「デッド・オア・アライブ」

なんか、すごい作品だっていうんで見てみようかと思い、手にとってみました。


・・・（絶句）


話題になった理由、分かった気がします。

間違いなくすごい作品です。

でも私にはまだ無理だった・・・。


世の中の映画に男性向けの作品と女性向けの作品があるとするならば、私は男性向け作品を好んでいる人間だと思っていましたが、そんな私が井の中の蛙だったのだ、と教えてくれた竹内力＆三池崇史監督にお礼を言いたい。

「修行して出直して来いや・・・」

竹内オヤブン、申しわけねぇ。オレじゃまだあんたには着いていけねーよ・・・。

「どこまで付いていけばいいの？」

そういった彼女の気持ちがよく分かった気がしました。

エンディングの力技は大好き。この辺はまったくＯＫなんですが、それまでの運びがキツかった・・・。下ネタで引くあたり、女性向け作品を見たほうが良いんだろうな、という気にさせてもらいました。

見せるところ見せるあたりはとても素晴らしく、哀川さん、寺島さん方面の話と、竹内さん方面の話のテンションというか、方向の違いを見ていれば、三池さんがすごい人であり、この作品が評価されるのが理解できました。

寺島さん＆哀川さんが驚くほど地に着いた人なんですね。
とっても魅力的でした。

全体的に「悪ノリ」でできているような作品。
大好きな人は大好きでしょう。

決してこの作品を否定しているわけではないので、誤解しないでください。
自分の力量のなさを嘆いているのです。

もう一度、自分が強くなった時に見たい作品です。

とりあえず、見ておいてよかった。自分の幅が広がった気がします。

http://www.tsutaya.co.jp/item/movie/view_v.zhtml?pdid=10008177