったような映像や、メキシコの白っぽい映像なんかはとても魅力的でしたし、ベニシオ・デル・トロや、キャサリン・ゼタ・ジョーンズのあたりの話、ドン・チードルの話は好きだったんですが、マイケル・ダグラスの話がちょっと・・・。

でも、ダグラスの話のところが、一番アメリカの現状に対する「麻薬の実態」みたいなものが見えるところだったのかもしれませんね。

「お酒よりもドラッグの方が簡単に手に入るから」
「こんなところだって? 白人がお金を出して黒人に薬を売ってくれって言いに来てるんだぞ?」

この辺をあっさりとすんなりセリフであらわしちゃってるところが引っかかりました。ほかの人のパートではもっといい感じにセリフにしてたのが好きだったんですけどね~。でも、わざとだと思います、多分。そうやって、教訓じみたところを入れることにより、ほかの人のパートをより微妙なものにしていってるのかもです。

それで引くのは戦略なのかも。ブルーのフィルターもそのせいかな?

と、いったわけで、こういう作品は嫌いじゃないです。
でも日本人なら観てもみなくてもいいかも(笑)

ベニシオ・デル・トロ、最高でした(笑)
この人、一目で「曲者」って感じがするところが最高ですね。「曲者で切れ者」を演じさせたら世界一だな~。
「誘拐犯」の時とほとんど同じような雰囲気なのに、こっちは警官、あっちはバッチリ犯罪者ですが、その差があまり見えない! そこがかっこいいです。

ところで、TSUTAYAのこの作品の分類、「犯罪アクション」でした。
「犯罪」は分かるけど、「アクション」のパートは・・・。

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD32478/index.html

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