Easton Corbin イーストン・コービン - Easton Corbin

　イーストン・コービンは、フロリダ州のGilchristカウンティーでの少年時代、スワニー川で釣りに戯れる一方で、カントリー・ミュージックへの意欲を燃やしました。お爺さんお婆さんと伝説的なカントリー番組であるHee Hawやグランド・オール・オープリーを見たり、お父さんやおじさんが若い頃に集めたクラシック・カントリーのレコードをかけては、夢を育んで行ったのです。１０代も後半になる頃には、ナッシュビルのセッションプレイヤーであるPee Wee Meltonの手ほどきを受け、ギターの腕も磨きました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

２００６年が、彼の人生の転機となりました。フロリダ大学の農業科を卒業し、ガールフレンドBrinnと結婚した５週間後、夫婦はナッシュビルに移動したのです。二人は日雇いの仕事を探してはなんとか生計を立て、その中でコービンはユニバーサル　ミュージックのA&Rシニア・ディレクターJoe Fisherとのオーディションにこぎ付けました。これが功を奏し、レコーディング契約を獲得、Carson Chamberlainのプロデュースによるマーキュリーからのデビュー・アルバムのリリースにつながるのです

　アルバムの１１曲中、４曲でコービンは共作していますが、深みのあるカントリーらしさにあふれたフィーリングがあり、彼自身によるトワンギーなギターや、純粋なカントリー・ボーカルが堪能できます。そして彼の楽曲も同じ源から生まれいるものです。"The Way Love Looks"で女性の心を掴む時、それは彼の感情の動きの表れである事が理解できます。しかし彼のメッセージは、デビュー・シングル"A Little More Country Than That"で最も明快に響きます。この曲では、心地よいビートと、素朴さとロマンチックさの両方のイメージを持ち合わせたキャッチーなモチーフが織り込まれたメロディが結びついています。それがコービンのリラックスした歌唱に加わる事で、単に”良い曲”と言う以上の価値が生まれているのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　【イーストン・コービンとの一問一答】
Q：　貴方のステレオにあるお気に入りのCDは？
　キース・ホイットリーとマール・ハガードさ。

Q：　憧れのデュエット・パートナーは？
　マール・ハガード。

Q：　カントリー・シンガーでなかったら、何をやってた？
　恐らく農業関係の仕事をしてたんだろうなぁ。

Q：　今から５０年後に、人々からどう言われていたいですか？
　純粋でいつの時代も変わらず愛される音楽をレコーディングしていたアーティストだった、って言ってほしいね。

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