美々川カヤックガイドの「ぼちぼちいこか」

支笏湖・美々川・千歳川メインのでガイド&インストラクターの目からみた自然の「おもろい!」をお届け!

ログハウスの美景レストラン

2006-06-30 22:30:30 | グルメ
美々川を下っていくと、一般的にスタート地点にもなる、
第2美々橋。
カヌーレンタルの場合はここらへんからの川下りになるとか・・・。
あまりパッと目立つような建物もなかなか見つからないこの辺りで
景観にすっぽりとはまった素敵なレストランがあります。


■■■■■■


店舗名 和牛レストラン ログハウス びび
所在地 苫小牧市美沢8-5
電話・FAX (0144)58-3456
営業時間 AM11:00~PM9:00
定休日 年末年始を除き、年中無休  
HPあり。

■■■■■■

美々川の風景もご馳走になるこのお店。
この日、川からぱっと店内の様子を見たところ
カップルやご年配の方々まで、
たくさんのお客さんがのんびりと美々川の風景を眺めながら
食事されているようでした。

このお店を川から見るのもなかなか素敵です。
ログハウスレストランを過ぎて、コブハクチョウも何羽か遊びに来ている姿を
目にすることができ、
再びパドリング開始。しばし川を下ります。

なにか浮いてる・・・

ような気がしました・・・。

次々と流れてくるもの・・・何?それに、ボチャン!ジャップン!と
魚が激しいライズ。
誰かが、<パンくず>を美々川に流した様子。

おそらく・・・


白鳥に餌をあげたのでしょう。
パンくずが白鳥の居ないところにも流れてきて、
魚が、そのおこぼれをいただいている様子です。
異様な光景です。
レストランからは下流になり、レストランの窓からは
到底見ることがでできない光景でしょう。

何度も、何度も繰り返し
あちこちでライズする魚たち・・・
しかし、動きがあまりにクイックなため、
動体視力の弱い自分にはなかなか何の魚なのか見極めることができませんでした。

待ち構えて、10回ライズ程。
カヤックから1.5mほどのところで、大きく魚がジャンプした瞬間
「ウグイ」だということがわかりました。

なるほど。ウグイであれば、
パンくずめがけて、どんどんアタックしてきそうです・・・。

しかし、ちょっと気になるのは
パンには少なからず油分が含まれています。
白鳥に餌としてパンくずを販売するところも多いのですが
魚にとってはどうでしょうか??
自然の場所にないものを置いてくるという行為は
やはり、生態系などへのダメージがどこかに生まれてきそう。

自然に無いものはその場に置いていかない・・・

これは自然のなかに足を踏み入れる者にとっては
とても大切なルールではないでしょうか?

それにしても、本当に大量の「ウグイ」ライズには
びっくり!でした。



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また、遊びにきてね。



流れ「ゆるゆる」 でも。

2006-06-29 21:10:27 | すてきなお客様
美々川は
小学生でも一緒に川下りすることができる
安全で、のんびりした川です。
ならば、大人だって・・・!!
そんな風にまずは気軽に遊びにいこうではありませんか!

この日のお客様は
カヤック初?!の女性。
最初のパドルの持ち方や漕ぎ方は
あれこれ試しながらスタート!
私(管理人)と一緒にカヤックに乗り込み、川下りに挑戦でした。


川を下るカヤックの場合(カヌーも同様だと思いますが)
「川の流れ」をいかに使って動くかが
おもしろくもあり、難しさでもあります。
川の流れを無視すれば、どんな屈強の人間であっても
あっけなく沈(転覆)することでしょう。

しかし、美々川では、ほぼどのような動きをしても
沈することはありません。
(わざとバランスをくずしたりしない限り。)
そういった意味ではまさに「初めての体験」向きでしょう。
流れは一応あるのですが、極々ゆるいです。

カヤックでぼーっとしていると

ゆるゆる・・・ゆるゆる・・・と
勝手にカヤックは流れてくれます。

ぜひ、美々川を訪れたさいには、
この、「ゆるゆる・・・」を体験していただきたいです。

ちなみに、はじめてカヤックに乗られる方は
大概「漕ぎ方や岸にぶつからないコントロールのしかた」に熱中される方が
多いです。
2度目に訪れた際には
ぜひとも、美々川の川の流れのスピードで周りの景色を
堪能してみてくださいね。

ちなみに、お客様
この日は晴天でしたが、帽子をお忘れとのこと・・・。
虫が多いかもと・・・とお悩みの末、
気温は25度でしたが
長袖ブラウス着用です。
(ちなみに、この日美々川で虫に刺された人はいませんでしたよ・・・。)
女性は日焼けしたくないですものね・・・。
今の季節、日焼け止めと帽子は必携ですね。美々川も。

冒頭写真は川下りゴール地点でもある
「植苗橋」からの風景です。
この日はひばりととんびとツバメが元気にしていました・・・。


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いずれがアヤメ?カキツバタ?<2>

2006-06-28 21:27:12 | 自然
さてさて、前回のクイズの続きです。



美々川の川岸に咲いていたコチラのお花。
「カキツバタ」?
それとも
「アヤメ」?

【アヤメ】

一般的に、水はけの良いところに育ちます。
花びらにはうっすらと網目模様がみられるようです。
文目→あやめ


ここは美々川。決して水はけの良い土地ではありません。

【カキツバタ】

湿地を好みます。
花びらには白い紋。
お?コレかな????
しかし、ガイド泣かせなのはこの花とそっくりさんな花があること。

実はカキツバタとそっくりなのは「アヤメ」ではなくて、「ノハナショウブ」。
だから本来であれば
「いずれがノハナショウブかカキツバタ」でしょう。

【ノハナショウブ】

湿地にも水はけの良いところにも育つことができます。
そう。カキツバタとの違いは花びらの紋の色もありますが
(これは個体差があり、カキツバタと見分けがつかないものもあるらしいです。)
実は
長く空に突き刺さるような葉に注目。
ノハナショウブだけは葉の中央にはっきりとした出っ張りがあるのです。

そう。正解は(たぶん)カキツバタ。
花に詳しい方いらっしゃいましたら、ぜひ、リバーセブンのカヤックで
美々川のカキツバタ?ノハナショウブ?
を見分けにきてみてくださいね。

ちなみに、花はわずかな期間だけの開花。
元気に咲いているうちに!!


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いずれがアヤメ?カキツバタ?<1>

2006-06-27 20:11:15 | 自然
カヤックでのんびり美々川を下っていると、
案外漕ぐのに夢中になってしまったりします。
葦におおわれて迷路のような川下りを楽しむうちに
余裕が出てきたら

ぜひ、周りの草花にも目を向けてみてください。

安平川と美々川が合流すると、
流れは急に大きく広がり、今までの草を掻き分けるようなパドリングから
一変。
のんびりとした川幅になるため、なんとなく余裕がでてきます。

流れの弱いところで(もともと強くはありませんが・・・)
ほっ・・・と景色を見てみましょう



葦の草陰に
しゃんと咲き誇る青紫の花が。




思いがけない美しさに、しばしパドルの手も休まります。
地味だけれど小さな花々がたくさん見られた今までの風景から
存在感のしっかりある青紫に花々の風景。

なんだか、トクした気分です。

ぱっとみたところ
「アヤメ」かな?
よくいいますね。
「いずれがアヤメかカキツバタ」なんて。
カキツバタとアヤメはずいぶん似ているからこのように言われるのでしょう。

花びらの色や形・そして葉が見分けるポイントのようです。


さあ・・・あなたはこの花々を
アヤメだとお思いですか?
それとも
カキツバタ?

きれいだったらどちらでもいいかな・・・。


詳しい解説はまた次回。


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クレソンの花を見ませんか?

2006-06-26 20:13:40 | 自然
ここ美々川では、季節になると、川面を埋め尽くしているのでは?
と疑いたくなるほどのクレソンが生育します。
みなさんが抱く「クレソン」というイメージは
やはり、ステーキの添え物であったり、サラダであったり・・・
ではないでしょうか?

別名「水がらし」クレソンについて



今時期はまだ、それほど激しくはありませんが、
クレソンがずいぶん大きくなってきたので、
今回自然から「おすそ分け」してもらうことにしました。

新鮮!です。当然。
なので、生でその場で「パクリ!」と行きたくなるのですが
ちょっと待って!

このクレソン、美々川の生態系を支えている水生昆虫も大好物だったり、
いい隠れ家になっているようで、
ちょくちょく小さな虫くんたちがくっついていることがあります。

流水できれいに洗って食卓へ・・・

カヤックですと、
クレソンを見つけて通り過ぎてしまった場合も
気軽にバックしたり、岸に寄せたりしやすいですよ。
しかも、
天然のクレソン、市販のものではみることは難しい
「花」にも注目です。

白くてかわいらしい小さな花が
見ごろです・・・。

ちなみに、クレソン
我が家では、ソーセージとバターソテーにしてみました。
付け合せにしてもGOODですし、
からし風の風味が苦手な方もおいしくいただけます。
しかも・・・
カロチンが上手に摂取できるのもオススメ。

おためしあれ。



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6月も終わりになると・・・

2006-06-25 21:47:50 | 美々川
美々川の風景は、
徐々に緑も深くなり、上流部では、葦(よし)が生い茂ってきます。
春先に見えていた空の広さは周囲の草の背伸びのおかげで
ちょっぴり狭くなってきた感じです。



ちょっと狭い水路?のようなところを
カヤックで漕ぎ進む時のポイントとしては、
早めの方向転換・進入角度調節(後ろに座っている方!がんばって!)と、
パドルをせこく使って、草を突っつきながら
進むこと(笑)

美々川の難所は「流れの強さ」よりも「狭さ」にあるのかもしれません。


しかし、鏡のような水面が美しい美々川。
周りの葦(よし)が防風の役に立っているようです。
時折響く千歳空港からの音以外は鳥のさえずりと
頭上でゆれる草の揺れてこすれる音。

美々川の「音散歩」もなかなかいいものです。

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美々川カヤックといえば・・・

2006-06-24 21:53:37 | カヤック
こんにちは。
そして、このブログへ足を運んでいただいた皆様に心から
「ありがとうございます!」
このたび、カヤック専門のガイド「リバーセブン」が千歳川・支笏湖・美々川などの情報をぼちぼちとご紹介するブログを立ち上げました。
美々川でカヤックといえば、「リバーセブン」と思っていただけるよう
がんばっていこうと思っています。

カヤックに興味のある方、道外の方、また
たくさんの北海道地元の方々に少しでも原始の川「美々川」を含め、札幌から近い場所にも十分にいい自然が残っていることをご紹介していきたいと考えています。

主に、スタッフであるえりりんが執筆予定です。リバーセブンガイド本人とともに
更新も
「ぼちぼちいこか」
と思っております。

明日は美々川です。天気予報も上々。
いい報告できそうです・・!

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