映画鑑賞検定3級blog

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「ピンクパンサー」

2006-05-25 | アメリカ映画
クルーゾー警部役でおなじみだったピーター・セラーズ亡き後封印されていたらしいピンクパンサーが復活したとのこと。ピンクパンサーはアニメは大好きなんだけど、映画のほうは遠い記憶の中でなんとなく面白かったという記憶だけがある、というそんな感じでした。純粋なコメディ映画っていうのはどうもあまり笑えないという先入観があってあまり行かない傾向にあったのですが、最近コメディは苦手だという意識がだいぶ払拭されたどころか、なんだかオッサンコメディみたいなものが今の私の中ではちょっとしたブーム。そんなこんなで見てみたくなったので、映画館(チネチッタ)に行くことにしました。

サッカーフランス代表監督が試合の勝利のあとの歓喜の中で毒殺され、指にはめていたピンクパンサーのダイヤモンドも消えうせてしまっていた。マスコミが集中してしまっているので、功労賞に7回ノミネートされているドレフェス署長は、絶対に事件を解決することが出来ないであろう警察官に表立った捜査を任せることで、自分はこっそりと捜査を進めようという計画を立てる。そのおかげで矢面に立ったドタバタ警官のジャック・クルーゾー巡査は、念願の警部の座に収まることになる。それが署長の策略とも知らずに、やる気マンマンのクルーゾー警部。さてはて、捜査は無事に進むのか?


いや~~、見終わってこんなに幸せ気分になるとは思いませんでした。
すごく面白かったです。なんか若干感動したのはなぜでしょうか。

基本はドリフ的なドタバタだし、目新しいことは全然してないし、笑うまで同じ事続けますよ、っていうくらいのしつこさがあるんだけど、なんだかすっごくいい。なんだろう、この安心感と幸せ感は。

しかし、みんな楽しく笑っていて、こらえる必要もなく笑えたので、とても楽しく見られました。
この映画館の中の一体感みたいなものがとても幸せな気持ちになりました。

いい回に見に行ったんだな~。レディースデイだったこともあり、6割程度入っていました。思いのほか人が多くてビックリするくらいは入っていました。
右隣の人の楽しそうに笑う声が幸せ。ちょっと連れの人と喋っていたけど、そんなことはぜんぜん許せてしまうくらい。左隣の人も私と一緒で一人で来ていたみたいだけど、ついつい笑ってしまっているっていう感じがしたので、私も一緒になって楽しく笑うことが出来ました。
とても幸せな気持ちになりました。なんか見終わってからは泣きそうになるくらい。映画館に行ったおかげでさらにこの映画が好きだと思ったのかもしれません。こういうのいいですよね。

全体的にフランスの設定なのに英語だからみんなフランス訛りの英語なんですが、何しろそれが面白いんだよ(笑)

”ハンバーガー”のくだりはたまんなく面白かった。思わず爆笑してしまいました。

”今日はいい天気でよかったですね~。この天気が続くといいんですがね~”
知り合いの家にでも行ったときにぜひやってみたいもんです

主役のジャック・クルーゾーを演じるのは、スティーブ・マーティン。すみません、この人あまり知らないんです。はじめて見たっぽいです。白髪に黒ヒゲで、とってもキュートでした。

ドレフェス署長役はケヴィン・クライン。ヒゲ似合いすぎのアニメ顔です(笑)

ジャックのお守り役というか相棒のポントン役はジャン・レノ。役柄的に「ルビー&カンタン」と同じような感じのマジメ男役。今のところ私が見たジャン・レノ作品ははずれてないっぽい。トカゲダンスは必見。ありえねぇ・・・(大笑)

ビヨンセは歌ってくれてたし、とてもセクシー&キュートでした。エンディングの歌もよかったです。

カメオ出演のクライヴ・オーウェンはやたらかっこ良かったです。006って?

クレジットすらないジェイソン・ステイサムは最初に殺されるサッカーフランス代表監督役。彼である必要は全くなさそうだけど、ジダンを意識してハゲ連れてきたんでしょうか? これだけなのにビヨンセとのキスシーンがあるのはおいしい(笑)

ビズという容疑者の一人を演じてた人って誰? むっちゃくちゃカッコよかったんですけどっ!!

今までの「ピンクパンサー」が好きだったという人にはどうも趣がかなり違うようなので評判が悪い様子。
でも私のようにぼんやりとしか覚えてない人とか、初めて見る人には十分楽しめる作品なんじゃないかと思いますよ。

http://www.foxjapan.com/movies/pinkpanther/


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