小さな出来事、大きな足跡

小さなことを積み重ねて気が付くと自分の型ができている。取るに足りない事にも意味はある。

捨てたもんじゃない

2020-08-30 11:45:09 | 仕事

安倍首相辞意表明。ニュースはあまり見ない私でも気にはしている。アベノマスクまだ1回も使ってないけど。今年は転換期だなぁ。コロナ禍で当たり前だったライフスタイルが変わって来てるし。ソーシャルディスタンスは外食時もゆっくり食事が出来て有難いのだけど、このまま人と接する時に距離がないと無理という生活習慣が根付くと寂しい気もする。

さて、そんな中、毎日外回りを続ける私ではあるが、先週顧客名簿をどこかに置き忘れて帰ってきてしまった。今まで大きな失敗をやらかさずにやってこれた人生だったが何故今こんな事件が身に降りかかるのか!とまず衝撃を受けるが、それは個人的な話であって、とにかく見つけ出さねばならない。こういう時に限って記憶が定かでなく、置き忘れた心当たりがまるでない。

まずは駅に行き遺失物検索を依頼。次に交番で遺失物届を出して検索依頼。どちらも見当たらず。その日まわっていた都営団地までの道を辿りながら探して、団地も探してやっぱり見つからず。通りかかった住人に落とし物をした時はどうなるのかを聞くと、団地の玄関に置くか、預かってる人が張り紙をするルールだという。慌てて向かったがない。

意気消沈して駅まで戻ったら、同僚よっしーが現れてびっくり。心配して探すのを手伝うつもりで来たという。いやいや気にせず仕事してよといいつつ昼だったのでまずはランチだと店に入ったら、自分の愚痴が始まった。あ、それで来たのかと合点。

そこに上司から「今近くまで来た」と連絡が入り、今度は上司と合流。叱られながら団地を再捜索。訪問したお宅にも「忘れ物して帰りませんでしたか」と聞きにいかされる。結局出てこない。

その後会社で改めてたっぷり叱られ始末書と顛末書を書く。ボツになって家で深夜まで書き直し。翌朝は一番に出社してまた探しに出た。そして…見つかった。

団地の自治会長さんが預かっていたのである。届けに行こうと思ってたとのこと。あー良かった。上司に連絡するも繋がらずで直接帰ると上司とその上司が私以上に安心して、すぐに会長さんにお礼に向かったし、同僚達も思った以上に安心してくれてた。置き忘れに気付いて会長さんにしらせてくれた人、会長さん、みんなひっくるめて感謝です。<m(__)m>

日本人はそんなに悪くないと言われるが本当にそうだったと思える一件だった。世の中まだまだ捨てたもんじゃない。

よっしーも会社の身分証を落としたところ、数日後会社に届けてくれた人がいたとのこと。別の女性上司も個人情報のあるメモを拾ってちゃんと警察に届けたと話していた。私も善行を積んで精進しようと決意した次第。

 


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