帰ってきた常時リソース不足

センセイ(べ・一文字)の日々是アキバ系ヲタ生活 あーかいぶ

さらば『セ界一のスプリンター』

2009-12-09 23:59:00 | 阪神タイガース
阪神・赤星が無念の引退決意
『現在、日常生活に支障はないというが、医師からは「今度やってしまったら、最悪、命の危険もある」と言われたことも明かした。』
 
 
2004年シーズン
 
2005年オープン戦
 
2008年オープン戦
 
2009年シーズン
 
一塁出塁
 
外野練習中
 
 
 
 
 
 
自分の金で遠慮無く球場に通い始めた頃は、中堅にスーパースター・新庄がいた。
その新庄が自由奔放に米国に去って以降、中堅は背番号53がずっと守っていた
 
社会人になってから通い始めた球場では、必ず中堅に背番号53がいた
 
デジカメ構えて球場に行くようになってから、左翼席方面に座る事が多いので必然的に鉄人アニキの背中を撮る事が多かったが、視線を中堅方面に向けると小柄な身体で、深く構える姿が目に付いた。
  
背番号53がいたから、中堅の守備は安心して見れた。
 
センターに打球が飛んで周囲の悲鳴の中、「大丈夫!守備範囲広いぞ!」と負けずに絶叫していた
 
 
二塁上から一気にホームに駆け込むスピードは、相手チームも含め、球場内の誰よりも早かった。
 
彼の単打も盗塁も二塁打も三塁打も刺殺も球場で見ることが出来た。
 
特に三塁打。外野スタンドからは打球の行方などぼんやりとしか判らない。一塁手が横っ飛びをして、右翼手がライン際に走っているのを見て「抜けた」と判った瞬間に大歓声、目を右翼手から内野フィールドに移動させると既に二塁ベースの手前。身体が大きく斜めに傾き、二塁ベースの端に右足が僅かにかするように踏み込まれるとそのまま二三塁間をあっという間に疾走する―――
 
正に「赤い彗星」だった
 
 
なんだか横からぶん殴られたような物凄いショックがうあーうあーと襲ってくる。
20余年来のトラキチだが、ここまで残念な引退する選手は始めてだ。もうあの守備も盗塁も走塁も見れない。来年の阪神云々より、その事が残念なんだと判った。
 
これまで、有難う御座いました。

コメントを投稿