愛煙家の多事総論

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飲まない打たない買わない

2007-02-13 19:18:38 | 雑感
昔の男性は、「飲む打つ買う」の3拍子そろっていて、初めて大人の男とみなす傾向があった。勿論、今はそんなことないが、そういった古い慣習が身についた世代と、今の世代ではやはりいくばくかの隔たりがあるようで・・・。

U35男子マーケティング図鑑 第19回 素面男子~なぜ「飲む、打つ、買う」?意味わからないです  [1/2]

U35男子に対して、「とにかく今の若いやつらは酒を飲まない。面白くない」と、嘆く人は多いようです。

 そんな、酒席に参加しなかったり、参加しても酒をあまり飲まない彼らを「素面男子」と名づけます。


酒もたばこもギャンブルも、お金払う意味が見いだせない

 素面男子は酒を飲まないだけでなく、たばこ、コーヒー、ギャンブル、風俗などの嗜好にあまり興味がありません。

 「飲む、打つ、買う」という言葉さえ聞いたことがない男子が多いのです。
 
 彼らが誕生したのにはいくつかの理由があります。

 まず、酒席に参加しないのは、プライベートまで会社の上司と一緒にいるのがイヤだからです。ましてワケの分からない自慢をされたり、説教されるのはお断りです。

 それならば友達や彼女と過ごすか、1人で過ごす方がずっといいのです。

 ギャンブルや風俗にお金を使わないのは、お金を使ってまでそんなことをすることの「意味がわからない」から。

 ギャンブルするくらいなら、パチンコも麻雀も競馬もゲームソフトで十分です。

 風俗に行くくらいなら、アダルトサイトやアダルトビデオも充実していますし、ナンパか出会い系で女の子に出会った方がお金もかかりません。

 酒やたばこやコーヒーを飲まなかったりするのは、彼らが臭いものが苦手だから。

 小さな頃から水洗トイレで育ち、消臭グッズに囲まれて、清潔に育ってきた彼らは、匂いに敏感なのです。


リフレッシュしたい素面男子

 素面男子にとっての嗜好と上の世代との差は、以下のような感じです。

 居酒屋→ファミレス
 たばこ→フリスク
 コーヒー→紅茶
 ギャンブル→ゲーム
 風俗→アダルトサイトや出会い系

 彼らにとっては、嗜好品(栄養を取るためでなく、その人の好みによって味わい楽しむ飲食物、コーヒー・タバコ・酒など)よりも、リフレッシュメント(refreshment、元気を回復させること)が大事なのです。

 仕事や人間関係で疲れる中で、自分を取り戻すことが必要なのです。

 わざわざ、会社の人と過ごしたり、高いお金を払ったり、臭いものに囲まれては、リフレッシュなどできません。

 たとえば彼らは、本当にフリスクやガムが大好き。

 そして、ケータイのストラップにこるように、フリスクケースにこだわります。

 この手のリフレッシュメント用のガムが大きなボトルで販売されるようになって数年になりますが、彼らはこのボトルを手放しません。

 素面男子の机には、フリスクケースかガムボトルがあることでしょう。

 また彼らは、アロマテラピーやスイーツなども大好き。
 気分によってアロマを使い分ける男子は多いです。

 またコンビニでは甘いものを買うのは若い男性が多いというデータさえ出ているそうですし、デパ地下のスイートコーナーでも男子の姿をよく見かけます。


おしゃべりや散歩が好きな素面男子

 酒席で語る代わりに、素面男子は散歩したりおしゃべりしたりします。

 彼らが人間関係を構築するうえで、散歩やおしゃべりはとても重要な要素です。

 彼らは、たばこ臭い居酒屋で高いお金を払って、飲み会に参加するよりも、ファミレスの禁煙席で、ドリンクバーで飲みながら、何時間でもあれこれおしゃべりするのです。


彼らは、近所のちょっとした道をよく散歩します。

 裏通りや小さな道などが好きで、そこを友達や彼女とおしゃべりしながら、プラプラ歩くのです。

 なにしろ素面ですから、きちんと話もできますし、酒席でのように、説教されたり、けんかになったり、もめたりすることもありません。

 無礼講、などといっても、そんなことがあり得ないことを彼らはよく分かっています。

 でも彼らは、例えばカラオケは嫌いではありません。

 ケータイの着うたフルやiTunesでダウンロードして練習しますから、ラップだろうと、むずかしいハモリだろうと、上手に歌いこなします。

 カラオケであろうと、ちゃんと歌うことが大事なのです。

 そして徹夜で遊ぶことも嫌いではありません。

 彼らだって「オール(徹夜)でカラオケ」したりもします。ただし、翌日が仕事なのに、オールで遊んだりはしません。

 上の世代のように「今日は朝まで飲んでから出社だよ~」などというように、無理してまでは遊ばないのです。

 無理して遊んで疲れてしまったら、本末転倒だと思っているのです。

 そして、素面男子は、仕事で大事な話でも、酒席ではなくランチでしてしまうものです。

 大事な話は昼のうちに話し合っておけば、その日の午後からすぐに対策が練ることができるわけですから。

 このように彼らは、むやみに疲れたりすることを避け、ちゃんと話したりすることを好むのです。


お互いの行動様式や嗜好を尊重する

 素面男子は「人前で自分をさらけ出さないから、人間関係が薄いんじゃないか」などと言われることもありますが、それはこのように上の世代とは、行動様式が違うだけのことです。

 彼らにとってみたら「ワケの分からない説教をされて、同じメンバーで同じ愚痴を毎回言ってる方が、意味わかりませんよ」ということなのです。

 素面男子はまじめなので、酒席で説教されてもけっこう真剣にへこんでしまうのです。
 ところが言ってる方はけっこう無責任に言いっぱなしだったりして、あとで「え? あの日何を話したか課長覚えてないの?」とびっくりしてしまったりするのです。

 お互いの行動様式の違いをきちんと知ることが大事なのです。

 たとえば左党の人が、ケーキバイキングに誘われてもつらいだけでしょう。
 素面男子にとっての酒席はそういうものなのです。

 お互いに尊重して、無理強いしないということが大事なのです。
 それでも、彼らと飲みたいと思うのであれば、それはもしかしたらあなたが、「つき合ってもらえなくて寂しい」と思っているのかもしれません。

 「たまにはつき合えよ、酒も仕事のうちだぞ」など無理強いせずに、素直に、「たまには飲んだりしたいんだけど、つき合ってくれないかな」と言ってみてはどうでしょう。

 彼らは優しいですから「飲み屋は苦手ですけど、ボクの好きなエスニック料理屋がありますからどうですか?」などというコミュニケーションも可能になってくるかもしれません。

 また、そこでの会話も、説教したり、自慢したり、悪口を言ったり、プライベートを根掘り葉掘り聞くのではなく、お互いの趣味などから始めていくのがいいでしょう。

 それじゃデートじゃないかって?
 そうです、素面男子と話を合わせるには、デートのつもりくらいでちょうどいいのです。





大分長い記事なのに、全文引用して申し訳なかとです。
なんというか、まさにまんま自分のことだったので、備忘録としても残してときたく・・・。


実際、自分は

「飲まない、打たない、買わない」

人間なので。
酒は弱いし、飲んでも酔うほど飲まない。振舞い酒なんてマジで勘弁だといったスタイル。新年会や忘年会には出席するけど、普段の飲み会はほとんど行かない。

そして、自分は全く賭け事をしない。あんなのは基本的に胴元が勝つように出来ているんだから、わざわざ金を貢ぎに行くことも無いだろう・・・そう思っている。パチンコなんて、以ての外。

そして、風俗に行くことも無い。そりゃ、自分も一応は健全な男。たまにゃ性欲を持て余すことがあるが、生来性に淡白なので、スポーツしてればすぐに忘れる。


でもまあ、コーヒーは眠気防止に必需品だし、タバコはヘビースモーカーだから吸うかなぁ。


まあ、自分のことなどどうでもよくて・・・。


この記事を見る限り、最近の若い世代は、至って「健全」な志向になっているようだ。

酒もタバコもコーヒーも身体に悪いし、ギャンブルや風俗など金の浪費でしかない。

しゃべるという行為は脳の整理や活性化に良いし、散歩は身体に良い。

全体的に良い事ばっかな気がするんだが・・・。


この記事から、微妙に若い世代に対する反感みたいなものを読み取れるのは、俺の深読みだろうか。


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